1.リチウムイオン電池の充電器製作に取り掛かった。
ノートパソコンの廃棄バッテリーが沢山入手出来たので、充電器が作れないかとのリクエストで始まった。但し、過充電等により爆発の恐れがあるので、全員では無く、希望者で責任を持って管理出来る方のみの製作とした。
図面作成が間に合わず、部品図残り分は当日その場で作業を行い間に合わせた。
2.「LEDセンサー/点滅回路」について小学5年生から、どちらも点滅しないということで、配線は確認したがおかしいところは見つからない。
帰る前にオシロで波形を見るとタイマーICの発振波形はちゃんと表示されるし、光にも反応する。時間切れで預かって調査することにした。
原因としては「明るいと点滅回路」の方は、LEDの半田付けが不完全だった様だ(外観では判らない)。
「暗いと点滅回路」の方は、点滅開始明度調整用の多回転可変抵抗を調整してOKだった。
3.PIC電流/電圧計だが、OP-AMPのオフセット電圧の少ないのを使用したのだが、それでも表示上20mA程度有り、PICで補正したのだが、そうすると、無電流状態でも補正分の値が表示されて、気になるので、電子工作仲間から教えてもらったOFFSET調整回路を追加してみた。
現在使用しているNJM2119だとプラス側には調整出来るものの、マイナス側はオフセット電圧以下にならない。
そこでICを何種類か交換して試したとこる唯一NJU7032Dだと調整が出来て、0mAを示した。
これ以外の単一電源用(LM358,LMC662)も調整出来なかった。
可変抵抗は10kΩを使っていたが、調整出来ないので100kΩに変更した。
このとき、チェック用自作可変電圧/電流発生器を使用したのだが、これを接続すると電流表示が低い部分でめちゃくちゃな値を表示する。いろいろとやって見て、電流出力(V=1/10A)とGND間に330Ωを入れて良くなった。
実際の電源ユニットに接続して見たが、これは問題無く表示出来た。
4.古い、愛用している目覚まし時計(時刻がパタパタと変わる懐かしい物)は1日1分以上進むので、見て欲しいと持って来た。
ケースを外して見ると、クロック用水晶の隣にセラミックトリマーコンデンサが有り、透明ケースに貼り付けている調整穴シールを剥がすと調整出来そうなので、少しずつ可変して見て、遅れ具合を気長に調整してもらうことにした。
最初から一緒に電子工作をやってきた小学6年生が中学受験に合格し、通学が難しいところに移るということで、サークルはひとまず卒業することになった。
今後も、暇なときはいつでも、気軽に顔を出してくださいと約束した。