さえずりの森(永山駅前雑木林保全育成の会)

1年という短い期間で雑木林を守ることに成功!2006/11/26保全団体として生まれ変わりました。

多摩市長との面談報告

2006年06月03日 | 議事録
ごめんなさ~い、報告がすっかり遅くなってしまいました。

★25日の市長との面談の報告は、提案文書に書き込み
ましたので、ご覧ください。

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永山駅前雑木林の保全について(提案)

前略  標記の件、貴職のご尽力により、6月議会を経て、7月の都市再生機構(以下、機構)との契約、土地引渡しによって、「永山駅前雑木林」が緑地として丸ごと確保することができましたこと、当会として心より感謝いたします。そして、これからは行政とともにグリーンボランティア森木会などの緑地保全活動団体、隣接の永山ハイツ住民の方々や永山駅前雑木林に心を寄せる多くの市民の方々の力を結集して、保全・育成活動に向けて文字通りの協働を進めていきたいと思います。

⇒別紙「永山駅前雑木林の保全管理について(案)」参照
その別紙に関して概ね了解でしたが、市側と1点だけズレがあったのは“保全管理の主
体は”についてです。その件について、明日3日(土)の観察会後、3時半すぎからベルブ永山・サークル活動室で、検討する会合をもちます。



その一環として、事前にいくつか私たちから提案と協議したい事項があります。
(1)(永山ハイツが機構から借り受けて使用していた)「元駐車場」を“観察・保全”
  の拠点スペースとして活用する。
⇒本スペースが、、今回の引渡しの対象に入っているかどうか、市側はハッキリしていなかった。(入っています。)いずれにしても、今後は公園緑地課と協議することになります。


(2)昨年10月20日の面談時に話の出た、保健所からJTB前を通り、日医大に至る「歩道」は設置しない。小田急・京王永山駅ガード下には柱があり、物理的に工事は困難。また、雑木林内を抜ける歩道案については、緑地保全の観点から不適当。
   ⇒「絶対に『歩道』設置をしないとはいえない。何年かは少なくともしないが…将来的には……?」という回答でした。


(3)駅前通りに面して設置されている柵はとりあえず活用する。が、今後どうするかは協議する。
   ⇒同意(公園緑地課との協議事項)


(4)駅前通りに面する鉄枠のみの広告ボードを、当該地の案内看板用に活用するかどうか協議する。
  ⇒すでにお知らせした通り、本鉄枠は機構が撤去します。(もう済んだ?)


(5)当該地の「愛称募集キャンペーン」を私たち市民と共催実施する。
   ⇒条例の別表としては正式な名称、たとえば<永山駅前緑地>とかにする必要はあるが、愛称(募集キャンペーン)については公園緑地課との協議の中で進める。

以上につきご検討いただき、できるところから協議に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。             
   
尚、今後のために気になったことをお伝えしておきます。

それは市の公式ホームページ上にアップされた“ようこそ市長室へ”の「永山駅前の緑地保存について」です。私たち市民としては、市民・行政・議会が各々の持ち場から粘り強く働きかけを続けたことで、市が機構と譲渡交渉をする上で大きな追い風となり、成果が得られたものと捉えております。「市民協働」とはこういうことなのだ、と理解してまいりました。市民と行政が力を出し合うことで、多摩市の宝である緑を次世代に手渡せる。今後のまちづくりにとっても、ひとつの大きな経験として活かせるのではないか、と。
そのため、今回の文面にはしっくりこないものを感じました。今後の維持管理には「市民の皆さんと力をあわせ」とはありますが、昨年9月から本年3月に至る経過には“市民の姿”はありません。この点が大変残念に思えました。今後、市が各方面において、協働する意思のある市民との円滑な関係を構築していく上で、この“ようこそ市長室へ”は、最大限配慮されるべきものであってほしかったと考えます。ぜひ、この点を心に留めていただき、今後のコラム等に反映くださいますよう期待いたします。 
 ⇒“そうとられることが何だかしっくりこない”ふうに市長はつぶやいていた。

また、機構との折衝にあたってご尽力された結果により、この度の譲渡価格に至った経緯につきまして、今後のために、市民との情報共有という観点からお聞かせ願いたく存じます。
 ⇒「今回のケースは、都市計画決定ルート(一旦、土地開発公社で取得し国庫補助を導入
する方法)がとれなかったため……」というような話の流れでした。
本件は、8日(木)の補正予算審議の中で再度取り上げられるかも知れません。


 以上、よろしくお願いいたします。 

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