公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

大阪府公立義務教育諸学校事務職no43(2016.10.22)

2016-12-06 08:37:00 | 規則(数列)
数列6、14、22、30、38、・・・について、第30項の数と第70項の数の和として正しいのはどれか。 ①496②596③696④796⑤896                       この数列は、単に、8ずつ増えていく等差数列です。等差数列の一般項は、本問の場合は、初項=6、公差=8で、第30項は、nに30を代入して、第70項は、nに70を代入して、よって、その和は、238+558=796。正解は肢④です。                    次に、等差数列の公式を使わずにやってみます。第1項が6、第2項が14、第3項が22、第4項が30、第5項が38。                    実は、等差数列の場合は、必ず、次のような規則があるのです。第1項の「1」という数字に、公差の8を掛けると、「8」になります。そこから、2をひけば、「6」になります。第2項の「2」という数字に、公差の8を掛けると、「16」になります。そこから2を引けば「14」になります。第3項から先も、すべて同様です。だから、第30項は、30×8-2=238で、第70項は、70×8-2=558です。                   (項の番号)×(公差)に、いくつかを足すか引くかをすれば、その項が分かります。ただし、これは等差数列のときだけです。PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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