それってさ
『謝罪の王様』公開記念とかじゃなかった?
えらい時間たっとるやん
↑ 気持ちのノリってのがあるからさ
それが 今 だったわけよ
当然のことながら
台詞も動きも
申し分なしに面白い
そして
映像もいい
ロケが
金沢と京都とあったけど
花街の風情がよく出てて
しかもその絵の分量がちょうどよくて
くどくないとこが
絶妙
阿部サダヲさんがいいのは もちろんだけど
堤真一さんが 絶品
関西弁の彼 大好きなんだけど
この無茶苦茶な話の中にいて
見事に嵌ってて
この内藤喜一郎役は彼しかいない
シリアスな役も好きだけど
こういう コメディーの彼も大好き
↑ 気が多くてかなわんな
けど たしかに 彼の出演作品は かなり観てるかもね
次は 舞台 観たいかもだね
『愛と誠』
妻夫木聡さんと武井咲さん出演
三池崇史監督作品の方
西条秀樹さんと早乙女愛さんのも見たことあるけど
それは真面目に漫画の話を周到してるのだった
でも
三池監督のはミュージカル仕立てで昭和歌謡
勘違い女の早乙女愛
危害は加えないけど ほぼストーカーの岩清水弘
ケンカはするけど 一番まともな神経の太賀誠
少年時代の誠を 加藤清史郎さんがしてて
声だけだと 意外にもハスキーなことがわかり
ちょっと おねーさん キュンとしちゃったかも
ハスキーヴォイスに弱いのだ
一青窈さんがお母様役とはびっくりだったけど
彼女の歌が一番 よかった
歌手だから当たり前と言われればそうなんだけど
やっぱ 差は歴然
大野いとさん
雰囲気はいいんだけど
歌が
セリフ回しも 相変わらず 棒読みっぽくて
『高校デビュー』の方がまだマシなセリフ回しだったように感じる
妻夫木聡さんの歌 初めて聞きました
彼が歌手でなくてホントよかった
↑ コメントせんでおくわ
ここでイチオシは
岩清水弘の斉藤工さん
『ボーイズ・ラブ』
「プリンセス・プリンセスD」
『逆転裁判』などの役からは想像もつかない
歌から 踊りから 見た目から全てが
キモさ全力疾走
一昔前なら
「君のためなら死ねる」は 口説き文句なんだろうけど
今の時代にそんなこと言ったら
コワイ
ドン引き確実だな
そうそう
誠と高原由紀がトイレに隠れて そのあと
高原由紀が歌いながら 腕の力だけでトイレを出る場面
むかーしむかしのドラマ「あなただけ見えない」を思い出した
このドラマ
オカルトっぽい場面もあって
屋根裏への梯子を上ってる最中だったかに外したのに
人が落ちないでゆっくり空中を下りてきたりするシーンあったんだよね
それと似てるな~ って
映像は
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』みたいなトーンの色の画面
三池監督のケンカシーンは ホントかっこよくて魅せられるわ
それと
一人で歌って踊るより
妻夫木聡さんや伊原剛志さんの
集団での踊りが面白かった
↑ 踊りって 盆踊りみたいに言うな
↑ ダンスって言うのとも違うような気がして
踊り が一番しっくりくるかと
観る人それぞれに ツボるとこあると思うけど
最後の方の
捕まった愛と助ける羽目になった誠と捕まえた方の由紀との掛け合いが最高
思い込みで勘違いしまくる愛
思い込みで誠の言うことに耳を貸さない由紀
二人の思い込みの激しさに言葉じゃ事態を収拾しきれない誠
いや~ 思い込みって 怖いわ
↑ 結局の感想がそれかよ