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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事 【2/25】

2022年02月25日 23時50分00秒 | マリーンズ2022

≪2/25≫

明石商で甲子園3度出場のロッテ中森俊介 1年間で変わったこと、変わらないもの

NPB12球団は各キャンプ地での練習試合から、オープン戦へ入っていく。今年も若手が奮闘する中、ロッテでは高卒2年目の中森俊介投手(19)が、練習試合ながら初めて1軍級の実戦で登板した。明石商(兵庫)時代には甲子園に3度出場し、世代屈指との呼び声も高い。1歳上の佐々木朗希投手(20)とともに未来のエース格と期待される有望株に、オンラインで現況を尋ねた。【金子真仁】

 ◇   ◇    

プロ1年目を終えて、中森の言葉が変わった。キャンプインを前に、今年の目標をこう口にした。

「初めからすぐ1軍に上がって、というのは自分でもまだ全然想像できてないので、まずはしっかり2軍でローテーション回って投げられたらなと思っています。今シーズンはイニング数がしっかり投げられたらなと思っています」

1年前。ドラフト指名直後、入団会見、キャンプ前と一貫して「1年目から15勝」を目標に掲げた。強気な言葉が並んだ。今はより現実的な言葉だ。なぜ、変わったのだろう。

「15勝を目指さなくなったわけではないです」

変わっていないことを言葉にした上で、続けた。

「高い目標を設定する上で、必ず近い目標を設定しないとその壁は乗り越えていけないというか。小さいことの積み重ねがいい結果につながるんじゃないかと思っているので。控えめというよりかは、まずは近い目標を設定したっていう感じですね」

イニングを投げたい、と言う。2軍であるなら、どれくらいの成績を目標にしていくのか。

「最低でも70イニングは投げたいなと。70の理由ですか? いや、もう何となくですね。パッと出てきた感じです」

2軍で70イニングを投げると、昨季なら森、本前に次ぐチーム3位になる。佐々木朗は1軍で63回1/3を投げた。そのあたりの感覚でプロ2年目に臨む。

ドラフト指名後、目標とする選手に石川歩投手(33)を挙げた。今も変わらない。理想とする先発投手像は「同じチームだったら、やっぱり石川さんみたいな投手になりたいです」。その憧れの投手にこのシーズンオフ、師事した。

「1つ1つの細かい動きがとてもきっちりされていて、まだまだ自分は及ばないなと」

学べば、採り入れたくもなる。石川の言葉を記憶から呼び起こした。

「打たれた打たれないもあまりない状況で、いろいろ変えてしまうと自分の良さもなくなってしまうんじゃないか。今まで通り投げて、打たれたら打たれたで、考えて試行錯誤しながら変えていけばいいんじゃないか」

だから貫く。今や球界でも数少なくなったワインドアップも貫く。

「素直にかっこいいというのと、体を大きく打者に見せたいというか。自信に満ちあふれた投手がウワーッて投げてたらたぶん、打者も構えると思うので。そういう意味で大きく表現したいなと思います」

あらゆる術を使って、18・44メートルを制していく。高校時代から投手としての総合力が評価されてきた。

2月中旬には沖縄本島でのA組の練習試合に帯同した。投げて、酸いも甘いも経験し、再び2軍で作り直すことになる。2年後、3年後。今のロッテ投手陣を想像しながら、中森俊介は何を個性にそこへ入り込みたいと思うのか。

「僕は…そうですね、真っスラですね」

意外な回答だった。

「けっこう勝手に曲がっていっちゃいます。回転軸もカット成分の方が。いろいろな方とキャッチボールする中で、真っスラがいいと言っていただいているので。自分の感覚とギャップはありましたけど、今はいい方向で捉えています」

変えたこと、変えないもの、分かったこと。新たな環境で1年もたてば、いろいろある。焦らず、大きく育つ。

(日刊)

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≪2/25≫

ロッテドラ1・松川が攻守に存在感 本前は「すごく投げやすい」と評価

打撃でアピール

 「まずはチームのなかで目立たないといけないと思いますので、まずはそこの部分を大事にしていきたいなと思います」。

 ロッテのドラフト1位・松川虎生(市立和歌山高)は、石垣島春季キャンプ中の2月上旬に行ったオンライン取材で“一軍で活躍するために必要”なことについてこのように語っていたが、まさに言葉通りのアピールを続けている。

 持ち味について「どのコースにも強い打球を打てるところ」と話した打撃では、対外試合初戦となった2月15日の楽天戦の6回、佐藤都志也の代打で登場すると、2ボール2ストライクから吉川雄大が投じた5球目のスライダーをセンター前に運び初打席・初安打。初打席で安打を放ったこともそうだが、なによりもすごかったのは、1ボール2ストライクから楽天バッテリーが空振り三振を狙いにいったであろう4球目の低めのフォークを冷静に見送ったこと。このフォークを見極めたことが、初安打の可能性をグッと高めた。

 2月17日の巨人戦では『8番・捕手』でプロ初スタメンを果たし、第1打席にライト前に安打。2月20日のヤクルト戦ではプロ初となるマルチ安打をマークすると、2月22日のオリックス戦ではプロ入り後初となる『5番・捕手』でスタメン出場。4-0の3回二死一、二塁の第2打席、本田仁海が1ボール1ストライクから投じた3球目のフォークをレフト前に弾き返す適時打で、プロ初打点を記録した。さらに6回の第4打席でも、レフト前への安打で2試合連続マルチ安打。

 一軍を狙う若手投手との対戦が多いとはいえ、高卒のルーキーがここまで安打を量産するのは立派。ボール球の見極めもできており、一軍クラスの投手と対戦が多くなったときにどんな対応を見せるのかが楽しみだ。

▼ 松川の対外試合打撃成績
率.429(14-6)本0 点1


守備でも投手陣を好リード

 「ピッチャーの良いところをどれだけ引き出せるかが、キャッチャーとして大事」と春季キャンプ中に話していたが、捕手面でも投手陣を引っ張っている。

 代打で登場した2月15日の楽天戦、6回裏の守備からマスクを被り、土肥星也、土居豪人を好リードし、2イニングずつ無失点に抑えると、スタメン出場した2月17日の巨人戦も5回までマスクを被り投手陣を無失点に導いた。佐々木朗希と対外試合初のバッテリーを組んだ2月20日の日本ハム戦も、佐々木朗希、小島和哉、土居の3投手をリードし5回を無失点。2月20日のヤクルト戦の4回に失点するまで、松川がマスクを被ったときは17イニング連続で無失点だった。
 
 松川は投手との関係性を築く上で「日々、話すことでピッチャーの良いことがわかってくると思いますので、コミュニケーションを大事にしてやっています」と明かす。

 対外試合2試合に登板して5回1安打無失点と先発ローテーション入りへ向けてアピールを続ける本前郁也は松川について「すごく投げやすいですし、登板前にテンポは早めでいこうと話してやっています」と評価した。

 本前が“テンポよく投げたい”という意図を松川がしっかりと理解し、リードしていることが好結果に繋がっているひとつといえそうだ。

 1年目は体づくりとともに二軍で実戦経験を積んでいくと思われたが、ここまでは正捕手争いをする他の捕手陣と遜色ない働きを見せている。今後、攻撃、守備ともに一軍レベルの選手との対戦が増えたときに、壁にぶつかるのか、それとも今まで通りの活躍を見せるのかが、ひとつポイントになってくる。また、正捕手争いをする他の捕手陣だけでなく、レギュラーを目指す“期待の若手”選手たちにも刺激を与える存在になっているはずだ。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪2/25≫

「怪物ですよ」…ロッテ・佐々木朗希の“初実戦163キロ”に解説者も驚嘆

球団公式YouTube動画も大反響


 “令和の怪物”が、ついにリミッターを解除する…?

 今年は一体どんな投球を見せてくれるのか、期待を抱かずにはいられない初実戦だった。

 2月19日に名護で行われた日本ハムとロッテの練習試合。先発マウンドに登った右腕は、プロ3年目の初実戦、その初回から160キロ超えの速球を連発。

 初回をオールストレート、最速163キロを計測して無失点のスタートを切ると、2回は変化球も交えながら無失点ピッチ。

 予定の2イニングを2安打・無失点。その結果以上に、見るものを圧倒する凄まじいパフォーマンスを見せつけた。

 球団公式YouTubeチャンネルで公開された「佐々木朗希2022年初実戦 MAX163キロの舞台裏にカメラが潜入【広報カメラ】」も大きな反響を呼んでいるが、そのパフォーマンスを見て驚き、新シーズンの活躍に期待を抱いたのはファンだけではない。長くプロの世界で戦ったプロ野球OB、解説者たちも同じだ。

 21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』に出演した真中満さんは、佐々木朗希の2022年シーズンについて、「去年は間隔を空けて投げさせていたけど、今年は間隔を詰めていくと思うんですよ。そうするとローテーションの軸というか、中心になっていくピッチャーですよね」と、昨年の経験を糧に、今季は年間を通しての活躍に期待。

 つづけて、「普通に投げれば2ケタ(勝利)は確実にいく。そんな期待をしますよね」と、プロ3年目の大ブレイクを予感している。


 同じく番組に出演した岩本勉さんも「怪物ですよ。びっくりしました。初球から」と驚きの声。

 「1番バッターの清水(優心)が、初球にヤマを張ってストレートを打ちに行っているんですよ。それであのドン詰まりですからね」と、まっすぐ一本で待つ打者のバットをへし折って遊ゴロに仕留めたシーンについて語り、「今年どれだけの数字をあげるか、楽しみでしょうがないですね」と大きな期待を口にした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

(ベースボールキング)

 

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