ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

だい・だい・とんじる@第七ギョーザ

2009年06月30日 12時30分04秒 | B級グルメ
先週の金曜日の夜のこと.
ボスの奥さんが外出して,家に帰っても今晩はご飯がないらしい.
実験室でウダウダしていたラボのメンバーに「久しぶりに第七へ行こう!」とボスが声をかけまくっていた.

“第七”とは,金沢に住んだことがある人なら誰でも知っているくらい有名なギョーザ屋さん.
特に,ホワイトギョーザは,焼いた焦げ目があるが大量の油で揚げたようなパリパリの皮の中に,ニンニクとひき肉たっぶりの餡が入っている.
人によってホワイトは耽溺性があり,これを一度口にするとクセになる.

          

金沢を離れた多くの人が,ホワイトを忘れられないらしい.
そのため,冷凍にして宅配までやっている.

最近,第七に行っていないし,暑気払いにホワイトをガッツリ食べるのも,まあいいかぁ~.

金曜の夜だったので40分ほど待たされる.
人気は相変わらず高い.

我々が第七で注文する時のキーワードは「だい・だい・とんじる」である.
すなわち,ホワイト大(15個),ライス大(大丼めし),豚汁のことだ.

          

15個のホワイトは出来たてのアツアツがテーブルに運ばれてくる.
これに真っ赤な唐辛子が沈殿した濃厚なラー油をたっぷりかける.
これを1個まるごとバクッと口に入れる.
ギョーザの熱さとラー油の辛さで口の中がヤケドしそうになる.
そこで口の中の辛さを冷やすために,ライスと豚汁を一気にほおばる.
これを15回繰り返すには,丼に大盛りのライスが必要なのだ.

食べ終わると胃袋のリミッターがほぼ限界に達するくらい満腹.
Hotなギョーザをたまに食べると満足してホットするのが不思議なのだぁ~.

豚ラーメン@よっしー製作所(小松)

2009年06月26日 17時06分20秒 | 北陸ラーメン大学
所属しているアマ・オケの練習所の近くに「よっしー製作所」というラーメン屋がある.普段,オケの練習は19時に始まるので,軽くラーメンをすすってから練習に出ることがある.

店構えは山小屋風.

          

木のぬくもりが心地よい.
いかにも自然の美しさを愛するナチュラリストっぽく,化学調味料なんて使わないゾーという姿勢が店の作りに現れているようだ.

メニューを見ると,鶏らーめん,豚らーめん,謹製醤油らーめん・・・など,バラエティーに富んでいる.

こってり好きなので,豚らーめんを頼んでみた.

          

豚らーめんというと,豚骨をグツグツ煮込んだドロドロのこってりスープを連想した.
しかし,出てきたラーメンは意外にも茶褐色のすっきりスープ.
博多の豚骨っぽい獣臭がちょっぴり漂ってくるが,とてもすっきりしたスープ.
脂は薄くて,味もあっさりしている.

店の名前に製作所という言葉を使うだけあって,麺はこだわりの手打ち麺.
平べったい中太の軽く縮れた麺.
腰が強くて,とてもしっかりした麺.

チャーシューは赤肉がメインのしっかり感がある肉.
味付けがどうのこうのというタイプのチャーシューではなく,肉の素材のうまさが前面に出ている.

無化調の自然派ラーメンだけあって,すっきりhealthyな印象.

音楽もすっきりさせたいけれど,こちらはなかなか・・・・.
ゴタゴタと悪戦苦闘.

次の日曜(6月28日)のサマコンは大ピンチ!!!
(演奏会はいつもピンチだけど・・・.)



らーめん@風花

2009年06月25日 18時27分18秒 | 北陸ラーメン大学
金沢駅から武蔵方面に向かって歩くと,左側にふらっと此花商店街がある.
あまり目立たない通りなので,普段の移動手段が車の人はほとんど気付かないかも知れない.
実際,この商店街を通るには車は似合わない.
のんびり歩くか,せいぜい自転車でギーコギーコ.

こんな通りの一角に「風花」という,ちょっと控えめなラーメン屋がある.
目立たないけれど,和風でこぎれいな店構えだ.
こういうラーメン屋には,豚骨・背脂でギトギトなラーメンは似合わない.
きっと,上品で繊細な和風ラーメンを出すに違いない.

そう期待して店に入った.
普通のラーメンを注文.

運ばれてきたラーメンは,やはり見た目はシンプルな正統派中華そばだ.

カツオ節系のあっさりスープがうまい.
ソバのダシに似ているけれど,鶏ガラの風味と混ざって,ほんのりと甘みが感じられる.
鶏の脂が控えめなためか,やわらかくて,まろやかな味.

ストレートの細麺は多少グシャっとしていて残念.
でも,あっさり鶏ガラスープにはこのタイプの麺がよく合う.

チャーシューはショウガか何かの香草類で味付けしたような味.
ホロホロと柔らかく煮込まれ,とても丁寧なチャーシュー.

鮮やかな緑色のホウレン草も入っていて,昔の中華そば風.

見た目の印象は薄いのだが,じっくり味わうと美味しさがじわじわと湧いてくるような感じ.
あっさり系ラーメンの中ではポイントが高いと思った.

保護メガネが無くなる(新型インフルエンザのあおり)

2009年06月24日 18時47分19秒 | Weblog
連日蒸し暑い日が続いています.
暑さと湿度に弱い新型インフルエンザは,ひと休みかな?

でも,意外なところで影響を受けました.
それは「実験用保護メガネ」.

インフルエンザ対策グッズの需要が高まり,マスクの在庫が無くなったニュースはよく耳にしました.
でも,化学実験で使う保護メガネまでがインフル騒動の影響を受けて,国内在庫がないとの話.

これは意外で,びっくりです.
目からの粘膜感染を防ぎたいという意図で,マスクのみならず保護メガネも着用するのでしょうか?
花粉ならともかく,保護メガネがインフルエンザのウイルスに対してどれだけ効果があるのでしょうか?
(効果なしとは言い切れませんが・・・.)
いかにも潔癖症の日本人らしい発想.

タイミングが悪いことに,2年生の学生実習が6月中旬からスタートしました.
実習では強アルカリなども扱うので,実習室では保護メガネの着用を義務つけていました.
でも,今回は国内在庫がない.
結局,輸入品を使わざる得ません.
鼻の高いアメリカ人向けの保護メガネを学生さんに使ってもらいました.
それも在庫がなくて,必要な数のメガネを一度に揃えることは出来ません.

こんな事態になるなんて,予想すらしていませんでした.
ちなみに,化学実験用のマスクも発注してから品物が届くまで,今でも約3ケ月待ちです.

今後,秋~冬に向けて,関連グッズが一層深刻な品薄になるでしょう.
街の店頭から,何が突然消えるのか予想もできません.
いまから,いろいろ考えて準備しましょう.




醤油ラーメン@びっくりラーメン

2009年06月23日 12時45分21秒 | 北陸ラーメン大学
6月19日(金)の読売新聞に次のような見出しがあった.

「吉野家 ラーメン撤退」

その記事によると,

“吉野家ホールディングスが展開する「びっくりラーメン」が8月末で撤退.
売却先が見つからなければ店舗を閉鎖するとのこと.
1997年に大阪市で創業した「びっくりラーメン」は1杯180円の激安ラーメンとして話題をさらった.
しかし,急激な店舗拡大などで運営していた「ラーメン一番本部」が経営破たんし,吉野家HDが事業を譲りうけた.
スープやチャーシューの質を向上させたが,ラーメンブームの中で次々と現れた素材にこだわる本格的な店に対向できなかった.”

「びっくりラーメン」は金沢にも工大店がある.

          

確かに激安だけど,味もボリュームも値段相応であまり満足感はなく,影の薄い存在だと思った.
ここしばらく入っていなかったが,無くなる前にもう一度チープなラーメンを味わいたくなった.
(表現が悪くてすみません.)

          

スープは見た目は背脂が浮いた尾道風醤油だ.
しかし,豚の香りがするわけでもなく,ラードの風味が漂うわけでもなく,何となく味気がないあっさりスープ.

ストレートの細麺もべちゃべちゃで,のびているみたい.

チャーシューは,確かに柔らかで味も豊か.
厚みもあってまあまあいけている.

でも,価格の限界を超えられない悲しさが丼全体を覆っている.

この店舗が閉鎖になれば,ラーメン・ギョウザ・ライス・小皿料理の600円セットも食べられなくなる.
これだけは,ちょっと惜しい.