凧場で偶然、平田町(なめだちょう)の陣屋を見つけました。特にこの扇の凧印を見ると胸が熱くなります。前にも書きましたが、これは琉球王妃が江戸上りの使者に託したものです。江戸上りとは江戸時代に将軍が変わるたびに琉球使節が江戸を訪れた使者のこと。江戸に向かう途中、浜松で亡くなった使者が王妃から託された扇子がこの凧印になっています。平田の人々はその遺体を丁寧に葬ったそうです。
こんなところに私の大好きな沖縄と浜松とのつながりあると思うと、毎年、浜松の人々に感謝の念がたえません。小さな出来事ですが、浜松と沖縄がもっともっとつながってほしいと思います。
さてそんな私の気持ちを知ってか、知らぬか、平田町の凧は昨日も高く空に泳いでいたのでした。万歳!万歳!と勝手に心の中で叫んでみました。
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