人気blogランキングへ
*お願い お陰様でトップ維持!ポイントも回復中!! クリックお願いします。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
皆様は連休中はドコに出掛けますか?
ワタシは3,4日と木曽福島までツーリングに行きますが、その他はピストンと戯れています。
ピストンの裏側ですが、ガムテープのマスキングを貼って・・・・。
ガラスビーズのブラストで焦げ付いたオイルを除去しました。
ピストンの裏側といっても薄い肉1枚隔てた反対側は燃焼室ですから、結構な高温になります。
TCエンジンはオイルジェットにより積極的にピストンの冷却を図っていますが、ジェットがなくてもフライホイールが掻きあげたオイルで冷却しますから、焦げ付いたオイルは取り除いた方が良いでしょう。
’83年を境にリングだけでなく、アチコチの仕様が変わっています。
ピストンピンクリップの形状もエボリューションエンジンのものと同じになり、それに伴って?ピンボス部のデザイインが近代化されています。
’82以前のクリップは穴付きですから、サークリッププライヤーを使えるので作業性が良かったのですが、”標準化”されたクリップはコストダウン?
ついでに各種のピストンを”観賞”してください。
右は現在入手できるエボリューションエンジンのピストン。モリブデンコートされたのは贅沢ですが、最新のものとホボ同等のデザインと言えるでしょう。
左はワイセコのボアアップ・ハイコンプ ピストン。
純正ピストンの頂部裏側の模様は強度向上のリブというより、表面積を稼いでいるのが分かります。
ワイセコのピストンは鍛造なので、ホボ全面研磨で軽量化を目指しています。
ピンボス部のデザインの進化の過程も興味がありますね。
左はエボのワイセコピストンですが、右は?
’93年ごろ製作したスズキグース350の450キットのピストンです。
15年近く経った今見ても、そんなに古臭く感じませんね。
奥の方がエボピストンのピンです。同じボアサイズのピストンでもデザインによりピンの長さを短く軽くできます。
グースはレーシングチューンであるし、勿論ピストンストロークは短いので、1万回転以上を使いましたから、出来るだけ軽量というのが必須条件です。実際に組み込む時には、手作業で更に削り込みました。