ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

ロンドンの夏空

2019年07月28日 | 日記
 5月の30日に全試験が終わり、息つく暇もなく、今度は修士論文が始まって、その間には修士論文のための実験を行って、何もかもが新しくてルーティンなんてひとつもないのにそのわからないものだらけの大波が短期間に次々に押し寄せて波に呑み込まれそうでした。
学校校内で携帯を落とし冷や汗をかいたのもこの頃です。いい人たちに拾われ出てきたのですが、街中だったらそうはならなかっただろうと思いました。

 仕方がないから一食だけ息抜きと称して行きつけのアジアン料理店にトムヤンクンスープを食べに行きました。なんのためにイギリスに来たのか、自分がどこへ向かっているのか、実力以上のことが求められる世界に身を置いた自分の人生の選択に自信を失い、息も絶え絶えだったあの頃の心とは裏腹に、ピンクがかった初夏の空が美しかったのを覚えています。

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