―――――――第86報(4/29)―――――――――
この時期最高の天気に恵まれた昨日、ミニバス、クルマ、自転
車で「なな山緑地」に駆けつけた11名。
相田さんの懇切丁寧な案内で、たっぷり3時間楽しんできまし
た。(相田さん、本当にありがとう!)
「永山駅前雑木林」の保全プランや汗水流す作業への取り組み
にたいへん刺激的な見学会となりました。
感想が寄せられていますので、紹介します。
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なな山緑地には、気持ちのいい風が吹いていました。
若葉の明るい雑木林に入ると、キンラン、ギンラン、
エビネ、ナルコユリなどが花盛り。
背の高さほども笹の茂っていた場所が、3年間の手入れで、
こんなに気持ちのいい雑木林になるんですね。
倒木を使って、道をつくり、落ち葉も適度に掃かれていて
散策が楽しい雑木林になっていました。
本当に数えられないくらい、たくさんの種類の植物を見ました
。
同じ多摩市内でも植生が違うことがよくわかりました。
永山駅前雑木林は、やはりタマノカンアオイの宝庫です。
なな山緑地を参考に、まずはプラン作りですね!
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今日はお天気も大変よく楽しい見学会でした。
またまたいろいろ植物の名前をたくさん覚えられ良かったです
。周りの環境のせいか駅前雑木林と同じ広さとは思えないほど
広々と感じました。
一般道路から直接雑木林になっている駅前の場合と違い、入口
に手ごろな平地があるのが雑木林を際立たせている気がします
。中の道作りと合わせて駅前雑木林保全プランの参考にできた
らと思います。(駐車場跡地を観察ポイント、資料館のアイデ
ィアのように)
雑木林の維持のための費用と労力の捻出については、なな山の
場合でもいろいろ苦労しておられるのを感じましたが、永山緑
地の場合もこれらの点が一番の悩みとなりそうです。
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すばらしい一日でした。
丹精をこめて作り上げていく人々の力に感動しました。
そして小さな草たちがあっちにもこっちにもひっそりと
群落をなして季節をとらえ伸びていく姿のいとしさ。
ひだまりや、落ち葉のじゅうたん、切り株のベンチ
等々。ハンモックやターザンのロープも欲しくなるような
童心に帰れた一日。
それに木や草の名前が即座にわかるガイドつき。
何かとても豊かな時間の流れた一日でした。
こういう日を今の子供たちが望んでくれたら、嬉しいことです
。子供たちの感性ももっと違ってくるでしょう。
ミニバスで行けるこんなに近くにあるななやま緑地。
でも永山駅前雑木林も素敵にしなければ。何しろ駅から
すぐの雑木林なのですから。
それでは、今日はこの辺で。ありがとうございました。
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写真をアップします。残念ながら参加できなかった方に、せめて
画像でその雰囲気を味わっていただけたら、と思います。
(尚、お見せできなかった写真は、後日まとめてアップします。)
写真をクリックすると拡大します。
連絡先 事務局(滝口) t_nahoyuki@yahoo.co.jp