学力低下をどうする?!
■学力低下とはどんな現象?
漢字書けない 字汚い 語彙少ない 日本語になってない 人の話し聞き取れない
読む人意識してない 言いたいことを伝えられない
⇒【言語】能力≒【観念】能力衰退
日本語 ↑
【同化】能力衰退
■なんで? 【江戸】>【明治】>【戦後】>ゆとり教育
黒船 →【市場】拡大の歴史
○分り易さ : 活字⇒【映像】刺激 ⇒【思考】停止
○個人主義 : 【自分】が原点 ⇒ 同化不能
■どうする?!⇒同化対象と圧力が必要
◎【周り】が原点⇒【期待】圧力
∥ ∥
同化対象 ∨ ◎自ら頭を使って 【答え】を出す!
∥
∨
【なんで】思考
■構成
第一段落:学力低下問題の本質とは何なのか?
⇒観念機能、共認機能の衰退=人類にとって危機的な現象。
第二段階:いつから?なんで衰退した?
⇒明治以降の市場化の中で衰退した歴史と構造を提示。
第三段階:どうする?
⇒新たな同化対象と私権に変わる新たな圧力となんで思考の有効性提示。
■展開のポイント
まず、学力低下現象を上げてもらい、それが言語能力≒観念能力及び、同化能力(共認機能)の衰退現象という人類にとって重大な危機であることを固定。
⇒ここでいかに問題の重大さを固定できるかが重要。
次に、学力低下はゆとり教育以前に江戸から明治に転換したころに始まり、戦後さらに加速した歴史事実を提示。
⇒大抵の人はゆとり教育犯人説。実はもっと古いという気付きを与える。
そして、明治以降の時代とは市場拡大の歴史であり、その中で進行した「活字から映像→思考停止」(観念能力衰退)と、個人主義=自分が原点→同化能力衰退の構造を提示。
⇒テレビ脳やゲーム脳で映像の危険性を示すと共に、「分かり易さ」を良しとする意識の転換を促す。
⇒また、近代化とは実は能力衰退の歴史であるという認識転換。
どうする?新たな同化対象である周り(相手、みんな、社会)の期待圧力(仲間圧力)が、頭を使い、同化能力を鍛えていく上で必要。
そして、みんなが期待する答えを出すために、自ら追求してゆくことが必要。
⇒大抵の親は学校や先生の任せて傍観者。親自身が日々追求して答えを出す努力をせずして子供達の同化対象にはなれないことを認識させる。
⇒最後は「なんで思考」の提示から、みんなでなんで思考を鍛えながら答えを出しているなんで屋を紹介し、一緒に勉強期待を掛ける。
江戸の昔、子どもたちは往来物や論語を反復音読し暗唱したといいます。それは直ぐに役に立たなくても大人になって初めて役に立つことが実感できたといいます。いまはその様な教科書はありません。これからの時代にあった教科書を作り上げていければと思っています。
このお題は以下のサイトで追求してます
若者ほど社会収束しているだけに、複雑な社会を捉えるためにも勉強は必要。
そんなイケテル若者達に可能性を示すお題として、路上で展開してみたいと思いました!
最初の山場は観念能力衰退のところでした。
観念能力とは、人類だけが持つ能力。人が人たる所以のもの。それが衰退するって事は人でなくなるくらいのこと。空気を読めといわれて落ち込んでいるよりも、お互いにきちんと観念能力を使ってやり取りをすることなのかなと思います。
次の彼の関心事は子どもをどうやる気にさせるでした。
・子どもは大人を同化対象としている。大人(先生・親)が答えを示さない限り(生徒・子ども)の同化対象になれない。『場』と『答え』が重要。
・私権圧力から同類圧力へ圧力構造は変化している。
仲間収束に導かれた同類圧力が外圧になっている。
仲間同士の教え合いや同じ学校を受験することが、子どもたちのやる気につながる。
社会現象としての学力低下をどうするという現代版《学問のすすめ》と子どものやる気を出すにはどうするという2つ(両面?)の展開の方向があるのだと思います。
これはかなりの気づきです!
より気付きが深まるよう顔晴ります