なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

絶景 涸沢の紅葉 テント泊山行き 1泊2日 後編

2017年10月04日 12時00分27秒 | キャンプ&BBQ

名残惜しい 北穂高岳の山頂を後にして涸沢まで下山します。

やはり下りは早いです。

↓午前中 涸沢ヒュッテにたどりついた後の景色です。

↓北穂から下山途中 テント場を見下ろします。

午後4時15分頃

テント場に戻ってまだしていなかったテントの受付をしますが

この時間になってもまだ20名以上が受付待ちの列を作っています。

受付が終わり

一人お疲れさん会を催すため 涸沢ヒュッテのおでんと生ビールのセットを

注文するため、ここでも行列30分ほど並んでやっとありつけます。

↓ 売店の行列です。

↓ おでんと生ビールのセット。

すごい人です。とても山の中とは思えません。

この日はテントが1400張もあったそうです。奥穂高小屋の方のブログ記事で知りました。

おでんが売り切れになってなくてよかったぁ~。売店の人たちも1日中だからへとへとでしょうね。

2017 09 30涸沢小屋横からテント場 夕方の様子

おでんとビールをいただいた後は

今度はトイレの行列に並びます。(この日はどこもかしこも行列)

そして水を汲んで テントへ戻ります。

あまりもテントが多すぎて自分のテントがどこかわからず うろうろしてしまいました。

おでんをいただいたばかりですが、さっそく夕食準備。

パスタを茹でてペペロンチーノの元?をかけて1品完成。

そのゆで汁の中に 朝コンビニで買った塩むすびを投入、さらにそこに梅茶漬けの元を入れて

お茶漬けをいただきます。(ゆで汁を捨てないためこうしないといけません)

午後7時過ぎ

ご飯を食べたら

まだ眠くはありませんが 疲れもとりたいし星空も撮影したいので眠ることに。

10月1日(日曜日)

もう10月かぁ と言う感慨は山の上では無く(帰ってから思いました。)

寝袋中にいても つった足がまた痛くて 何度も目が覚めますが

経験上いつかは眠れると思ってひたすら我慢です。

案の定知らぬ間に寝れましたが・・・・。

午前2時

勝手に目が覚めて 寒いのかなぁと テントの外を覗いてみると それほど寒くもなく

満天の星空なので 星空撮影開始です。

ちなみにこの日の最低気温は0℃だったようです。(涸沢ヒュッテのFBより)

一人お疲れさん会を催すため 涸沢ヒュッテのおでんと生ビールのセットを

注文するため、ここでも行列30分ほど並んでやっとありつけます。

なかなか上手く撮れませんが 何回もチャレンジすればそのうち上手く撮れるだろうと

失敗覚悟で何枚も撮ります。

↓ まぁまぁきれいに写った1枚です。

カメラでは天の川もくっきり見られますが 目が悪いので肉眼ではこんなにたくさん星は見られません。

性懲りもなくまたまたタイムラプス動画にチャレンジです。↓

20171001 涸沢から奥穂高星空

午前3時30分頃

山の朝は早く 辺りは真っ暗にもかかわらずたくさんの人が もう起きて

食事をしたり出発の準備をしたりしてます。(いびきをかいて寝ている人ももちろんいます) 

 私も撮影は程ほどにして 撤収の準備で荷物整理をしたり

涸沢ヒュッテまで戻り お水を汲んだりトイレにいったりしました。

こんなに朝早いのにもうトイレには行列があります。

恐るべし。

昨日 自分のテントが見つからず苦労したので

真っ暗ななか自分のテントに戻れるように 個性的なテントを記憶しておきました。

そでもしないと 戻れなくなりそうでした。

午前5時30分頃

うっすらと辺りが明るくなって テントを畳んで ザックに荷物を詰め込み

出発準備をしていると

朝日が 穂高の山々を照らすモルゲンロートが始まります。

 ↓ モルゲンロートを見る(撮影)する人たちで ヒュッテの周りは人だかりです。

2017 10 01涸沢から穂高連峰モルゲンロート

午前6時

モルゲンロートも堪能して いよいよ下山です。

今回 涸沢からの下山ルートに選んだのは

いつもの一般登山道ではなくパノラマコースを行ってみることに。

前日北穂高岳からの下山途中お会いした方から 

『パノラマルートで屏風の耳からの景色がいいよ。』と聞きましたが

パノラマルートは ↓ の様な看板があり

私が行けるのか不安でした。

『北穂高岳に登ってこられた方なら大丈夫です』と言われ

景色も見たいしいつものルートだと人が多く、すれ違い、追い越し等で

大変そうという二つの理由からで行ってみることに。

↓ 涸沢からパノラマルートに入って5分くらい登ったところ。いい景色です。

↓ 本来下山なので下りなのですが 屏風のコルという場所の手前までは標高差100m程登りです。

もうすぐ屏風のコルです。

ここまでの道のりは ちょっと慎重に歩かないと危ないところもあり

テント泊の荷物を背負い、足に疲れが来ている状態の私は、冷や冷やしながら通過するところも多数ありました。

この屏風のコルからはずっと下りになりますが

ここでザックを下して屏風の耳まで登って絶景を拝みたいと寄り道します。

↓ 距離は短いですが大きい岩をよじ登ったりしながら 屏風の耳まで行かないといけません。

すでに登っている人が見えます。

 

↓はるか下に梓川と横尾山荘が見えます。 あそこまで降りないといけないのになぜか登ってます。(笑)

 

2017 10 01 屏風の耳から穂高から常念方向

 

2017 10 01 屏風の耳から穂高から常念方向

↓ 屏風の耳からの帰り道。遠くに南アルプスや富士山も見られます。

↓ 屏風のコルに置いたザックを再び背負い 下ります。

この下り 時間にして約1時間30分強 水平距離は約2km は疲れた足にはきついです。

登山は登りより下りの方がきついと思います。

↓ 奥又白谷河原から奥穂高です。

結構急な下りが続き足にマメができて、痛くここで靴を脱いで 応急処置。

ここから先がやっと 普通の下りになり助かりました。 

午前11時頃

↓ 下山開始から5時間。やっと徳澤園まで戻り名物ソフトクリームをいただき 休憩。

午後0時35分

↓ 徳澤園から約6km歩いて 河童橋までもどりました。

お盆の時よりは人が少ないです。けど賑わっています。

↓河童場からいつもの奥穂高方面。

ここから5分

午後0時40分

上高地バスターミナルに到着。

午後1時ちょうどのバスに乗ることができて

駐車場から平湯バスターミナルビルの

日帰り温泉とレストランでラーメンをいただき帰路につきました。

晴天 紅葉 休日 と揃うときに 出かけられて 最高の山旅になりました。

今回の詳しいルート等はいつものごとく

ヤマレコに記録しましたので興味のある方は覗いてみてください。(ほぼ同じ内容ですけどね)