【ロッテ0-4楽天 (9月7日 QVC) 】
ロッテ 木村初先発も●「あの1球 一発の厳しさを教えられた」
プロ初先発のロッテ・木村優太投手(29)が4回3失点で降板。敗戦投手となった。
3回まで2安打無失点と好投。4回1死、銀次を完全に詰まらせた当たりが左翼線に落ちる不運な安打をきっかけに一、二塁のピンチを招き、枡田に高く浮いたスライダーを3ランされた。
「緊張や気負いもなく、中継ぎと同じ感じでマウンドに上がり、しっかりゲームに入ることはできた。ランナーを出しても焦ることなく余裕を持って投げることができていたけど、あの1球ですね。一発の厳しさを教えられた」と痛恨の1球を悔やんだ。
(スポ二チ)
「淡泊」/伊東監督
ロッテ伊東勤監督のコメント。
2試合連続の完封負け。
「抑えられる時はいつも一緒。淡泊。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしてるんだけど、なかなか結果が出ない」。
伊東監督2戦連続無得点「淡泊すぎる」
ロッテが2試合連続で得点できずに敗れた。楽天辛島を相手に、打席の前に立って打つ指示や、狙い球を絞っていく作戦が出されたが、結果には結びつかなかった。
伊東勤監督(52)は「抑えられる時はいつも同じ。淡泊すぎる。カウント球を仕留められなかった。ここに来てどうしようもない。まあ明日からの4連戦を頑張るしかない」と悔しがった。
(以上 日刊)
伊東監督 お手上げ2試合連続零敗「どうしようもない」
ロッテは散発2安打で三塁も踏めず、2試合連続の零敗。
伊東監督は「向こうの投手(辛島)が良かったけど、それにしても淡泊。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせているけど実行できない。どうしようもない」と嘆いた。プロ初先発の6年目左腕・木村は3回まで無失点に抑えるも4回に枡田に3ランを被弾。4回3失点で敗戦投手となり「3ランはスライダーが抜けた。もったいない」と悔やんでいた。
ロッテ 2戦連続零敗 伊東監督「どうしようもない」
ロッテは2試合連続で零敗を喫した。
打線はわずか2安打で三塁も踏めず、伊東監督は「きのうも0点でしたよね」とため息をつきながら会見場へ。「向こうの投手(辛島)が良かったけど、それにしても淡泊ですね。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしているけど実行できていない。ここにきて、ちょっとね。どうしようもない」と小さな声で嘆くしかなかった。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・伊東監督お手上げ…三塁も踏めない貧打に意気消沈
前夜(6日)は継投、この夜は辛島1人。2試合連続の零封負けを喫した伊東監督は「向こうの投手がよかった。打席で前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしたが、なかなか思い通りにならなかった」と三塁も踏めない貧打に意気消沈。これで辛島には今季、勝ち星なしの3連敗。「2安打? どうしようもないですね…」。何やら“天敵”を作ってしまった感のある不甲斐なさを嘆いた。
(サンスポ)
ロッテ・伊東監督、2戦連続零敗に「思い通りにならなかった」
ロッテの伊東監督は辛島に完封を許して2試合連続の零敗を喫し、さすがに言葉少なだった。「向こうの投手が良かった。打席で前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしたが、なかなか思い通りにならなかった」と嘆いた。
抜群の制球で変化球を巧みに操る辛島に手も足も出なかった。三塁を踏むことすらできず、凡打の山を築いた打線に「(2安打では)どうしようもないですね」と語る指揮官の顔に疲労の色がにじんだ。
木村(プロ初先発で4回3失点)
「一発の厳しさを教えられた。先に点を与えてしまい、チームに申し訳ないですし、悔しい一球となってしまいました」
(共同)
ロッテ・伊東監督は続投が基本方針 球団幹部「3年ぐらい時間が必要」
ロッテが伊東勤監督を来季も続投させる基本方針であることが7日、分かった。球団幹部は正式決定ではないとしながらも「チームをしっかりさせるには3年ぐらい時間が必要」と話した。関係者によると伊東監督は来季が3年契約の最終年となる。
ロッテは先発の駒不足に加え、打線の不振でここまで55勝69敗2分けで4位に低迷。6日には優勝の可能性も消えた。しかし、加藤、田村ら積極的に若手を起用し、チームの再建に取り組んでいる姿勢が評価されている。
(共同)
伊東監督 錦織を絶賛「体もそんなに大きくないのに凄い快挙」
ロッテ・伊東勤監督(52)も、全米オープンテニス男子シングルスで日本選手として史上初めて4大大会の決勝進出を決めた錦織圭(24)を絶賛した。
「体もそんなに大きくないのにね。野球やサッカーに比べて、テニスは世界との比較でまだまだかなという状況の中で、凄い快挙。テニス界には知り合いがあまりいないけど、いれば(決勝を)見に行きたいぐらい」。伊東監督は09年WBCで日本代表の総合コーチとして世界一を経験している。
(スポ二チ)
【イーグルス目線】
「初めてじゃないか」/星野監督
辛島が完封。楽天星野仙一監督のコメント。
「入団以来、初めてじゃないか。あんな投球したのは。自信になるだろう」。
楽天辛島プロ初完封8勝「できすぎ」
楽天辛島航投手(23)が自身初の完封で8勝目を挙げた。
全体的に低めに集め、ストライク先行でロッテ打線を封じた。わずか2安打に抑え、危なげなく勝った。「できすぎですね。毎回、こういうふうな結果を出せればいいけど、なかなかうまくいかないこともある。気持ちだけは切らさないようにしています」と話した。
星野仙一監督(67)は「いつも、ああいう投球をしてくれれば」と、目尻を下げた。
楽天辛島が完封8勝目 枡田2打席連続弾
ロッテはプロ初先発の木村が無失点で切り抜ける無難な立ち上がり。楽天は辛島が1人の走者も出さないまま3回を投げきった。
楽天は4回、連打で1死一、二塁とすると枡田の3ランで先制した。ロッテは5回から継投に入り、2番手で唐川が登板した。
楽天は7回、枡田が2打席連続となるソロを左中間スタンドに放ち、逃げ切った。辛島は完封で8勝目を飾った。
(以上 日刊)
“マー君の弟分”辛島 闘将も驚くプロ初完封8勝目
マウンドにできた輪の中で楽天・辛島は、好リードの嶋に深々と頭を下げた。わずか2安打でのプロ初完封だ。
「出来過ぎですね。9回まで投げきったことがなかったので完封できて良かったです」。4回2死、鈴木に右前打を許すまで完全投球。130キロ台後半の直球、カットボールなど変化球を低めに制球した。三塁を踏ませない完璧な内容に「入団以来初めてじゃないか、あんなピッチング。完投すらできなかったんだから」と星野監督。昨年7月31日の西武戦(秋田)で降雨コールドでの5回完投(引き分け)はあるが、9回完投も初めてだ。
ヤンキースの田中が「いろいろよく聞きに来た」と弟分として気にかけた左腕。12年に並ぶ自身最多の8勝目に「またこういうふうにしっかりしたピッチングがしたい」と控えめに笑った。
▼楽天・枡田(プロ初の2打席連発)よかったです。でもまぐれです。1本目も2本目も感触は良かった。うれしいものですね。
楽天 辛島2安打でプロ初完封!枡田4号&5号連発!
楽天が2試合連続でロッテに零封勝ち。カード勝ち越しを決めた。
4回、1死から銀次と嶋の連打で一、二塁とすると枡田に右越え4号3ランが飛び出して先制。7回にも再び枡田が左中間への5号ソロを放ちリードを広げた。
ロッテに対してプロ入り以来3勝して負けなしという先発の辛島はその相性の良さをこの日も披露し、許した安打は4回と7回の2本のみ。圧巻の投球での8勝目はうれしいプロ完封となった。
ロッテはプロ6年目にして初先発となった木村が4回5安打3失点で試合を作れずに降板。打線は楽天の先発・辛島の前に2安打と沈黙。2試合連続となる今季14度目の零封負けを喫した。
相性に良いロッテ相手にプロ初完封の辛島「イメージ通り投げられた」
楽天の辛島がロッテを相手に2安打でプロ入り初となる完封勝利を挙げた。
辛島はロッテに対してプロ入り以来3勝して負けなしという相性の良さ。この日も序盤の3回をパーフェクトに抑える最高の立ち上がりを見せると、その後も3塁を踏ませない危なげのない投球を披露し、6年目にしてうれしいプロ初完封勝利を挙げた。
「嶋さんが自分の良いところを引き出してくれた。出来すぎですね」と自身の好投を謙遜する辛島は「ストライク先行で投げられたのが良かった」とこの日の113球を振り返った。
この勝利で辛島は今季ロッテに対して3試合投げて3勝。そして防御率は0・75。「ロッテを抑えているというイメージ通り、そしてミーティング通り投げられた。(ロッテへの相性の良さを)あまり気にしすぎると良くないので、いつも通り投げたい」と笑顔を見せた。
(以上 スポ二チ)
【楽天】辛島、プロ初完封「出来過ぎです」
勝利の瞬間にも、辛島のポーカーフェースは崩れなかった。9回をわずか2安打、無失点。三塁も踏ませないプロ初完封を「出来過ぎですね。9回を投げたことがなかったし、完封できて良かった。全体的に良かったし、低めに投げられました」と淡々と振り返った。
負の連鎖からようやく抜け出した。8月1日以来、約1か月ぶりの8勝目。8月は自身の予告先発試合が4試合中止になるなど、登板間隔が乱れた。「うまくいかないこともある。気持ちだけは切らさずにやってます」。後半戦初の中6日で結果を出した。
星野監督も「入団以来初めてじゃないか? あんないいピッチングは」とたたえた。自身のシーズン最多勝利に並んだ左腕の登板機会は、最大あと4度。白星を2ケタに乗せ、来季のステップにする。(山口 泰史)
(報知)
楽天・辛島、2安打1四球でプロ初完封「嶋さんと打線に感謝」
左腕・辛島が2安打1四球でプロ初完封勝利。8月1日以来の白星となる8勝目(11敗)を飾った。「ちょっと出来すぎ。自分のいいところを引き出してくれた嶋さん(のリード)と打線に感謝です」と喜んだ。これでロッテには今季3戦全勝で対戦防御率は0・75。星野監督は「入団以来初めてじゃないか。あんな投球したのは。出来過ぎ? 分かっていればいい」と辛口コメント。
楽天・辛島、プロ初完封!「イメージ通りのピッチングができました」
楽天は先発した辛島航投手(23)が2安打1四球で6年目にしてプロ初完封。8月1日以来の今季8勝目(11敗)を挙げた。
辛島がQVCマリンの風を受け、のびのびと最後までマウンドで躍動した。制球がさえ、コーナーを突く投球でロッテ打線を翻弄。安打を許したのは四回と八回の2本だけ。三塁を踏ませず、113球でプロ初の完封勝利を挙げた。
お立ち台に上った辛島は「できすぎです。嶋さんが自分のいいところを引き出してくれました。イメージ通りのピッチングができました。枡田さんやしっかり守ってくれた野手の方に感謝したい」と、女房役の嶋や2本塁打で援護してくれた枡田に感謝を忘れず、謙虚に話した。
嶋(辛島を好リード)
「ほとんど構えたところに投げてくれた。連戦中だし、中継ぎを使わず、最後まで投げてくれて良かった」
(以上 サンスポ)
楽天 6年目・辛島がプロ初完封勝利
楽天はプロ6年目の左腕・辛島が9回2安打無失点。今季8勝目(11敗)を初完封勝利で飾った。
楽天は連勝。四回1死一、二塁から枡田の右越え4号3ランで先制。七回も枡田が左中間席へ5号ソロを運んで1点を追加した。
福岡・飯塚高から200年ドラフト6位で入団し、6年目の23歳。インタビューマイクを向けられた辛島は「できすぎですね。嶋さんが自分のいいところを引き出してくれました。イメージ通りのピッチングできました。枡田さんやしっかり守ってくれた野手の方に感謝したいです」などと、初完封勝利に浮かれることなく、淡々と喜びを表した。
ロッテは2試合連続の零敗。先発・木村は4回5安打3失点で1敗目(0勝)。
(デイリー)
【楽天】枡田、プロ初2発!先制3ラン&ソロ全4打点
楽天の枡田慎太郎外野手(27)が7日、ロッテ戦(QVC)でプロ初の1試合2本塁打を放った。4回に決勝の先制4号3ラン、7回には2打席連続の5号ソロ。チームの4得点すべてをたたき出す大暴れだ。チームは連勝で4位・ロッテ、5位・西武に1・5差に迫った。「毎試合最低1打点でも貢献できれば」と謙虚に話す左のスラッガーが、最下位脱出の原動力となる。
楽天屈指の和製大砲が、その破壊力を存分に発揮した。両軍無得点の4回1死一、二塁。枡田はカウント1―0から木村の外寄りスライダーを引っ張った。打球はロッテファンの悲鳴とともに右翼席中段に着弾。「銀次、嶋さんがつないでくれたので、1本出したかった。岡島の(25歳の)誕生日を本塁打で祝えて良かったですね」。先制3ランで先発の辛島を援護し、笑顔を見せた。
慎太郎劇場はまだ終わらない。今度は逆方向だ。3―0の7回。先頭打者で唐川の外角直球を左中間スタンドにぶち込んだ。「コンパクトなスイングを心がけました。1試合2本塁打は1軍で初めて。うれしいもんですね」。1試合2発は、今季日本人ではチーム初。3試合記録しているジョーンズに、“2本目だな!”とばかりにVサインで迎えられ、頭をバシバシたたかれ手荒い祝福を受けた。
グラウンド外でも存在感を見せている。選手会長の藤田が明かす。「慎太郎はチームに必要な厳しさを持っている。後輩をきちんと指導できる“第二の小山伸一郎さん”。例えば遠征先で洗濯物が入れ物にいっぱいになっていると『誰か替えないと』と若い選手に言える」。生え抜きのプロ9年目。昨年の自己最多の8本塁打超えも見えてきたが「意識はしない。しっかりスイングするだけ」と枡田。チームのドラフト入団選手では初のシーズン2ケタ本塁打も期待できそうな勢いだ。(竹内 竜也)
(報知)
楽天枡田が自身初となる2打席連続弾
楽天枡田慎太郎外野手(27)が、自身初となる2打席連続本塁打を放った。
4回に先制3ランを放ち、7回には先頭でソロを放った。7回のソロは、唐川の134キロを逆方向の左中間へ運んだ。
「イニングの先頭だったので、何とか塁に出ようとコンパクトなスイングを心掛けました。その結果がホームランになりました」と話した。
楽天枡田、岡島誕生日に先制祝砲3ラン
楽天枡田慎太郎外野手(27)が先制3ランを放った。
4回1死一、二塁で、ロッテ木村のスライダーを右翼席へ運んだ。
「銀次、嶋さんがつないでくれたので、1本出したかったです。しっかり自分のポイントでたたけました。岡島のバースデーをホームランで祝えて良かったですね」と、この日、25歳を迎えた岡島を祝福した。
(以上 日刊)
楽天・枡田2発!全4打点たたき出す
和製大砲が1人で全4打点をたたき出した。
楽天・枡田がプロ入り初の1試合2本塁打。四回は右翼に先制3ラン、七回には2打席連発となるソロを左中間に運んだ。「岡島のバースデーを祝うことができて良かったですね」と25歳になった後輩を向いてニヤリ。「1試合1打点でも良いからチームに貢献し続けたい」と力を込めた。
(デイリー)
楽天・枡田、プロ初の2打席連続本塁打に笑顔「まぐれです」
楽天の枡田がプロ9年目で初となる2打席連続本塁打でチームの全打点を挙げる活躍を見せた。まずは四回1死一、二塁で先制3ラン。「しっかり自分のポイントでたたけた」と高めのスライダーを右翼席に運んだ。
七回は先頭打者で左中間へ5号ソロを放った。「1試合2本塁打は1軍で初めてなので、うれしいもんですね。良かったです。でもまぐれです」と笑顔だった。
(共同)
ロッテ 木村初先発も●「あの1球 一発の厳しさを教えられた」
プロ初先発のロッテ・木村優太投手(29)が4回3失点で降板。敗戦投手となった。
3回まで2安打無失点と好投。4回1死、銀次を完全に詰まらせた当たりが左翼線に落ちる不運な安打をきっかけに一、二塁のピンチを招き、枡田に高く浮いたスライダーを3ランされた。
「緊張や気負いもなく、中継ぎと同じ感じでマウンドに上がり、しっかりゲームに入ることはできた。ランナーを出しても焦ることなく余裕を持って投げることができていたけど、あの1球ですね。一発の厳しさを教えられた」と痛恨の1球を悔やんだ。
(スポ二チ)
「淡泊」/伊東監督
ロッテ伊東勤監督のコメント。
2試合連続の完封負け。
「抑えられる時はいつも一緒。淡泊。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしてるんだけど、なかなか結果が出ない」。
伊東監督2戦連続無得点「淡泊すぎる」
ロッテが2試合連続で得点できずに敗れた。楽天辛島を相手に、打席の前に立って打つ指示や、狙い球を絞っていく作戦が出されたが、結果には結びつかなかった。
伊東勤監督(52)は「抑えられる時はいつも同じ。淡泊すぎる。カウント球を仕留められなかった。ここに来てどうしようもない。まあ明日からの4連戦を頑張るしかない」と悔しがった。
(以上 日刊)
伊東監督 お手上げ2試合連続零敗「どうしようもない」
ロッテは散発2安打で三塁も踏めず、2試合連続の零敗。
伊東監督は「向こうの投手(辛島)が良かったけど、それにしても淡泊。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせているけど実行できない。どうしようもない」と嘆いた。プロ初先発の6年目左腕・木村は3回まで無失点に抑えるも4回に枡田に3ランを被弾。4回3失点で敗戦投手となり「3ランはスライダーが抜けた。もったいない」と悔やんでいた。
ロッテ 2戦連続零敗 伊東監督「どうしようもない」
ロッテは2試合連続で零敗を喫した。
打線はわずか2安打で三塁も踏めず、伊東監督は「きのうも0点でしたよね」とため息をつきながら会見場へ。「向こうの投手(辛島)が良かったけど、それにしても淡泊ですね。打席の前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしているけど実行できていない。ここにきて、ちょっとね。どうしようもない」と小さな声で嘆くしかなかった。
(以上 スポ二チ)
ロッテ・伊東監督お手上げ…三塁も踏めない貧打に意気消沈
前夜(6日)は継投、この夜は辛島1人。2試合連続の零封負けを喫した伊東監督は「向こうの投手がよかった。打席で前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしたが、なかなか思い通りにならなかった」と三塁も踏めない貧打に意気消沈。これで辛島には今季、勝ち星なしの3連敗。「2安打? どうしようもないですね…」。何やら“天敵”を作ってしまった感のある不甲斐なさを嘆いた。
(サンスポ)
ロッテ・伊東監督、2戦連続零敗に「思い通りにならなかった」
ロッテの伊東監督は辛島に完封を許して2試合連続の零敗を喫し、さすがに言葉少なだった。「向こうの投手が良かった。打席で前に立たせたり、狙い球を絞らせたりしたが、なかなか思い通りにならなかった」と嘆いた。
抜群の制球で変化球を巧みに操る辛島に手も足も出なかった。三塁を踏むことすらできず、凡打の山を築いた打線に「(2安打では)どうしようもないですね」と語る指揮官の顔に疲労の色がにじんだ。
木村(プロ初先発で4回3失点)
「一発の厳しさを教えられた。先に点を与えてしまい、チームに申し訳ないですし、悔しい一球となってしまいました」
(共同)
ロッテ・伊東監督は続投が基本方針 球団幹部「3年ぐらい時間が必要」
ロッテが伊東勤監督を来季も続投させる基本方針であることが7日、分かった。球団幹部は正式決定ではないとしながらも「チームをしっかりさせるには3年ぐらい時間が必要」と話した。関係者によると伊東監督は来季が3年契約の最終年となる。
ロッテは先発の駒不足に加え、打線の不振でここまで55勝69敗2分けで4位に低迷。6日には優勝の可能性も消えた。しかし、加藤、田村ら積極的に若手を起用し、チームの再建に取り組んでいる姿勢が評価されている。
(共同)
伊東監督 錦織を絶賛「体もそんなに大きくないのに凄い快挙」
ロッテ・伊東勤監督(52)も、全米オープンテニス男子シングルスで日本選手として史上初めて4大大会の決勝進出を決めた錦織圭(24)を絶賛した。
「体もそんなに大きくないのにね。野球やサッカーに比べて、テニスは世界との比較でまだまだかなという状況の中で、凄い快挙。テニス界には知り合いがあまりいないけど、いれば(決勝を)見に行きたいぐらい」。伊東監督は09年WBCで日本代表の総合コーチとして世界一を経験している。
(スポ二チ)
【イーグルス目線】
「初めてじゃないか」/星野監督
辛島が完封。楽天星野仙一監督のコメント。
「入団以来、初めてじゃないか。あんな投球したのは。自信になるだろう」。
楽天辛島プロ初完封8勝「できすぎ」
楽天辛島航投手(23)が自身初の完封で8勝目を挙げた。
全体的に低めに集め、ストライク先行でロッテ打線を封じた。わずか2安打に抑え、危なげなく勝った。「できすぎですね。毎回、こういうふうな結果を出せればいいけど、なかなかうまくいかないこともある。気持ちだけは切らさないようにしています」と話した。
星野仙一監督(67)は「いつも、ああいう投球をしてくれれば」と、目尻を下げた。
楽天辛島が完封8勝目 枡田2打席連続弾
ロッテはプロ初先発の木村が無失点で切り抜ける無難な立ち上がり。楽天は辛島が1人の走者も出さないまま3回を投げきった。
楽天は4回、連打で1死一、二塁とすると枡田の3ランで先制した。ロッテは5回から継投に入り、2番手で唐川が登板した。
楽天は7回、枡田が2打席連続となるソロを左中間スタンドに放ち、逃げ切った。辛島は完封で8勝目を飾った。
(以上 日刊)
“マー君の弟分”辛島 闘将も驚くプロ初完封8勝目
マウンドにできた輪の中で楽天・辛島は、好リードの嶋に深々と頭を下げた。わずか2安打でのプロ初完封だ。
「出来過ぎですね。9回まで投げきったことがなかったので完封できて良かったです」。4回2死、鈴木に右前打を許すまで完全投球。130キロ台後半の直球、カットボールなど変化球を低めに制球した。三塁を踏ませない完璧な内容に「入団以来初めてじゃないか、あんなピッチング。完投すらできなかったんだから」と星野監督。昨年7月31日の西武戦(秋田)で降雨コールドでの5回完投(引き分け)はあるが、9回完投も初めてだ。
ヤンキースの田中が「いろいろよく聞きに来た」と弟分として気にかけた左腕。12年に並ぶ自身最多の8勝目に「またこういうふうにしっかりしたピッチングがしたい」と控えめに笑った。
▼楽天・枡田(プロ初の2打席連発)よかったです。でもまぐれです。1本目も2本目も感触は良かった。うれしいものですね。
楽天 辛島2安打でプロ初完封!枡田4号&5号連発!
楽天が2試合連続でロッテに零封勝ち。カード勝ち越しを決めた。
4回、1死から銀次と嶋の連打で一、二塁とすると枡田に右越え4号3ランが飛び出して先制。7回にも再び枡田が左中間への5号ソロを放ちリードを広げた。
ロッテに対してプロ入り以来3勝して負けなしという先発の辛島はその相性の良さをこの日も披露し、許した安打は4回と7回の2本のみ。圧巻の投球での8勝目はうれしいプロ完封となった。
ロッテはプロ6年目にして初先発となった木村が4回5安打3失点で試合を作れずに降板。打線は楽天の先発・辛島の前に2安打と沈黙。2試合連続となる今季14度目の零封負けを喫した。
相性に良いロッテ相手にプロ初完封の辛島「イメージ通り投げられた」
楽天の辛島がロッテを相手に2安打でプロ入り初となる完封勝利を挙げた。
辛島はロッテに対してプロ入り以来3勝して負けなしという相性の良さ。この日も序盤の3回をパーフェクトに抑える最高の立ち上がりを見せると、その後も3塁を踏ませない危なげのない投球を披露し、6年目にしてうれしいプロ初完封勝利を挙げた。
「嶋さんが自分の良いところを引き出してくれた。出来すぎですね」と自身の好投を謙遜する辛島は「ストライク先行で投げられたのが良かった」とこの日の113球を振り返った。
この勝利で辛島は今季ロッテに対して3試合投げて3勝。そして防御率は0・75。「ロッテを抑えているというイメージ通り、そしてミーティング通り投げられた。(ロッテへの相性の良さを)あまり気にしすぎると良くないので、いつも通り投げたい」と笑顔を見せた。
(以上 スポ二チ)
【楽天】辛島、プロ初完封「出来過ぎです」
勝利の瞬間にも、辛島のポーカーフェースは崩れなかった。9回をわずか2安打、無失点。三塁も踏ませないプロ初完封を「出来過ぎですね。9回を投げたことがなかったし、完封できて良かった。全体的に良かったし、低めに投げられました」と淡々と振り返った。
負の連鎖からようやく抜け出した。8月1日以来、約1か月ぶりの8勝目。8月は自身の予告先発試合が4試合中止になるなど、登板間隔が乱れた。「うまくいかないこともある。気持ちだけは切らさずにやってます」。後半戦初の中6日で結果を出した。
星野監督も「入団以来初めてじゃないか? あんないいピッチングは」とたたえた。自身のシーズン最多勝利に並んだ左腕の登板機会は、最大あと4度。白星を2ケタに乗せ、来季のステップにする。(山口 泰史)
(報知)
楽天・辛島、2安打1四球でプロ初完封「嶋さんと打線に感謝」
左腕・辛島が2安打1四球でプロ初完封勝利。8月1日以来の白星となる8勝目(11敗)を飾った。「ちょっと出来すぎ。自分のいいところを引き出してくれた嶋さん(のリード)と打線に感謝です」と喜んだ。これでロッテには今季3戦全勝で対戦防御率は0・75。星野監督は「入団以来初めてじゃないか。あんな投球したのは。出来過ぎ? 分かっていればいい」と辛口コメント。
楽天・辛島、プロ初完封!「イメージ通りのピッチングができました」
楽天は先発した辛島航投手(23)が2安打1四球で6年目にしてプロ初完封。8月1日以来の今季8勝目(11敗)を挙げた。
辛島がQVCマリンの風を受け、のびのびと最後までマウンドで躍動した。制球がさえ、コーナーを突く投球でロッテ打線を翻弄。安打を許したのは四回と八回の2本だけ。三塁を踏ませず、113球でプロ初の完封勝利を挙げた。
お立ち台に上った辛島は「できすぎです。嶋さんが自分のいいところを引き出してくれました。イメージ通りのピッチングができました。枡田さんやしっかり守ってくれた野手の方に感謝したい」と、女房役の嶋や2本塁打で援護してくれた枡田に感謝を忘れず、謙虚に話した。
嶋(辛島を好リード)
「ほとんど構えたところに投げてくれた。連戦中だし、中継ぎを使わず、最後まで投げてくれて良かった」
(以上 サンスポ)
楽天 6年目・辛島がプロ初完封勝利
楽天はプロ6年目の左腕・辛島が9回2安打無失点。今季8勝目(11敗)を初完封勝利で飾った。
楽天は連勝。四回1死一、二塁から枡田の右越え4号3ランで先制。七回も枡田が左中間席へ5号ソロを運んで1点を追加した。
福岡・飯塚高から200年ドラフト6位で入団し、6年目の23歳。インタビューマイクを向けられた辛島は「できすぎですね。嶋さんが自分のいいところを引き出してくれました。イメージ通りのピッチングできました。枡田さんやしっかり守ってくれた野手の方に感謝したいです」などと、初完封勝利に浮かれることなく、淡々と喜びを表した。
ロッテは2試合連続の零敗。先発・木村は4回5安打3失点で1敗目(0勝)。
(デイリー)
【楽天】枡田、プロ初2発!先制3ラン&ソロ全4打点
楽天の枡田慎太郎外野手(27)が7日、ロッテ戦(QVC)でプロ初の1試合2本塁打を放った。4回に決勝の先制4号3ラン、7回には2打席連続の5号ソロ。チームの4得点すべてをたたき出す大暴れだ。チームは連勝で4位・ロッテ、5位・西武に1・5差に迫った。「毎試合最低1打点でも貢献できれば」と謙虚に話す左のスラッガーが、最下位脱出の原動力となる。
楽天屈指の和製大砲が、その破壊力を存分に発揮した。両軍無得点の4回1死一、二塁。枡田はカウント1―0から木村の外寄りスライダーを引っ張った。打球はロッテファンの悲鳴とともに右翼席中段に着弾。「銀次、嶋さんがつないでくれたので、1本出したかった。岡島の(25歳の)誕生日を本塁打で祝えて良かったですね」。先制3ランで先発の辛島を援護し、笑顔を見せた。
慎太郎劇場はまだ終わらない。今度は逆方向だ。3―0の7回。先頭打者で唐川の外角直球を左中間スタンドにぶち込んだ。「コンパクトなスイングを心がけました。1試合2本塁打は1軍で初めて。うれしいもんですね」。1試合2発は、今季日本人ではチーム初。3試合記録しているジョーンズに、“2本目だな!”とばかりにVサインで迎えられ、頭をバシバシたたかれ手荒い祝福を受けた。
グラウンド外でも存在感を見せている。選手会長の藤田が明かす。「慎太郎はチームに必要な厳しさを持っている。後輩をきちんと指導できる“第二の小山伸一郎さん”。例えば遠征先で洗濯物が入れ物にいっぱいになっていると『誰か替えないと』と若い選手に言える」。生え抜きのプロ9年目。昨年の自己最多の8本塁打超えも見えてきたが「意識はしない。しっかりスイングするだけ」と枡田。チームのドラフト入団選手では初のシーズン2ケタ本塁打も期待できそうな勢いだ。(竹内 竜也)
(報知)
楽天枡田が自身初となる2打席連続弾
楽天枡田慎太郎外野手(27)が、自身初となる2打席連続本塁打を放った。
4回に先制3ランを放ち、7回には先頭でソロを放った。7回のソロは、唐川の134キロを逆方向の左中間へ運んだ。
「イニングの先頭だったので、何とか塁に出ようとコンパクトなスイングを心掛けました。その結果がホームランになりました」と話した。
楽天枡田、岡島誕生日に先制祝砲3ラン
楽天枡田慎太郎外野手(27)が先制3ランを放った。
4回1死一、二塁で、ロッテ木村のスライダーを右翼席へ運んだ。
「銀次、嶋さんがつないでくれたので、1本出したかったです。しっかり自分のポイントでたたけました。岡島のバースデーをホームランで祝えて良かったですね」と、この日、25歳を迎えた岡島を祝福した。
(以上 日刊)
楽天・枡田2発!全4打点たたき出す
和製大砲が1人で全4打点をたたき出した。
楽天・枡田がプロ入り初の1試合2本塁打。四回は右翼に先制3ラン、七回には2打席連発となるソロを左中間に運んだ。「岡島のバースデーを祝うことができて良かったですね」と25歳になった後輩を向いてニヤリ。「1試合1打点でも良いからチームに貢献し続けたい」と力を込めた。
(デイリー)
楽天・枡田、プロ初の2打席連続本塁打に笑顔「まぐれです」
楽天の枡田がプロ9年目で初となる2打席連続本塁打でチームの全打点を挙げる活躍を見せた。まずは四回1死一、二塁で先制3ラン。「しっかり自分のポイントでたたけた」と高めのスライダーを右翼席に運んだ。
七回は先頭打者で左中間へ5号ソロを放った。「1試合2本塁打は1軍で初めてなので、うれしいもんですね。良かったです。でもまぐれです」と笑顔だった。
(共同)