ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

白樺のある森

2020年04月04日 | 日記
毎夜のチェック通り、前日の4月2日に、ロシア全体の感染者数は771増え、計3548になったのを見届け、ゲンナリした気持ちでそのまま寝過ごしたら、4月3日の今日は601増え、4,149になりました。

間違えられてずっと支払われなかった給料がシベリアバンクに入ってきたことを確認し、学部長に報告メールを出すとそのままぼーっとしてしまい、いつもの日課も手につかずに森へ行きました。

大学裏にある白樺で埋め尽くされた森がここにきて以来の慰めで、真冬の頃からよく森の小道を歩いています。春になった今は、ちょうど雪解けの時期で、刻一刻と森の様子が変わります。昨日まであった大きな水たまりに張った濁り酒のような色の氷の表面が今日は溶けてただの濁った液体になっていたりします。世間を騒然とさせるコロナの影響なのでしょう、今日の森はほとんど人と行き交うこともなくどこまでも静かで心あらわれました。



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