ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

投稿紹介~みんなの成功体験、充足体験なら、誰でも、いくつになっても手に入れることが出来る。~

2010-04-03 21:53:16 | 路上の声~教育・家庭~
みんなの成功体験、充足体験なら、誰でも、いくつになっても手に入れることが出来る。

3月28日のなんで屋劇場では、「闘争過程で求められる能力は、どのように形成されてゆくのか」というテーマで扱われた。

そこでは、

乳幼児期には母親との親和・スキンシップを通じて対人関係におけるアンテナが形成される。

学童期には遊びを通じて仲間との関係形成力、集団指導力、白紙からみんなでなにかを生み出すという創造力の原点部分が作り出される。ただし、一般的には我の強いものが餓鬼大将になるというような傾向もあり、学童期につくられたリーダーシップだけでは、思春期、青年期において通用する共認形成力が不十分であるともいえる。

特に思春期になると、性の引力という全く異なる引力が登場してくるため、この思春期に固有な難問をどう乗り越えるという課題も登場してくる。

このようにして、仲間関係、男女関係における共認形成力の土台が思春期までにつくられるとはいえ、社会空間における共認形成力が実際に構築されるのは、実際に社会空間の圧力を受けて動き出す青年期においてである。具体的には企業や社会運動組織における組織指導体験あるいは企業間競争の勝利体験というものを通じてである。

という基本的な能力形成段階についての見方が示された。

しかし、このような見方を受けて、

では、乳幼児期においてスキンシップ不足ゆえに対人関係のアンテナが形成されなかった人間はどうなるのか?

もはやゲーム遊びオンリーで集団遊びを喪失した若者たちはどうなるのか?

生まれたときには社会運動は形骸化し、起業といっても資金力もなく、勝利体験、成功体験の希薄な中高年はどうするのか?

という疑問は当然沸いてくる。特に劇場後のサロンで感じたのは、勉強より遊びといわれても、勉強を強制させられて、遊ぶことを許されなかった、私たちはどうやり直せばいいのか、という若者の声であった。

そこで、では、受験勉強を終えて、大学で何をしてきたのか?を聞いた。すると、そこでの若者の回答は、サークル活動であり、農業ボランティアであり、という答えであった。

私は「そうやって、今の大学生は、子供時代に手に入れられなかった遊び空間、遊び仲間を取り戻そうとしているんじゃないのかな。」と答えた。そして私自身、運動能力に劣り、遊び空間ではずーっとびりっけつだったけれども、大学のボランティアサークルにおいて、リーダー的な役割を得る機会があり、それ故に、なんとか、今があるということに思い至った。そして「なんで屋では、スキンシップ不足やいじめ体験ですら乗り超えていける。それはみんなの成功体験ならいくらでもあるし、みんな発の空間では誰も自分の成功体験をひとりじめしようとはしない。だから、誰でも、いくつになっても、成功体験、充足体験を手に入れることはできるんだよ。つまり、幼児に戻っての親和充足体験のやり直しはできる。そして同じように、仲間との充足体験だってやり直すことが出来るんだ。

という話をした。

そして、同じ構造において、中高年が青年期に体験することのできなかった社会空間における成功体験を積みなおすことも、不可能ではないと思った。世間には、学生運動の挫折から、社会運動に対する不可能視をはらむ中高年は多い。しかし、時代状況は大きく変わった。もはや若者たちは社会の役に立つための仕事を明確に求めている。彼らの期待に応えていくことで、いくらでも成功体験、充足体験を手に入れることはできる。そして、そのためのみんなの成功体験も、るいネットにはすでにたくさん、蓄積されている。

時代は転換した。今や、

みんな発であれば成功体験、充足体験も、誰でも、いくつになっても手に入れることが出来るのだ。

この確信を持って、若者たちといっしょに時代を切り開いていこうではないか。中高年世代よ、奮起せよ、だ。

実は3月28日に丁度、45歳を向かえ、アラフィフ世代となった私にとって、今日の若者との会話は最大のプレゼントとなった。異世代の交流の場であるなんで屋劇場に感謝である。
(以上、引用終わり)


幼少期や学生時代に、成功体験や充足体験がなかったと思っている人たちにとって、とても心強い言葉ですね。

「いくつになってもいくらでも手に入れることができる」のは事実。そのためには、旧い観念にしがみついたり否定視してしまう自分を早く捨て去って、周りのみんなに向かっていきましょう!いつも意識することは

どうすれば周りが充足するか

です。これを常に意識することを心がけていきましょう!

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2 コメント

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Unknown (時計ワニ)
2010-04-13 19:27:53
変わるには、実は年齢は大きく関係なくって、
“みんな発”になれさえすれば、みんなの役に立てる

これって、すごいです

誰にでも同じ普遍的な軸があるって、すごいこと
みんなで期待掛け合えそうで、いいですね
Unknown (あいあい)
2010-04-13 19:31:45
>みんな発であれば成功体験、充足体験も、誰でも、いくつになっても手に入れることが出来るのだ。

この言葉は、みんなに可能性と元気を与えてくれますね

ありがとうございます