"Memoire d'un paysage"
という題名に決定してクラリネットとピアノの曲を完成したのは、
数週間前だった。
友人のジャン・ミッシェル ベルテリに捧げた。
彼はこの夏ヤマハの招聘で日本に行く。
機会があったら浜松でも演奏したいといっている。
彼が作曲の依頼をしてくれた時の意向は、
日本的な、しかしはっきりと日本的な音ではなく、
微かにそれが感じられるくらいでとの注文から、
5音音階のテーマを使って書いた、架空の日本民謡のようなものだ。
以前にも書いたかもしれないが、5音音階は世界的に見ても
ほとんど大半の自然発生的な音楽はこれである。
日本や中国の専売特許では決して無いのだ。
しかし、こういう音楽はバルトークやラヴェルのような
天才はともかく、陳腐にならずに書くのは凡人にはなかなかしんどいものだ。
でも、無謀にも試みてみた。
題名は、微かに(結構はっきり?)聞こえるペンタトニック(5音音階)が、
故郷日本の風景を思わせるかな、、、、というくらいの意味。
この夏日本でベルテッリ氏とフロレスタンカルテットで共演する為に、
弦とクラリネットのために書き直した。
ピアノ版は内部奏法などいろいろ工夫してみたが、(これも彼の意向だが)
それを弦に翻訳するのはなかなか手間がかかった。
ピアノ版とはまた違った感じの部分も出てきたが、
それは自作曲なので、誰にも遠慮がいらないのがいい。
さてどんな音がするか。
広島は8月3日。奈良8月4日。
プログラムはその他、上野眞樹君の独奏でテレマンの「ファンタジー」、
モーツァルト クラリネット五重奏曲とベートーヴェンの14番四重奏曲。
という題名に決定してクラリネットとピアノの曲を完成したのは、
数週間前だった。
友人のジャン・ミッシェル ベルテリに捧げた。
彼はこの夏ヤマハの招聘で日本に行く。
機会があったら浜松でも演奏したいといっている。
彼が作曲の依頼をしてくれた時の意向は、
日本的な、しかしはっきりと日本的な音ではなく、
微かにそれが感じられるくらいでとの注文から、
5音音階のテーマを使って書いた、架空の日本民謡のようなものだ。
以前にも書いたかもしれないが、5音音階は世界的に見ても
ほとんど大半の自然発生的な音楽はこれである。
日本や中国の専売特許では決して無いのだ。
しかし、こういう音楽はバルトークやラヴェルのような
天才はともかく、陳腐にならずに書くのは凡人にはなかなかしんどいものだ。
でも、無謀にも試みてみた。
題名は、微かに(結構はっきり?)聞こえるペンタトニック(5音音階)が、
故郷日本の風景を思わせるかな、、、、というくらいの意味。
この夏日本でベルテッリ氏とフロレスタンカルテットで共演する為に、
弦とクラリネットのために書き直した。
ピアノ版は内部奏法などいろいろ工夫してみたが、(これも彼の意向だが)
それを弦に翻訳するのはなかなか手間がかかった。
ピアノ版とはまた違った感じの部分も出てきたが、
それは自作曲なので、誰にも遠慮がいらないのがいい。
さてどんな音がするか。
広島は8月3日。奈良8月4日。
プログラムはその他、上野眞樹君の独奏でテレマンの「ファンタジー」、
モーツァルト クラリネット五重奏曲とベートーヴェンの14番四重奏曲。