いつもありがとうございます!
ウチの子どもが通っている小学校では、この春、6人の先生が辞めちゃったそうです。定年退職であればわかりますが、定年じゃないらしいです。聞けば、そのうち2人の先生は保護者の間で非常に評判が悪かったそうで、『辞めさせられた?』可能性もあるといいます。
そこで、学校の先生の退職について少し調べてみると、最近、定年前の退職者が急増しているようですね。
【兵庫県の事例】
兵庫県内の公立小学校で今月末、定年前に早期退職(勧奨退職)する教職員が三百九十人に上る見込みで、十年前の四倍以上になることが二十日、兵庫県教委のまとめで分かった。中学や高校などがほぼ横ばいの中で、小学校だけが急増。県教委は「クラス担任制の小学校で、多忙化や保護者対応などに限界を感じる教員も増えているのではないか」と推測している。
早期退職は五十歳以上が対象。小学校教職員の早期退職者数は、一九九七年度の九十四人から、二〇〇二年度には二百三十六人と急増。〇五年度には三百人を突破した。〇七年度は前年度よりさらに五十三人増え、県教委が予測した数を七十人以上上回ったという。
同時期の早期退職者は、中学校が三十一-八十九人、高校が二十五-六十七人などと、小幅の増減しかなく、小学校の急増ぶりが際立っている。
【神奈川県の事例】
六十歳の定年を前にして勧奨退職で学校現場を去る教員が定年退職者を上回る”逆転”現象が、県内の公立小中学校で起きている。教育関係者は原因について「のしかかる負担に耐えきれずに辞める教員が増えている」との見方を強めている。二〇〇六年度までの直近五年間でこの傾向は続いており、疲弊する教育現場の一端が垣間見える。
県教育委員会教職員課によると、勧奨退職者の主な対象は、五十歳以上(〇四年度までは四十五歳以上)で勤続二十五年以上の教員。「後進に道を譲り、退職後の『第二の人生』のスタートを切りやすいように」(同課)という名目で募っており、定年退職よりも退職金が優遇される。ただ、生涯賃金では勧奨退職の方が低くなる。
二〇〇六年度の勧奨退職者は小学校で三百九十二人に上り、定年退職の二百八十六人を大きく上回った。中学校では勧奨が百十九人に上り、定年より九人多かった。
紹介した事例では、50歳以上の勧奨退職者に注目しています。勧奨退職とは、いわばリストラと同じなのですが、こんなに増えているのは、依願退職も含まれているからだと思います。
増えた理由について「保護者対応など、のしかかる負担に耐えきれない」という分析がなされています。モンスターペアレンツなど、確かにその要因はあると思うのですが、そればかりではないような気もします。
「評判が悪い」というように、周りの皆の評価は正しいのだと思います。30年近くも先生をやってきたはずですが、評判が悪くなったのはここ最近なのでは?「これまでのやり方がうまくいかない」「今の子どもや親達は昔と違って大変」と感じているのでは?
“先生自身が社会の変化に対応できていない”
と思います。これは決して学校の先生だけでなく、普通の会社でも同じことが起こっているような気がします。“自分のやり方”に拘って周りが見えなくなってるオジサンたち、いませんか?
そうならないように、なんで屋さんで勉強しよう!
ヤマナでした
ウチの子どもが通っている小学校では、この春、6人の先生が辞めちゃったそうです。定年退職であればわかりますが、定年じゃないらしいです。聞けば、そのうち2人の先生は保護者の間で非常に評判が悪かったそうで、『辞めさせられた?』可能性もあるといいます。
そこで、学校の先生の退職について少し調べてみると、最近、定年前の退職者が急増しているようですね。
【兵庫県の事例】
兵庫県内の公立小学校で今月末、定年前に早期退職(勧奨退職)する教職員が三百九十人に上る見込みで、十年前の四倍以上になることが二十日、兵庫県教委のまとめで分かった。中学や高校などがほぼ横ばいの中で、小学校だけが急増。県教委は「クラス担任制の小学校で、多忙化や保護者対応などに限界を感じる教員も増えているのではないか」と推測している。
早期退職は五十歳以上が対象。小学校教職員の早期退職者数は、一九九七年度の九十四人から、二〇〇二年度には二百三十六人と急増。〇五年度には三百人を突破した。〇七年度は前年度よりさらに五十三人増え、県教委が予測した数を七十人以上上回ったという。
同時期の早期退職者は、中学校が三十一-八十九人、高校が二十五-六十七人などと、小幅の増減しかなく、小学校の急増ぶりが際立っている。
【神奈川県の事例】
六十歳の定年を前にして勧奨退職で学校現場を去る教員が定年退職者を上回る”逆転”現象が、県内の公立小中学校で起きている。教育関係者は原因について「のしかかる負担に耐えきれずに辞める教員が増えている」との見方を強めている。二〇〇六年度までの直近五年間でこの傾向は続いており、疲弊する教育現場の一端が垣間見える。
県教育委員会教職員課によると、勧奨退職者の主な対象は、五十歳以上(〇四年度までは四十五歳以上)で勤続二十五年以上の教員。「後進に道を譲り、退職後の『第二の人生』のスタートを切りやすいように」(同課)という名目で募っており、定年退職よりも退職金が優遇される。ただ、生涯賃金では勧奨退職の方が低くなる。
二〇〇六年度の勧奨退職者は小学校で三百九十二人に上り、定年退職の二百八十六人を大きく上回った。中学校では勧奨が百十九人に上り、定年より九人多かった。
紹介した事例では、50歳以上の勧奨退職者に注目しています。勧奨退職とは、いわばリストラと同じなのですが、こんなに増えているのは、依願退職も含まれているからだと思います。
増えた理由について「保護者対応など、のしかかる負担に耐えきれない」という分析がなされています。モンスターペアレンツなど、確かにその要因はあると思うのですが、そればかりではないような気もします。
「評判が悪い」というように、周りの皆の評価は正しいのだと思います。30年近くも先生をやってきたはずですが、評判が悪くなったのはここ最近なのでは?「これまでのやり方がうまくいかない」「今の子どもや親達は昔と違って大変」と感じているのでは?
“先生自身が社会の変化に対応できていない”
と思います。これは決して学校の先生だけでなく、普通の会社でも同じことが起こっているような気がします。“自分のやり方”に拘って周りが見えなくなってるオジサンたち、いませんか?
そうならないように、なんで屋さんで勉強しよう!
ヤマナでした
それにしても、今まで学校の中にいて、本当の社会に出たことのない先生って、何するんだろう?って思います。
まさか天下じゃないですよね気になる動向ですね
>“自分のやり方”に拘って周りが見えなくなってるオジサンたち、いませんか?<
ドキッ痛いところを...
なんで屋・サロン・なん劇で勉強します
あとアエラに載ってましたが【もんぺ】より怖い存在として、行き過ぎた善意で学校に協力する親がいるそうです。ボランティアでカウンセラーを毎日やりにくるとか、家庭科で生徒が包丁を持つのは危険なのでそこは親が全面的に授業に協力すべきであるとか、試験の成績は公開しすべきであるとか、学校に経営に口を出すケースが増えているそうです。
校長は一応学校のことを考えているので父兄の意見をよく聞くようにいうそうです。これでは先生の負担がますます増えていきますね。
私の友人の先生は、親の過保護ぶりに疲弊してました
マスコミは学校、先生を叩いていたし、家庭への圧力が最も低い気がする。
最近はモン・ペアとか出てきましたが・・
いづれにしろ、敵を作って叩き潰すのでは何も生まれなくて、本当に必要なこと、大事なことはなんなのかってことを拡げていく必要があると思います。
やはり親の干渉度と相関関係にあるのでしょうか?
序列の意識がなくなった状態に適応できてない先生達は厳しいでしょう。
一方で、子供を育てるという親と先生との間の共通課題の押し付け合いも大きな問題なんでしょうね。
前に見たTVでは、意味の無い文科省か何かの報告書(アンケート含む)が膨大過ぎて、それが忙しさの原因だと言ってましたが、どうも子供の為の教育では無く、成果主義導入によるおかしなレポート作成が仕事の大半であるという事実があるようです。
子供の為なら活力も出て忙しいとか考えないでしょうけど、お上の為(自分や上位の人等)の評価保持が仕事であるなら、活力も無くなるのではないでしょうか?
いずれにしても官僚(公務員)体質から来る時代錯誤認識と上流からの間違った方針により、現場は混乱しているのが実態であるような気がします。
確かにそうですね。学校は景気や経営に左右されることがないために、リストラとは無縁だったと思います。しかし社会の変化について行けなくなって、地位がグラグラになってしまったってことでしょうか。
>(seigino志さん)ボランティアでカウンセラーを毎日やりにくるとか、家庭科で生徒が包丁を持つのは危険なのでそこは親が全面的に授業に協力すべきであるとか、試験の成績は公開しすべきであるとか
最近では、親が学校に対してやたらと干渉するようになってるようですね。親がよっぽど暇になってるってことではないでしょうか。
>(うっちーさん)いづれにしろ、敵を作って叩き潰すのでは何も生まれなくて、本当に必要なこと、大事なことはなんなのかってことを拡げていく必要があると思います。
母親の育児負担、学校の先生の負担増・・・マスコミの取り上げ方は全て不全発!だから何も解決しないんでしょうね。それによって本当に必要な課題が流産してしまうのです。
小学校の授業参観に行って感じたことですが、子どもの心が掴めない先生が多いのではないかと思います。低学年と高学年での違いはありますが、授業の半分くらいを態度の悪い子どもへの注意に注いでいる。これでは授業に集中できるわけないし、雰囲気も悪い。先生自身、授業での充足感ないだろうなぁと思いましたよ。どうすれば子どもの心を掴めるかって思考に至らず、不全を抱えるのは小学校の先生に多いのかな?
>(m!sh!さん)一方で、子供を育てるという親と先生との間の共通課題の押し付け合いも大きな問題なんでしょうね。
確かに、家庭の躾まで学校に押し付けられてるような実態もありそうですね。「やってられん」という思いになるかも。
>(学校の先生?)子供の為なら活力も出て忙しいとか考えないでしょうけど、お上の為(自分や上位の人等)の評価保持が仕事であるなら、活力も無くなるのではないでしょうか?
先生自身、収束不全に陥って活力を喪失してしまってるようですね。いずれも目先の方針では何も解決しないってことだと思います。