濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

メタポおやじの挑戦

2011年05月31日 | ひとりごと・・

北海道といえば、何を連想するだろう?
白樺、カニをはじめとする海産物、広大な原風景・・・

オイラの世代であれば青春時代に聴いた松山千春をはずせないし、
ドラマ「北の国から」かな!?

最近では、昨年、話題となった映画「ハナミズキ」
撮影が行われたのは釧路市内、白糠駅、そして霧多布岬などで、
いまでも多くのファンがロケ地を“巡礼”にくるらしい

そして、現在、ロケが進行中の映画がある
今年の春に廃校になった「厚岸潮見高校」を中心に、釧路・厚岸の
各所で撮影している光景をよく見る

何の撮影なのか?気になり聞いてみた
すると、「僕等がいた」という人気漫画の映画化で、北海道出身の
生田斗真という俳優が主演だという

「僕等がいた」の原作者 小畑友紀さんは釧路出身で在住の作家

そのためか、釧路・厚岸で「エキストラ募集!」のポスターをよく見る
申し訳ないが、唯一、“こち亀”は知っているけど、「僕等がいた」は
知らなかった。また、生田斗真という名前は聞いたことがある

以前、横須賀のレストランで彼のサインをみたことがあるから
「昨日、おみえになったんですよ!」「ごめん、誰なの?」
「・・・・・ご存じないんですか!?」と、絶句された記憶がある

オイラが長期滞在しているビジネスホテルのすぐ近くに“彼等”も滞在
しているらしい。しかし、街ですれちがっても気付かないと思う

だけど、折角の機会!
こうしちゃいらんねーオイラもエキストラに挑戦!
新たな生き方を模索してみっか?

目に青葉・・

2011年05月30日 | ひとりごと・・

昨日も仕事で釧路~根室間を往復
内地と変わらず、台風の影響か?こっちも霧と雨の一日だった
なにより、視界が悪いのに加え、夜間はシカの横断も度々・・・

沖もシケが続いているらしい
近海の小型船は予定を繰り上げ、全船一斉帰港!
浜は、昨夜から今朝にかけて夜通し水揚げ作業に追われている

そして、道東は、先週末から凍りついたような寒が続いている
この時期に「寒の戻り」という表現は相応しくないかもしれないが、
内地の“真冬並みの寒さ”である

ちなみに、本日、釧路の最高気温は“5℃”・・・の予報・・・

さっき、道内の交通情報を聴いていたら、先週でかけた「知床峠」、
今朝は路面凍結で通行止めだとか・・あと数日で6月だよ!6月!!

さて、昨日、釧路から根室へと向かっていて「ある異変」に気付いた
たった1日から2日の間に周りの緑が相当濃くなっていた
気のせい?目の錯覚?幻覚?一瞬、自分の目を疑うほど

しかし、道路端の“フキ”、これも一気に背丈が伸び、大きくなった
葉っぱは、車線を狭くするほどまで迫っている

どうやら、道東は、ようやく茶褐色から緑へと衣替えの最中らしい

兎にも角にも濃い

2011年05月29日 | ひとりごと・・

北海道の道東にきて約20日が経つ
都会暮らしに慣れ過ぎ、初めはなんとなく物足りなく感じることが多かった
しかし、ふり返ってみると、なんとも贅沢な日々を過ごしている

食は地の「魚」が中心
都会では味わえない鮮度、当たり前だけど、とにかく活きがいい
そして、どれも脂がのって、それぞれがもつ旨みを味わうことができる

また、乳製品もすべてが“ギューッ”と旨みが濃縮された感があり、
とにかく贅沢すぎるほど濃厚名もが多い

仕事で世話になっている人々のキャラもハンパじゃないほど濃い!
港は港でも、オイラがいる港湾と漁港では180度、雰囲気が違う
しかし、同じ人間だ。気を許せばトコトン面倒を見てくれる

そして、夕陽
横浜の夕陽も好きだ。しかし、遮るものが何もない自然のなかの夕陽
これほど濃いものはないと思う

霧の厚岸港

2011年05月29日 | ひとりごと・・

向こうにフソトクリームを横にしたように見えるのは、「雲」ではない
「霧(キリ)」の塊

海上で発生した霧は、時として塊になり、陸(おか)に押し寄せる
車を運転していても、その塊に遭遇すると“ドスン”という衝撃を受ける
春から夏にかけて、北海道の沿岸部はこの霧が度々発生する

その霧の向こうに満月のように見えるのは日没前の太陽
こういう幻想的な風景を見れるのが出張の醍醐味かも!?


ハマのかーさん

2011年05月29日 | ひとりごと・・

リヤカーを引く女性たち、その大半は船主や漁師の親戚が多いらしい
身内が総出で水揚げに対応する
年齢も様々、10代から60代と思われる人たちもちらほら

なかには今時のおねーちゃんもいるが、仕事が始まれば形相が一変!
先輩女性たちと同じく、浜の女の顔になる

これまで、釧路、厚岸、そして、根室の各漁港を見てきた
どの港も女性軍の活躍は目を見張るものがあるが、さけ・ます漁船の帰港が
一番多い、根室(花咲)の女性たちが一番!輝いて見えた

ハマの働き者

2011年05月29日 | ひとりごと・・

街場に対して、漁港がある一帯をハマ(浜)という
同じ地域でも街と浜では時間の流れがまったく違うわけで、
浜は漁の水揚げ時間が基本であり、昼夜に関係なく、
漁船の帰港・水揚げ時間にあわせ、これに関わる大勢の人々が
一斉に動き出す

厳寒の海で、男たちが(漁師)命懸けで漁をしてくる
これを支えるのが女性であり、陸(おか)に揚がった魚は、
岸壁での選別、市場までの搬入、箱詰めなど、すべて女性たちの
手で行われる

それが深夜であろうと、早朝であろうと・・
水揚げが一段落すると家事をして、それから加工や輸入ウニなどの
選別だったり、と、休む間もなく働き続ける

道東は、5月から7月末までは「サケ・マス漁」の最盛期を迎え、
この3ヶ月間は色とりどりの合羽を着た女性たちが浜をより一層
活気づけてくれる

水揚げされた100キロをこえる漁獲物を積んだリヤカーを軽快にひき、
市場との間を何十往復もする

それは、老いも若きも関係なく、想像を超える猛スピードで!

夕暮れの花咲港

2011年05月27日 | ひとりごと・・

道東の根室や釧路は北洋漁業で栄えた街である
特に、根室には根室・歯舞・花咲・落石などの漁協が点在しており、
ちょうど、先々週からサケ・マスの水揚げが始まり、漁業市場にも
活気がでてきた

通常、水揚げは夕方から始まり、翌朝のセリに間に合うように夜通し
かけて行われる

このところ、帰港する漁船が複数になる場合が多く、する数百人の関係者が
色とりどりの合羽を着て市場を往来するわけで、オイラにはそれが祭りの
半纏と重なり、なんだかワクワクするものがある

さて、内地(本州)では聴き慣れないかもしれないが、北洋漁業とは、
日本の漁船がオホーツク海・ベーリング海からアラスカ湾を含む
北太平洋北部で操業する漁業のこと

大正期ころからカニ工船漁業,サケ・マス沖取り漁業が盛んになり、
これらに千島、樺太、などの沿岸漁業も含めて「北洋漁業」と総称する

日本の代表的な水産会社である日魯漁業(のちのニチロ)、日本水産、
そして、大洋漁業(のちのマルハ)などの基盤は、この北洋漁業で
築かれたといっても過言ではない

しかし、長期間の労働は厳しく、閉ざされた漁船内では船長・漁労長・
会社の監督連中による一般労働者への虐待が頻発、これに対する労働争議も
しばしば発生した

その苛酷さは想像を絶するものであり、小林多喜二が博愛丸で発生した
争議を題材にした「蟹工船」で知ることができる

1992年以降、日本の漁船団はロシア連邦200海里内の限定された
地域でのみの操業となっているが、漁船の規模や漁法などで規制強化が
図られ、操業条件は年々厳しくなっている

現在、オイラはこの漁業に関わるミッションで道東にきているわけで、
前回のミッションから約10数年経っているが、夜中でも浜は昼間以上の
活気に溢れ、のぼせ(博多の言葉で祭りバカ)にとってはたまらない!

日本で一番!

2011年05月26日 | ひとりごと・・

最東端の街、根室
細長く突きだした半島が太平洋とオホーツク海を分ける街でもある
そして、日本で一番早く夜が明け、日が暮れる街

夕方、それまでの霧が消え、美しい夕日を見ることができた
時間に余裕があれば沈むまで見ていたかったなア~~
明日、天気が良ければ・・・再チャレンジすっか!

エゾシカ

2011年05月26日 | ひとりごと・・

道東を車で走っていれば、内地の犬や猫なみに簡単に見ることができる
困るのはこいつらが道路を横断すること

交通ルールなんか理解していないので、常に信号無視!
特に、夜間は集団で信号無視を繰り返すので神経を集中して走行しなくては
ならない

国道44号線(釧路~根室)だけで、年間500件あまりの衝突事故があり、
シカも不幸だが、ぶつけた車の大半は壊れて使い物にならなくなるらしい

北の国から 2011

2011年05月26日 | ひとりごと・・

昨日(25日)の知床峠
根室から羅臼を経て、知床峠を越えてウトロ、そして斜里まで
ドライブしてきた

峠の路面はきれいに除雪されているけど、あたりはこのとおり!
まもなく6月だというのに・・

こうしてみれば桜が咲いた根室は早春
知床はまだまだ冬景色

北の国から 2002 遺言

2011年05月26日 | ひとりごと・・

ここは世界遺産に登録された知床の羅臼(ラウス)
羅臼の「道の駅」の端っこでこの標識を見つけた

ドラマの舞台は富良野
しかし、道東の根室をはじめ、知床でも撮影が行われ、
その名場面!といわれる場所にはこうした看板があり、
観光名所にもなっているらしい

オイラもこのドラマが好きでよく見ていた
しかし、どの場面なのか?

道東で花見

2011年05月26日 | ひとりごと・・

根室のサクラは7~8分咲き
今日も好天に恵まれ、根室にしちゃ気温もやや高め
今週末ぐらいに今年○回目の!?“花見”ができそう!!

このサクラ
画像から「北の大地のサクラ」っていう雰囲気が伝わりますか?

根室から標津(しべつ)に向かう途中
釧路湿原と同じ、ラムサール条約登録の湿地「風連湖」の“奥行”で
見つけたチシマサクラの古木

ごつごつとした樹皮
年月を重ねるごとに苔も生え、強い風雪で変形、それが絵になるんです


まもなく6月
しかし、日が暮れれば暖房を入れ、外を歩けば吐く息が白くなり・・
自動販売機の半分はいまだ「HOT]

そんな道東にしばらくやっかいになります・・・




北海道はでっかいぞっ~!?

2011年05月26日 | ひとりごと・・

東京の隅田川、また、横浜の大岡川の堤には桜並木があり、
その時期になると人でさえ、一方通行で規制されるほどの
賑わいをみせる

しかし、北海道の道東では、厚岸の「子野日公園」のように
桜が群生しているのは稀なことであり、どちらかというと
原生林のなかにポツンと桜(千島サクラ)があることが多い

釧路から根室へと向かう途中、時間に余裕があったので、
根室の手前に位置する厚床(あっとこ)から国道244号線で
野付の手前までいってみた

その道中、湿原や牧場のど真ん中に、ポツン・ポツンと、
サクラの巨木をいくつか見ることができる

それは、その地のランドマーク的な存在感を漂わせ、
カッコよく言えば「一幅の絵」になる

これこそ、長期出張でしか味わうことができない醍醐味!
さて、こんどは何処へでかけようか!?