なんだか今日のブログのタイトルを入力してみて、師走のブログのタイトルのようだな、と思いつつ事実なのでそのままにした。今年もお世話になったのは、バリの朝食で食べる「クリーム・ボール」である。このパンについては、すでに2009年1月3日のブログに書いているのだが、あいかわらず、私は今なお、このパンをバリで食べ続けている。ちなみに2009年1月に5,000ルピアだった5個入りのクリームボールは今、6,000ルピアに値上がりした。ちなみに過去の日記を読んでい見ると、2007年には4,000ルピアだった。
今回、1ヶ月の滞在中、25日間はこのパンを毎朝2個食べたと記憶する。ただしチープなパンなので、クリームとチョコはパンの中心部分にしかついておらず、周囲は「素のパン」なので、その部分は、数日前に書いた下宿の犬(セピアという名前だった)に分け与えた。犬がどこかに行って不在のときは、甘いコーヒーに浸して食べた。
自分でも、どうしてこんなに食べ物に頓着しないのか不思議である。あるいは、毎日同じものを食べるというストイックな行為に執着しているだけかもしれない。バリの一人の朝食は常にこでなくてはならないのだ。考えてみれば、私の日本の朝食もほとんど変わらない。毎日、6枚切りの食パンを焼き、バターもマーガリンも塗らずに、ハムを一枚のせて(時々、チーズものせる)食べるという繰り返しである。バリはクリームボール、日本はハムパン。なぜだか理由はわからないが、そうしなければならないのだ。すでに慣習的行為化してしまっている。
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