ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

第83回:ぬちかじり~命の限り抵抗した翁長知事が逝く~(三上智恵)

2018年08月29日 08時53分43秒 | 沖縄
写真は6月のキャンプシュワブにて。

以下は、ぜひクリックして最後まで読んでほしい記事です。

第83回:ぬちかじり~命の限り抵抗した翁長知事が逝く~(三上智恵)

http://maga9.jp/180822-5/

「なまからどー! ぬちかじり、ちばらなやーさい!」
(これからですよ。 命の限り頑張りましょう!)

 集会のたびにそう呼びかけ、県民の喝さいを浴びていた翁長知事。その翁長知事が、逝った。

 政府が何が何でも辺野古の埋め立てを開始すると宣言していたXデー、8月17日を10日後に控え、翁長知事は突然旅立ってしまった。すい臓ガンが相当体を痛めつけていることは誰の目にも明らかだった。しかし「たとえ倒れることになっても」11月の知事選に立つのだと周囲に見せている気迫はこれまで以上だと聞いて、悪性リンパ腫から生還した山城博治さんのように驚異的な精神力で病を克服してくれるものと信じた。が、8月8日、翁長雄志知事は天に召された。私は神を恨む。なぜこのタイミングで、彼を連れ去ったのか。

 新作の映画『沖縄スパイ戦史』が各劇場で順次公開され、各地で舞台あいさつに回っているときに訃報に接した。広島の横川シネマで詩人のアーサー・ビナードさんとトークに入るとき、映画が始まる直前に知事が亡くなったことを伝えた。会場はどよめいた。アーサーさんの大きな目にも涙が溜まっていた。

 「たぶん、他府県の知事という存在とは…違うと思うんですね」。私は地方自治法も適用されなかった米軍統治下の沖縄で、沖縄の人々がどれだけ、自分たちの手で自分たちの知事を選ぶことができたら、と悔しい思いをしたのかを説明しようと試みた。移住者である私でも何かをえぐり取られたように感じているこの喪失感の説明をしようとした。

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以上転載



映画「沖縄スパイ戦史」

http://spy-senshi.com/



もう一度観たい映画です。

やはり、報道の現場にいた監督、しかも女性監督二人です。
テンポがはやく、切れ味のいい、すごみがありました。
これだけの取材ができたのは、なぜだろうか・・
沖縄への「想い」があふれているからだと思います。




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