ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

最後の修士論文発表会

2011年02月14日 18時50分26秒 | Weblog
今日は修士論文の発表会.
今回のプレゼンの主役たちは,旧制度の4年制薬学部を最後に卒業して,修士課程に進んだ大学院生たち.

うちの薬学部は薬剤師養成を重点的に行なう6年制コースのみ.
学部4年プラス修士2年の,いわゆる(4+2)コースは併設していない.
だから,修士論文発表会としては,今回が最後になる.

この発表会は,大学院生活の山場のひとつ.
これまでに歴代のOB,OGたちは,この時期に数々の伝説を残してきた.
その発表会がなくなるのは,ちょいと寂しい.

うちのラボからも1名本日のdefenceに臨んだ.
15分の口頭発表と5分の質疑応答.
プレゼンの練習を充分に行ない,質問対策も綿密に準備していた様子.

すでに学会でプレゼンの経験も積んでいるので,今日の発表も余裕.
質問も無難に切り抜けていた.
(と,思う.)




厚生省は,高度医療に対応できる医療スタッフとしての薬剤師の養成を目的に,6年制薬学部をプッシュ.
それに対し,文科省は創薬研究の将来を危惧して(4+2)を残すことを求めている.

今後,日本の薬学部はどうなる?




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