一年前の3.11は横浜でも大変な地震だった。
部屋の中にいた私は、家具がバタバタ倒れる中にいた。
約2分位は続いたであろうか?
すぐにテレビを見たら、各地の地震の放送が流れていた。
どうも、東北一帯に被害が出た模様といった情報だった。
神戸地震のことを思い出した。
しかし、それからが大変だった。
津波が来るという。
それから、30分後津波がやって来た。
しかし、放送は適格にその津波をとらえていなかった。
その間、各地の被害がドンドンわかってきた。
津波の被害を知ったのは1時間後であった。
なんだ、これは!
水の威力に圧倒された。
夜の湾に火の手が上がっていた。
また、それから数日間は福島原発の危機である。
それから、一年後の昨日、この震災の一周年記念セレモニーが行われた。
全てのテレビがこの3.11に関連する報道をしていた。
これは昭和天皇崩御以来のことであった。
私は、昨日の2時46分の黙祷に感銘を抱いた。
駅や交差点にいる人々が立ち止まって黙祷していた。
中には、電車を止めて黙祷をしていた私鉄もあったそうな。
私も妻と一緒にテレビの前に起立して、黙祷した。
亡くなった人々が天国に行けますようにと祈った。
また、残された人々に祝福有らんことを祈った。
肉親を失った人々の悲しみが、いくばかりか?
家や財産を失った人々の気持ちを考えると、ただただ祈るばかりであることを感じた。
しかし、日本全国の人々が同じように黙祷してくれたことに私は感銘した。
壊れかけた日本はこの黙祷で救われることだろう。
そのように我々は気持ちを一つにし、助け合いたいと考える。