プレヴェール

自由な界隈　　　プレヴェール（北川冬彦訳）

わたしは軍帽を籠の中に入れると
外へ出た　鳥を頭の上にのっけて
それじゃ
もう敬礼はしないのかね
と司令官が尋ねた
ええ
もう敬礼はしませんよ
鳥が答えた
あ　そうか　
失敬したな　わしは敬礼はするものと思ってたんで
と司令官が言った
いいんですよ　誰にでも思い違いはあるもんですから
鳥が言った。


フランスのプレヴェールの詩集は、機知に富み、楽しくて好きだ。。シャンソンの枯葉の作詩で知られているかも知れない。朝からジャズを聴いてる。オスカー・ピーターソンの枯葉で思い出した。さて、バス停行動も2ヶ月になり、一風変わった文化の香りがする出会いも、名前も聞かないで自己紹介もなにもなしで、いいのかと少し思う。本日は誰が来てくれるのだろうか。先週の写真を見ると、フランスの古い映画を思い出したりして。市民運動というと、政治的になるけれど、わたしのこだわりは相模原に文化を、なのだ。「基地はいらない」という文化を。

写真はなんの関係もなく、藤野町の大石神社。ここで、毎年人形浄瑠璃が町のみんなの力で行われ、無料でみられる。なんと文化的で地域の人々がまとまっていることか。米軍再編というのは地域の文化を無視し、日本人を無視している。これからどうなっていくのか、危うい。米軍再編に3兆円出すバカがいるかぎり、この国の民族も文化も滅びていくのだろう。ったく。

今現在、お天気もよく風が気持ちいい。
市役所バス停行動、気負わずに、なにげに、自然に、楽しみたいと思っています。時間ある人どなたでも、散歩のついでにどうぞ。外は気持ちいいですよ。もちろん、「基地はいらない」人だけに限らせていただきたいけれど。疲れるし。