終わらないエボラのお話。先日もこちらの記事で「終息と思ったら再発」の巻をお送りしたところ↓↓
続・終わらないエボラのお話~今度はギニアで再発事例
そしてこのギニアの再発エボラ感染は、30日、7人目の死者を数えるに至った、と保健省の国家エボラ対策調整局が発表した。
実はその前日の29日、世界保健機関(OMS/WHO)は、西アフリカのエボラウィルス蔓延が、もはや2014年8月以来発出を続けてきた . . . 本文を読む
日本を発つ前、家を整理していたら、もう10年、15年以上も前に購入したフランス語の参考書がたくさん出てきた。今読んでも実に勉強になる本がたくさんあることに気づかされる。そして特に興味深かったものを再び手に取ってみよう、と思いついた。
そんな中、目を引いたのが『初学者も専門家も 〇〇じゃフランス語はわからない』シリーズ。いろいろなテーマの本が出ており、ンボテもかつてこの本を読み物として活用させてい . . . 本文を読む
こちらに来てから毎日、東京からの要人ミッションやこちらの大きなイベント、前任との引き継ぎとか、関係者の離任とか、年度末のシメとか、いろいろバタバタしてましたが、このPâques(イースター)の連休でようやく新居に入居。仕事の合間に引越し、片付けをいったん完了。新しい生活の基地ができました。
新しいわが家はアビジャンの中心街、プラトーにほど近いココディ地区、東京で言えば目黒区、大田区あたりでしょ . . . 本文を読む
テロから一週間後の海岸の保養地、グランバッサン。コートジボワールのアーチスト達が集まり、「テロにnon」を突きつけるメッセージソングをプロデュースした。
動画はこちら(You Tube)↓
♪コートジボワール、僕達はたじろがない。ジハーディスト、ちっとも怖くもない・・・。コレクティブ・バッサン("Collectif Bassam")と名付けられたチーム。アブ・ニダル、ランファン・シロ、 . . . 本文を読む
きょうは3月20日に行われた3つの大統領選挙と一つの国民投票、その結果の趨勢が判明した。当地24日朝の段階の情報をもとに、まとめて速報を。
(選挙の背景などはこちらから↓)
【号外】三つの大統領選挙・プラス1~ベナン、ニジェール、コンゴ共和国+セネガル
まずはベナン。すでにツイッター、フェースブックでは記事をアップしたが、パトリスタロン候補が65,39 %の得票で当選となった。対する現職首相の . . . 本文を読む
いろいろ話題が割り込んで、アップが遅れてしまったこの話題。
西アフリカ三ヶ国を中心にアウトブレイクを続けたエボラウィルス。2015年に下火となってから、完全撲滅まであと少し・・・というところで、ずるずる新規症例の発生ががつづいてきた。
そんな中、3月17日、世界保健機関(WHO)は、シエラレオネにおける再終息ふまえ、これをもって西アフリカ三ヶ国におけるエボラ連鎖が絶たれたと見られる、と宣言し . . . 本文を読む
コートジボワール、グランバッサン襲撃事件から冷めやらぬ3月21日、再びマリの首都、バマコで襲撃事件が発生した。この事件について外電情報などが伝える経緯と背景をふまえ、当地時間22日朝の段階での情報をもとに、私見とともにまとめてみた。
(パマコ市内に展開する国連ミッション)
事件は同日夕刻18:33、首都バマコの中心部ACI2000地区に位置するホテル・アザライ・ノール・シュッドで発生。カ . . . 本文を読む
現地時間13日に発生したコートジボワールの保養地、グランバッサン襲撃事件。16日、仏紙リベラシオンはAFP通信発の情報として、とても重要な分析を載せている。今後のサヘル地域におけるテロの動向を観察する上で大変重要な分析を含んでいると思われるので、前回から2回に分けて要旨シェアさせていただいている。
前回記事をまだご覧でない方はこちらからどうぞ↓
【続報】コートジボワール、グランバッサン襲撃事件を . . . 本文を読む
現地時間13日に発生したコートジボワールの保養地、グランバッサン襲撃事件。経緯と背景情報について、すでにこのブログでも紹介させていただいた。
コートジボワール、グランバッサン襲撃テロを振り返る
この事件に関し、外電メディアはとても重要な分析を載せ初めている。ここでは仏紙リベラシオンが16日、AFP通信発の情報として載せた記事を見てみよう。
なお、関係筋の情報によると、本日21日発売の'Jeu . . . 本文を読む
きょう3月20日は三つの国の大統領選挙が重なる特異日となった。
三つの国とはベナン、ニジェール、コンゴ共和国。今年、18カ国の大統領選挙が予定されている中で、同じ日に三つとはあまりに多い。そしてさらにもうひとつ、注目の投票も行われる。
(参考記事)
完全保存版!2016年アフリカ大統領選挙カレンダー~アフリカの選挙事情
さてそれぞれの選挙の最新事情について。
まずベナン。前夜情報と . . . 本文を読む
新しい任地に到着した。それは、あまりにも順当な予測どおりだが、、、
コートジボワール共和国、アビジャンである。
アフリカのパリ、西アフリカのニューヨーク。はたまた仏語圏アフリカの経済首都。年率10%に迫る成長。世界一の生産を誇るカカオやカシューナッツ。加熱するアグロインダストリーへの投資。いろいろな形容詞はこの国のポテンシャルと魅力を表現する。
他方、フランスの影響、Françafriq . . . 本文を読む
きのうの記事でアップしたとおり、ふたたびアフリカに赴任することとなりました。
いってきます!~ンボテ、アフリカに赴任するの巻
急なお話でもあり、関係の皆さまには十分なご挨拶をすることもできませんでした。ご無礼をお許しください。
そんな中でも、幸いにもお会いできたみなさまには、あついお言葉をいただきました。感謝です。あまり写真は撮れませんでしたが、、、。
飛び込みでお別れの杯を。
握手。 . . . 本文を読む
いよいよこの時がきました。三たびアフリカに赴任することになりました。
前回のアフリカ駐在からは6年9ヶ月。少し日本に長くいすぎてしまいました。ようやく里帰りを果たします。
この間、みなさまには大変お世話になりました。
ンボテにとってアフリカでの駐在は3度目、3カ国目となります。これから何が起きるのか、どんなアドレナリンが出る毎日がやってくるのか。そしてどんな困難が待ち受けているのか。とてもワ . . . 本文を読む
やはりこの話題に触れないわけにはいかないだろう。
3月13日(日)12時半頃、コートジボワールの保養地で、ビーチ及び三つのホテルを舞台に、イスラム武装勢力による襲撃テロ事件が発生。18名が死亡(うち15名が一般人)、33名が負傷した。この事件を振り返ってみたい。
(事件の経緯)
事件現場はコートジボワールの経済首都、アビジャンから東方約40キロに位置する海岸の保養地、グランバッサン。外国人も . . . 本文を読む
マリ北部出身で、サヘル音楽の巨匠であるアリ・ファルカ・トゥーレ。マリのバマコで8日、同氏を追悼する像の除幕式が、彼にゆかりのある著名人、文化大臣などの臨席にもと開催された。そんなニュースに触れた。
この日はトゥーレが67歳で没した2006年3月7日から10年を経たその日であった。そしてトゥーレ像が設けられた広場と、そこに通じる道にはアリ・ファルカ・トゥーレの名前が冠された。
国立博物館では彼の . . . 本文を読む