週一の患者会の集まりで、
自衛戦争の是非論になった。
あぁ、うんざりだ、
と思いつつも、
気がつけば、
レーニンの「帝国主義論」なんて、
古い教養を持ち出して、ひとくさり。
夕方は、精神科の診察だった。
久しぶりに採血をされた。
ドクターよりもナースの顔見て、
話をしている方が楽しい。
「手早く終わらせますからねぇ~。
ちょっとだけ、チクってしますよぉ。」
と彼女。
「最近、就職、さ . . . 本文を読む
曇天に稲光り。
強風に騒ぐ、
秋の虫たち。
やがて、夏の乾いた地面に、
大粒の雨がボタボタ落ちてきた。
何だか、別れの涙のようだった。
私は、全身で、
この雨を迎えてやりたくなった。
ずぶ濡れが気持ち良かった。
これで、夏のジリつく暑さも終わりかな…。
そう思ったら、
何故だか、齧りかけの、
真っ赤なリンゴが眼に浮かんだ。
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ブログ村 自作詩・ポエム
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上善は水の若(ごと)し。
水は善く万物を利して而(しか)も争わず。
衆人の悪(にく)む所に処(お)る。
故に道に畿(ちか)し。
(出典:『老子』小川環樹訳注、中央公論社)
老子『道徳経』の中でも有名な第八章冒頭の一節です。
水の尊さと、その真に高貴な美しさを感じさせます。
老荘好きには、最も親しまれ、愛されてきた章句ではないでしょうか。
「衆人の悪む所」とは、訳注に拠れば、「低いところ」あ . . . 本文を読む
昨日、トレーニング・ジムに行ったら、新式の「体組成測定」機があった。
筋肉や脂肪のつき方が詳しく分かる機械らしく、測ってもらった。
私は、40代後半で身長177cmである。体重は74.5kgだった。
自分でも判っていたが、今年の後半頃、5kg太ったのである。
同年代の健康標準からは、5キロ肥満、内臓脂肪もややありの判定だった。
それでも体脂肪率は18%で標準、自分でも意外だったのは、
体に筋肉 . . . 本文を読む
詩なんて…、
書かないほうが、
健康に良いかな。
時々、そんなことを思う。
だって、本来、自由な私の心を、
言葉の檻に閉じ込めてしまうから。
今日は久しぶりに良く眠れた。
慢性睡眠障害の私が、
ノン・ストップで9時間も寝ていた。
朝日を体で迎えると、
体中が、芯から喜んでいるようだ。
脳細胞で詩を書くよりも、
ジムへ行って、汗をかいてみよう。
心に淀んだ空気を入れ替えよう。
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地上のどんな愛(かな)しみよりも 遥か遠くから 星は優しく輝いている 人の御魂は星に宿り そしてまた星へと還っていく 星のまたたき 空に満つる慈しみ 人の生の、ほんの夢のきらめき 夢は狂おしく 夢は愛(いと)おしく 夢は哀しい 未だ見えぬ星々よ … いつか訪れる星々よ … 人のふるさとよ!
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風が … …、変わった。
私の好きな風に。
朝、顔を洗うのを忘れる程に、
水のような風が流れている。
お金で買えないモノはない、
と言っていた人がいた。
この風をどうやって買えますか?
買えるモノは愛ではなく、愛欲。
買ったと思ったモノは、愛情ではなく、
物欲であり、安楽であり安逸。
風を感じられる心を、金で買えますか?
風が運ぶは、
メロディも歌詞もない音楽。
ことばを透過していく . . . 本文を読む