昨日(27日)はオペラシティーリサイタルホールで丹波明さんの Concert Portriatを聞いた。
丹波さんはこの前から日本に滞在中である。来年3月に東京でカルテットの新作を弾くことになっている。
昨日コンサート前にその楽譜を頂いた。
コンサートは「邦楽聖(ひじり)会」の演奏で全て邦楽器のための連作"Interférance" の
1、4、7、8、9番。全て「聖会」の委嘱作品。1番の1980年作から、9番の新作初演曲まで。
聞きながら、自分がこれから書かなければいけない曲の事が頭にだぶってきてたいへん刺激になる。
特に7番(3本の尺八)と9番(尺八と三味線)は大変刺激的な素晴らしい曲に思えた。
他の3曲もそれに劣らずと言いたいが、1番(尺八、琴、三味線)はなんとなく模索、逡巡が感じられる曲だった。
聞きながら、尺八と三味線は何とか書けそうな気がして来る。
三味線は特に弦楽器、音域もチェロに近いのでわかりやすい。
琴はその点、弦の数が多く、様々な可能性が高い楽器でかなり勉強しないと書けそうにない。
昨日の演奏でもそういう工夫が凝らされた部分が多かった。
現代の邦楽演奏家は大抵の方が西洋音楽記譜法で読み書きなさるのでその点では全く問題がないと
丹波さんもおっしゃっていた。
それのみならず、ああしたらどうか、こうした方がいいんじゃないかと、並の西洋音楽家(?)
なんかよりずっと意欲的だとおっしゃっていた。
5人の奏者はどなたも大変素晴らしかった。音が素晴らしい。
特に琴の後藤すみ子氏は経歴を見ると1954年芸大卒と言うから、僕の生まれた翌年の卒業という
ことでご高齢であるが、確たる演奏姿勢に感銘を受けた。
丹波さんはこの前から日本に滞在中である。来年3月に東京でカルテットの新作を弾くことになっている。
昨日コンサート前にその楽譜を頂いた。
コンサートは「邦楽聖(ひじり)会」の演奏で全て邦楽器のための連作"Interférance" の
1、4、7、8、9番。全て「聖会」の委嘱作品。1番の1980年作から、9番の新作初演曲まで。
聞きながら、自分がこれから書かなければいけない曲の事が頭にだぶってきてたいへん刺激になる。
特に7番(3本の尺八)と9番(尺八と三味線)は大変刺激的な素晴らしい曲に思えた。
他の3曲もそれに劣らずと言いたいが、1番(尺八、琴、三味線)はなんとなく模索、逡巡が感じられる曲だった。
聞きながら、尺八と三味線は何とか書けそうな気がして来る。
三味線は特に弦楽器、音域もチェロに近いのでわかりやすい。
琴はその点、弦の数が多く、様々な可能性が高い楽器でかなり勉強しないと書けそうにない。
昨日の演奏でもそういう工夫が凝らされた部分が多かった。
現代の邦楽演奏家は大抵の方が西洋音楽記譜法で読み書きなさるのでその点では全く問題がないと
丹波さんもおっしゃっていた。
それのみならず、ああしたらどうか、こうした方がいいんじゃないかと、並の西洋音楽家(?)
なんかよりずっと意欲的だとおっしゃっていた。
5人の奏者はどなたも大変素晴らしかった。音が素晴らしい。
特に琴の後藤すみ子氏は経歴を見ると1954年芸大卒と言うから、僕の生まれた翌年の卒業という
ことでご高齢であるが、確たる演奏姿勢に感銘を受けた。