米下院本会議は29日、中国・人民元が対ドル相場で過小評価されている分について、
相殺関税を課す内容の対中制裁法案を賛成多数(賛成348票、反対79票)で可決した。
制裁法案は、米商務省に対し中国の為替操作による通貨安政策が実質的な輸出補助金になっていないかを調べさせ、
輸出補助金と認定した場合、それに応じた関税を課す内容だ。
米国では、景気の減速感が強まっており、足元の失業率は9.6%と高水準が続く。
11月の中間選挙では、経済・失業問題が米国民の最大の関心事だ。
選挙を控えた米議員の間では、中国の為替操作で米製品の競争力が損なわれ、
米国の雇用減につながっているとして中国を批判する動きが強く、
下院の採決では、民主党だけでなく多くの共和党議員も賛成に回った。
これが中国との全面戦争との口火になるかも知れない。
中国は、尖閣諸島の問題で、多くの国に警戒感を与えてしまった。
中国は怖い国のレッテルを貼られてしまった。
日本の企業は早速、今後の対応策を始めた。
そのことが判ると、今度は逮捕した4人のフジタの社員のうち3人を解放した。
ちょっと、やり過ぎたと思ってのことだろうか?
多くの国を敵に回した今、今度こそ日本は変な融和策を得ってはならない。
今、民主党の細野が中国に言っているというが、決して、弱い態度をとるべきではない。
一つ間違うと、民主党の信頼は一気に失う。
また、自民党も、この気に乗じて民主党たたきをすると、現在の国難を利用したということで国民からきつい仕打ちを食らうことになるぞ。
今こそ、毅然と前進すべき時である。
仙谷由人官房長官は27日午前の記者会見で、
尖閣諸島(中国名:釣魚島)沖での中国漁船との衝突事故で損傷した海上保安庁巡視船について,
「原状回復を請求することになる」と述べた。
漁船衝突事故をめぐり、中国では外交手段のみならず、
軍事管理区域に侵入しビデオ撮影していたとの疑いでフジタの社員4人を拘束するなど、
さまざまな手法で日本側に攻勢をかけてきた。
日本側は25日、中国漁船の船長を処分保留のまま釈放した。
中国側は日本に対し謝罪と賠償を要求。
これに対し菅直人首相は26日、要求を受け入れる考えはないと言明。
どうも、この経緯から考えて、日本政府はゴテゴテ。
喧嘩をしているとしたら、逃げ腰の気がする。
なぜ逃げるのか?
尖閣諸島の領土意識が薄いからである。
北方領土も同じこと。
どうも、日本の政治家には全般的に領土とか他国の侵略の意識が希薄のような気がする。
それは、日本が侵略した負い目というものか?
しかし、早く目覚めなければならない。
中国国民の発言を見ていれば判る。
彼らにとっては、もはや日本は小国と蔑視が始まっている。
今までは、中国国内問題を配慮してなどと、温いことをいっていたが、そんな悠長なことを言ってはおられない。
尖閣諸島の近辺に海上保安部隊を配備せよ。
そして、二度と日本の領土に中国漁船が入らぬように監視せよ。
そうでなければ、沖縄周辺の漁民は、漁などしておれない。
一方、フジタの4人の釈放を迫れ。
国民の生命を守ることが何より肝要。
日本国民であるわれわれの意識こそ重要である。
菅直人首相は岡田克也を幹事長にアポイント。
これOK。
内閣スタッフは、小沢一郎元幹事長の影響力を排除した「脱小沢」路線。
これもOK。
首相は17日午前の辞表とりまとめの閣議で、
「歴史的政権交代から1年。菅内閣発足から3カ月。政治主導で20年の閉塞(へいそく)状況を打破し、元気な日本復活のため全力を尽くした」
と総括。
これもOK。
「(党所属国会議員の)412人全員で野球が行われる態勢をとりたいとの思いのもとに、内閣改造を決意した」
と強調した。
この話は少しいただけない。
なぜなら、小沢グループ排除とこの話は矛盾をきたす。
ハッキリ言うなら、ここ一年は脱小沢でいくとか、小沢の金の問題が解決するまで脱小沢で行くといわなければ嘘になる。
嘘をついてはいけない。
全員野球は正しい。
それで行け!。
岡田克也外相は13日昼、太平洋戦争中に日本軍の捕虜となった元米兵レスター・テニー氏ら6人と外務省で面会し、
「皆さんが非人道的扱いを受けたことに対し、日本政府を代表して心からおわびする」
と公式に謝罪した。
テニー氏らはフィリピン戦線で捕虜となり、九州の炭鉱などで強制労働をさせられた。
テニー氏は、
「われわれを働かせた日本企業は65年間沈黙を保ち、おわびの言葉もない。これは侮辱だ」、
と批判した。
この話、解せない。
戦争中の捕虜になった人は数多くいる。日本人も多く捕虜になった。それに対し、ロシアが謝罪するか?
アメリカが謝罪するか?
そんなことはまずないであろう。
でも、日本は外務大臣が直々謝罪をした。
このスタイルがいいのだろう。
世の中の多くの人は意味不明の謝罪というかもしれないが、
これこそ日本流。
みんな謝っていこう。
変わった日本人と言われても。
携帯電話を使った「090金融」を無登録で営業した上、
法定金利の最大84倍の利息を受け取ったとして、
警視庁生活経済課と長野県警は3日、出資法違反容疑などで、
東京都荒川区荒川、韓国籍で会社役員の呉相暾容疑者ら5人を逮捕した。
呉容疑者らは都内で2店舗を経営。
2008年10月から09年9月にかけ、多重債務者ら約3400人に貸し付け、
約1億7000万円の違法な利息を受け取ったとみられる。
この種の取締りが手薄と思っていた。
多重債務で苦しんでいる人が多くいる。
また、資金繰りの問題でその泥沼の中に足を踏む入れようとしている人が多くいる。
この種の悪徳業者の取締りをやる事も大事だが、
苦しんでいる人々を救う手を考えるべきだ。