これも、何ヶ月も前に修理依頼されてたもので、以前のブログでも紹介したが、ソノシート再生のゼンマイが変形、また音を拾う針と一体の拡声器を紛失しているということで、このままでは修理不能のため、別の方法として、電子録音・再生ICを使って声を出す方法も有るという提案をし、了解を貰っていたが、いつでもいいからというので延び延びになっていた。ようやく時間が出来たので製作を開始した。
使うのは秋月で購入したAPR9600というICで、これを使ったKITも販売されている。
昨年の親子電子工作教室でもブレッドボードタイプの教材を使った。
最大60秒の録音/再生が出来る。IC単体:380円
竜馬くん本体に収められる寸法にユニバーサル基板を切断、表面に回路部品を、半田面には操作スイッチ、マイク、スピーカ、LEDを付けることにする。
動作スイッチだが、オリジナルは刀に縛り付けた紐を引っ張ることにより、ゼンマイが巻かれ、戻すとゼンマイの動力でソノシートを回転させ音を出す構造だが、難しいので、プッシュスイッチを取り付けて、刀を押すことで動作させることにした。
今日は工作の連続で頭が疲れた(頭の切替が大変で、1工作/日が限度かな)ので、明日、回路部分を組み込んで完成させることにする。
また暇が出来たら、ソノシートをモーター回転させて再生することに再挑戦したいと思うのだが。