トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

夏休みこども活動支援(電子オルゴール製作)試作

2017-07-09 11:05:23 | 電子工作

 2年前に結城市の「寺子屋:サイエンスキッズ」で電子オルゴール製作を行ったが、その時の担当者から、今度は八千代町の「夏休みこども活動支援」で又お願いしたいと依頼があった。
材料費200円以内という厳しい制限?なので、前回よりさらに簡素化(圧電スピーカーにすることでドライブ回路が不要)することにした。
最小のブレッドボードに実装。

こんなに簡単なのに動作しない。単純ミスだった。
1.ブレッドボードの方向を90度間違い、電源等をショートしていた。
2.オルゴールICのUM66T-「」の端子番号の振り方が一般と逆で、右から1-2-3となっていた。
圧電スピーカーは秋月で圧電スピーカー(圧電サウンダ)SPT08(40個入)が1600円(40円/個)が安価だったので、これを使用。
UM-66Tの動作電圧範囲は1.3V~3.3Vなのでコイン電池(CR2032)を使うことにし、電池ソケットで交換出来る様にする。
圧電スピーカーからの音量は意外と大きく実用上問題無さそうなので、これで進めることにする。
(当日のは、もっとスマートに作りやすくする予定です)
最終形(イルミネーションLEDもおまけで付けました)

会場は八千代町の図書館で7/30(日)午前/午後の2回、参加者各10名で予定している。
【7/30開催】
2回に分けて9名の参加があった。そのうち女の子が6名で、将来のリケジョに期待したい。
圧電ブザーと電池ソケットのリード線が細く、半田揚げしただけでは、やはり接触不良が多く、1回で動作する方が殆どいなかったのが反省点です。
県西おもちゃ病院からは仁平、吉本、田中が指導にあたった。

主催者からお礼のメールが有りました。
 先日は,八千代までお出かけいただきましてありがとうございました。
参加人数は少なかったのですが,その分先生方に細やかなご支援をいただけ,オルゴールの音色を聞くことができました。子どもたちの笑顔からは,満足度が伝わってきました。
 今回初めて開催したところですが,町内よりも近隣市町からの申し込みが多かったのには驚きました。それだけニーズは多様化してきているんだなあとつくづく考えさせられました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする