28日のタカギクラヴーアにて演奏する第二曲目は「キガシラコウライウグイス」です。
【ちなみに、この曲の音声アナリーゼ開始いたしました!28日まで限定・・・
私の公式ホームページhttp://www.nakagawakenichi.jp/
のトップページの一番下、「28日演奏「鳥のカタログ」から「キガシラコウライウグイス」アナリーゼ!(ここをクリックすると聴けます)」をクリックしてください!)をクリックすると私の演奏と簡単な説明をお聴き頂く事が出来ます】
やはり最初に細かい説明の文章があります。
因みにこの曲の題名は「ロリオ」と発音しますが、メシアンの奥様も素晴らしいピアニストのロリオさんと言う名前でした。
これがキガラシコウライウグイスの鳴き声。非常に爽やかで、心地よい響きです。
これは「シロビタイジョウビタキ」。舌を噛みそうな名前です。
しっかりホ長調の和音を鳴らした上に綺麗にさえずります。
あくまでも調性感があります。
これは「ミソサザイ」。
急速な動きと長いトリルが特徴的です。
「クロウタドリ」。
同名のフルートとピアノのための曲があります。
次は「ウタツグミ」。
呪文を繰り返しているように聴こえます。
名前が面白いですが「ニワムシクイ」。庭虫食い??ということでしょうか?
この鳥はメシアンの曲で沢山でてくる、非常に色彩的で跳躍の多い鳴き声です。
その「ニワムシクイ」が二羽同時に歌うのですが、非常にアクロバティックで、リズムが非常に複雑。音符も非常に美しいのですがランダムで、心身ともにハードですが、そこを抜けたところに見える世界が素晴らしいです。
以上の「ニワムシクイ」という名前で、メシアンは30分にもわたる非常に演奏の限界に迫るような曲を作曲しております。
この曲は、このメシアンシリーズの最後、再来年3月に演奏いたします。
この自然の鳴き声のリズムは非常に複雑ですが、上手くはまると以上な快感がわいてきます。非常にハイな状態に近いでしょう…
28日の演奏が楽しみです!
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |