終わりなき旅の途中

地球上で見聞きしたこと

頭を悩ますもの

2006-03-24 13:04:33 | オンガク
毎回衣装を考えるのが悩み。というのも普段着はTシャツ、ジーンズ、スウェットなど非常にカジュアル。でもステージだとユニットのカラーを失わず、他のメンバーとの兼ね合いを見、なおかつ映えるものを選ばなきゃいけないでしょ。これ結構ボクには大変なの。メンバーのMZは元服屋の店員ということもあって、いつも着こなしも衣装もセンスよくカワイイし、普段の服装と衣装のギャップがそれほど無い。
ところがボクの場合普段着ない服、スカートやキャミドレスなどを着るだけで



恥ずかしい。



どう振舞って良いのかわかんない。



どう着こなしたら良いのかもわかんない。



これ本当なの。だからこれと思うものを見つけたら一度MZに見てもらうのだ。昨日突貫工事で見つけたキャミはOKもらえて一安心だけど、これからもLiveは続く。
誰か専属コーディネーターになってくれたら良いのに~

タイ 慌しく帰途

2006-03-10 23:15:02 | 心の旅
お約束か?起きたら6:30!!(予定は5:30だったからね)ご飯食べる時間は無い!帰りたくないけど日本に帰らねばならんのだ!!タイだけにマッハで身支度、ホテル入り口の的士(taxi)デスクのおっちゃんにもバイバイ。フロント会計では「部屋にあったハンドタオル返して」と怒られたが持ってないよ!知らん知らんで通して7:15にはTaxiに乗った。。(実はLINが外出時に持ち歩いてどっかに忘れて来たらしい)運ちゃんにはタイ語と英語で「空港」を連呼。(LINはタイ語で空港と伝えたら正反対の方向に連れて行かれたからね)高速使って150km/hで飛ばしてくれたので無事到着。コンビニでもらった甘い緑茶があったので良い仕事をしてくれた運ちゃんにあげた。日本人にはあれは飲めん

チェックインの手際が悪く待たされ、しかも席はLINと通路を挟んでしか取れなかった。
リコンファーム何のためにした思とんねん!!!怒
 
更には500Bの空港税ののことを忘れてたがギリギリ手持ち札が500B、きれいに使い切ってきた。売店で象カードや象ピック立てを買って最後のお買い物終了。余った時間は朝ごはんに昨日メティーさんにもらったタコス風お菓子を食べた。

飛行機は定刻搭乗、席は2階席。京阪電車みたい!しかしスクリーンがフロアに1つというしょぼいタイプで気付いたらダコタ・ファニングの映画「Dreamer」がもう始まってて見る気失せた。機内食はピラフorカツ丼+パン+寿司ってAll炭水化物。何それ?
JAL、どうかしてるよ~

初めてのタイは人も食べ物も生活ペースも概ね良い所だった。ただし外国人相手のあこぎな商売する人はどこにでもいるから、そやつらからしっかり自分を守ることは忘れずに!さらばタイ。必ず帰ってくるからその時はバンコクの喧騒でなく、田舎の象キャンプでゆっくり動物と過ごしたいよ。

では最後にタイこぼれ写真

FIFA World Cup直前、サッカーが大人気のタイでは、駅の柱がこの状態

地下鉄駅入り口のお犬様。本当に動物パラダイス

頭身が変…屋根の上の仏像

タイ センタービンガオを探せ!

2006-03-09 23:13:14 | 心の旅
ホテルに戻ってリコンファームの電話をかけた。タイ人だったので英語で対応。LINは少々バテ気味だったが姉上からの指令を果たすべくボクらは東急へ行かねばならない!

地下鉄とBTSを乗り継ぎNational Stadium駅へ。東急百貨店は駅直結だった。不思議なことに4F が食料品と生活用品。LINはお腹の急降下でトイレの住人になった。温かいお茶で薬を飲んでもらうが顔が青白い!!見るからに病人!でもホテルに戻らず頑張るという。
便利なもんでLINの携帯は3G。そのまま海外で使えるタイプなので、姉上のオーダー、カレーペーストを見つけ売り場で姉上に電話したがつながらず。どの銘柄買えば良いかわかんないので保留。お土産は変なお姉ちゃんの写真つきのインスタントラーメンと間違いだらけの日本語が印字されたパッケージの「すつぼい梅」。     
多分「すっぱい梅」と表現したかったのね。見るとタイの中華街もの。どうやら中国人が日本製品っぽく売るのが常套手段のようだがひどい!ひどすぎる!!全ての日本語が間違っていて意味不明!

「かちの日本木羊式のす」って何?

ここでタイプ出来ない漢字もいくつかあり!お店でお腹がよじれるかと思うほど笑わせてもろーたよ。タイには日本人いっぱいいるんだから、監修してもらえっつーの。

この後はLINの学友でタイ人のメティーさんと待ち合わせだけど、どこに行ったら言いの?とLINに聞くと住所もわからなくて電話口で聞いた「センタービンガオ」と言う言葉だけしか分からない。それで辿り着けるのか??東急のインフォメーションのお姉さんに必死で「センタービンガオ」を繰り返して言ってると途中で何かひらめいたらしくタイ語で書いたメモをくれた。どうも「Center Pin Klao」の事らしい。もし良く似た発音の違う場所だったらメティーさんとは会えないけど確かめるすべもない。そのメモを握り締めていざ鎌倉。LINの具合が悪いのでTaxiの方が良かったので、声をかけてきたTukTukのあんちゃんにそう説明すると、そのあんちゃんがTaxiを停めてくれた。なんて親切!しかーし2台にメーター拒否され(メーターを使わないで値段交渉したがる)3台目でやっと成功。あんちゃんに「コップンカー(ありがとう)」を連発しながらCenter Pin Klaoへ。それが何なのかまるで知らないままに。車はチャオプラヤー川を渡って郊外へ出てるようだ。夕方やしすごい渋滞してたけど、時間内に到着。ひどいドライバーは200Bふっかけて来てたのにメーター使ってもらったら85Bだったよ!100Bで釣りはとっとけ正直者!

Center Pin Klaoの正体はダイ●モンドシティのような新しい巨大商業施設やった。しかもそのでかさは半端じゃない。アメリカサイズ?程の規模だ。ここでも携帯で連絡を取り合ってメティーさんと合流。良かった~ここで合ってた~。メティーさんは想像と違ってて細身で色白で若くて日本人みたい!USJのキャップにバックパックで登場。そして大阪人もまっつぁおの、すごい早足でセンター内を歩く。はぐれたら二度と会えそうに無いのに。外資系の衣料、雑貨、家電…何でもあり。タイなめてました、スイマセン。今日はここのフードコートでご飯。点心、串焼、豚炒め、小芋みたいなんが入った不思議な果汁ジュース(くわいだったらしい)、タコスみたいな形の甘いお菓子など。Edyみたいなカードで支払いしていくハイテクシステムだった。締めはSwensen'sシェイク。メティーさんは甘い物好きらしくガッツリアイス食べてた。そのうち姉上から電話があって「◆のメーカーの○と△と☆ある?」「あるよ」という具合に食材お買い物も無事達成できた。ボクの好きなWeat Thinsという米国産クラッカーまで置いてて、カルフールより品揃え良かったかも?!

帰りのTaxiはメティーさんがドライバーに指示してくれたから難なくHua Lamphongまで帰れた。LINは無理がたたったか発熱。ウィルスだったら感染だ~!目覚ましは5:30amにセットしておやすみ

タイの邦人和尚

2006-03-09 14:11:54 | 心の旅
まずはM.Taxiでスタート。Pahurat(パフラット)のインド市場を目指すも運転手が良く分かっておらず、でも地図で何度も確認しながら市場より川寄りのとこになんとか辿り着いた。日本人納骨堂が近いので立ち寄ることに。お犬様天国のタイ、Wat Ratchaburana(ラーチャブラナ)内もワンコだらけで、ここには可愛い子犬が3匹いた。じゃれたら手足が真っ黒に!!皆さん犬を触ったら手はよーく洗って下さいね

生涯で一度は出家するというタイ人。短期出家という便利なものもあるそうだ。建物の外に机椅子と黒板を並べた教室で小学生くらいの小坊主さん達が学習している風景を見ながら奥へ行くと、日本語のプレートの付いた納骨堂があって、その裏の建物の戸を叩くと黄色いタイ衣のお坊さんが出てきた。何を言って良いか分からず

「ニホンジン!」
と告げると

「あ、ボク日本人です」 とその坊さんが答えた。

吉田和尚は高野山大卒業後、志願してタイに来たそうだ。昔から日本人が多く住むタイでの法事を担っているわけだ。通常任期は3年だが前任者は5年いたそうだ。後任が決まらなかったのが原因だが、タイで坊主生活をするにはタイの戒律を守らなければならなくて、酒も女もダメだし、黄色衣に裸足のタイ式装束。現代の日本人には相当厳しい条件だから敬遠されてたようだね。タイのおもろい坊主こと藤川和尚とも交流があるそうだが、現在タイにいる日本人坊主7人中、彼だけが藤川和尚と交流してるらしい。在家同士で通じる部分があるのか。日本では彼がタイ様式で生活するのを悪く言う人がいるらしいが、それがタイでの規則だし日本の坊さんよりよっぽど坊主らしい生活だ。フランクで話しやすく、皆が嫌がる仕事を引き受ける立派な人だと思ったよ。

そのあと当初の目的やったパフラット市場へ。船場センターみたいな衣料品問屋街で狭い通路にびっしり店が並ぶ。アクセサリーを物色してると「6個で半額」の声がかかる。それって日本の1個分くらいの値段やで?!こりゃ日本のアジア雑貨屋は儲かるわ~。ブレスレットはちょっと高かったけどインド娘が可愛かったので1個190Bで5個購入したら鼻クリップくれた。

次はバッパー(backpacker's)街カオサン通り目指してTukTuk(トゥクトゥク)に乗った。タイの街は空気悪いけど風切って走る感じが気持ちいい。フェアな値段交渉ができたら文句なし!カオサン通りは片側1車線の道路を挟んだ歩道にずら~っと露店が並ぶタイ1番のバッパー街。欧米人とnetcafeが溢れてる。衣料品もアジア雑貨店系のクオリティものが多数。道端の屋台でパッタイ15B、メールチェック1B/分。

帰りはタイ国民に大人気の王様の写真がいっぱい飾られている、王宮前の広い通りでTukTukを拾ってHua Lamphong(ホアランポン)まで帰った。60Bを値切ろうと思ったら「遠いのに何言うとんねん!」風の口調でまくしたてられ、その値段で合意。ガソリン高くなったからかな~。別に悪いおっさんってわけじゃなくて、道中見つけたものをタイ語で発音してたらミラー越しに笑ってた。

象の背から見るアユタヤー

2006-03-08 23:59:32 | 心の旅
アユタヤーに初代ウートン王が都を創建した1351年以降、35代にわたって首都として繁栄した。ぐるりを川に囲まれている土地の利が貿易で成功を収めた背景だね。最後はビルマ軍の猛攻に敗れて約420年の歴史に幕を閉じたそうな。兵どもが夢の跡。風化した寺院跡がいっぱい。そのまま都が残ってるとこが、さすが世界遺産。

Wat Phra Mahathat(ワット・プラ・マハタート)仏像の頭がタイの聖木トンポの根に埋まっているのが残っていて有名。根に巻かれるのに相当な年月がかかったやろうな。ビルマ軍との戦争で破壊されたすさまじい数の首なし仏像を見ることができる。同じ仏教国でここまでやるか~?

象散歩
そして隣接の象園で初象ライドを体験!たった10分のコースだけど動物フリークのボクとしては生象に触っただけで大興奮!高いところに組まれたやぐらに登り、象の背中の椅子に乗り移るのだ。象は大きく体を揺らして歩くので、振り落とされる人とかいそう。座りながら触った背の皮膚は皮カバンみたいに硬いし、毛は刺さりそう。耳をばたばたさせると風が来るよ。遺跡をバックに記念写真も撮ってきた。観光用なので象も象使いも衣装とか派手め。収益は象の保護に使われると聞いてお土産写真やグッズや子象にあげる餌バナナを購入。お鼻で上手に巻き取って口に運ぶのを見てまた感激!う~かわいい!


Wat Phra Si Sanphet(ワット・プラ・スィー・サンペット)
15世紀に王宮寺院として建てられたアユタヤー最大級の寺。広大な敷地に3基のスリランカ式釣鐘型仏塔が残る。しかし仏塔の多いこと。一体何基あるのやら。贅沢な土地の使い方もさすが王宮寺院ならでは。


「ゆっくりしないで見下さい」とガイドに言われる駆け足ツアーは本当忙しいくて、その後は走ってクルーザーに乗船。帰りは川下りコースとバスで戻るコースを選べて、例の遅刻迷惑女子はバスで戻って行った。あの子ら数バーツをケチって損したな、と思えるほどこれが良かったのだ
チャオプラヤー川クルーズ
船内でビュッフェ・ランチを取れるようになってて、やっとゆっくり人と話すような余裕も出た。同席したのは品川の老夫婦と横浜のダイバーカップル。ゆったり川を下りながら世代を超えて色んな話に華を咲かせた。老夫婦はなかなかチャレンジャーで、タイにお勤めの息子さんを訪ねて来たそうだ。海外旅行で4時間も船で移動するってやったことなかったんやけど、タイの水上生活を覗き見できたし、水辺の花や鳥の群れや寺院を見ながらくつろぐのは至福の時間だった。 
 
タイ料理は少なかったけど味はクルーズにしては普通だったよ。下ろされた場所はうろ覚えだけどワット・ポーパーククローン市場辺りのような気がする。

夜はSilomの夜市探検。香港の女人街みたいだけど西洋風のナイトクラブが多くて白人がロックの生演奏とかしてる。タイまで来てこれだとちょっとつまんないので'96ハワイ以来のBurger Kingに寄ってJunkな晩御飯を済ませ歩いてホテルに戻った。途中雑踏の歩道を親子の象を連れたはぐれ象使いに出会い、ビックリ サトウキビ20Bを子象にあげて眉間をなでた。LINは足首のにおいを嗅がれてた。あんな繁華街の狭い道を歩くことはストレスになるだろうになあ。あの子もいつか空気のきれいな森に帰れると良いんだけど。

世界遺産の都 アユタヤー

2006-03-08 12:42:25 | 心の旅
バスはどんどん郊外へと行き、緑豊かな景色の中にとがった屋根で高床式のタイ式家屋が点在する景色になった。この日帰りツアー、かなりの数の名所が組み込まれてるので忙しくなりそうだ。実にパッケージツアー(1日だけど)に参加するのは'96以来?!過去の日記参照 今回は滞在も短いし、街中と違って遺跡なので買い物ツアーにはならんやろうと参加を決めた。一度に見て回れるのも効果的やしね。

Bang Pa-In Palace (バン・パイン宮殿)
歴代王室の水上離宮で、今も迎賓館的に使われてて秋篠宮さまがおいでになったりしてるそうな。京都御所みたいな感じか。ボートでしか渡れない休憩所が素敵だ。(下人は渡れないけど)ここからガイドさんがバスを降りる際に「皆様どうぞごゆっくり...しないで下さい。大急ぎで見て戻ってきてくださいお願いします。集合は○時×分です」と言い始めた。やはりきついスケジュール。宮殿はとにかく広いんで、帰りの時間見計らって移動しないとえらいことになるよ。植木が動物型に刈られてて可愛いかったが建物的を見て回るだけなのでここはさらりとスルー。

Wat Yai Chai Mongkon (ワット・ヤイ・チャイ・モンコン)
アユタヤー王朝最古の寺が現役ってすごいねー。歴史の重みが感じられる風化した塔、おびただしい数の仏像、そこに住む僧侶達に日常的にやってくる参拝者達。バンコクのお寺とはえらい違って見えて色は地味なレンガ色。それが一段と迫力ある。周りは鮮やかな緑が敷き詰められててコントラストもキレイ。涅槃象の周りを鳥達が飛び回ってて和やかな時間が流れた。タイで見たお寺で一番好きな寺になった。
門番ニャンコ
ツアーはまだまだつづく

タイ 世界遺産へ

2006-03-08 07:19:42 | 心の旅
おいらとしたことが朝5:50に目覚ましをかけたつもりが3:50にアラームが鳴った。おーうやってもーた、日本時間のままやった!!典型的なボケをかましてもうた~。本当に起きなきゃいけない時間より早く起きたときの損した気分ときたら、トホホ~だよ。 ツアーの集合は朝6:50ホテルロビー。おかげで近日まれに見る早起きだ。もちろんネムネムだが昨日の頭痛は無かったかと思うほど調子は良い。key dropする時にフロントカウンターに目をやると、昨日の水シャワーについて

「3/7はシステムの入れ替えにより湯がでなくなることがありました。ご理解ご協力どうも。」

的なメッセージの紙切れが張ってあった。それだけ?ホテルマンの口からは一言のお詫びも説明も無かった。自信満々なサービスだな、Bangkok Center。

お迎えバスはちょっと遅れて来たがマイペンライ=無問題だ!ツアーバス発着場Mandarin(マンダリン)へはすぐで、そこで行き先別にバスを乗り換える。うちはAyutthaya(アユタヤー)行きに乗り込んだ。ところがなかなか出発しない。タイ人女性のガイドさんがしきりに「○×さん!いませんか?」と連呼。どうも申し込んだがまだ来てないのんびりさんがいるらしい。ええかげん待つ限界か?と思われた時、活発そうなギャルが乗り込んできた。そして来るなり

「行った先で友達と待ち合わせしてるんでガイドさんの携帯番号教えてもらえません?」

おいおいお嬢さん、まずは待たせたツアーのお客さんとガイドさんに
遅れてすいません!! 」じゃないですか?あまりのマイペースさにB型か?(B型の方、失礼!)と言われまくるボクもビックリやったわ。ガイドさん口には出さへんけどムッとしてたで~。日本語上手という訳ではないが、勢い良くしゃべらはる人。すっきりちゃっきりキャリアウーマン風だ。
そんなこんなでバスは走り出し、いよいよツアースタート!

写真:ワンコに優しいタイではコンクリに足跡がいっぱい!

バンコク 夕涼み

2006-03-07 23:03:23 | 心の旅
日本人観光客はたくさんおったけど外で昼寝してたんはボクくらいかなぁ。少し休んで一旦ホテルに引き上げようとTaxi MeterにてHua Lamphong(ホワランポン)St.まで。運転手はタイ語オンリーで必死のやり取りだったけど誠実な人。頭痛はそのままだけど好奇心満点状態で駅構内散策をしながら帰ることにした。始発駅であるHua Lamphongは結構大きな駅でフードコート、Net Cafe、参拝用の仏像なんかもある。電車待ちの人がいっぱいホールの床に座り込んでて、人種もさまざま、難民キャンプみたいだ。

熱射病なら水分補給が重要だと7イレブンでゲータレード他飲み物を購入して部屋に戻った。クラッシュアイスの入ったジュースも買ったのでその容器でほてった頭を冷やしつつLINのナロンエース(頭痛薬)を一粒もらって一眠り。クーラー入ってても湿気が感じられるのはさすが熱帯。その間に相方LINは隣の駅にあるパンダツアーデスクに明日のツアー手配をしに行ってくれた。このまま高熱でも出して倒れたら申し込みが無駄になるかも、とか全然考えない前向きなボク達。

起きたら薬のおかげか頭痛は治まってた。頭痛薬なんて飲むの10年ぶりやったから良う効いたみたい。外はとっぷり日が暮れてたけど涼しくなって良い感じ、短い旅の時間を昼寝で無駄にした分、夜の散歩で取り返すべく教えてもらったデザート屋のあるSiam(サヤーム)へGO! 

地下鉄とBTSを乗り継いでほんの15分くらい?ここは外資系の店舗が並んだショッピングセンターや世界チェーン店がたくさんあった。お目当てはHard Rock Cafe Bangkokのピン!ボクは世界中のHRCのピンを集めるピンコレクターなので(なんと気づけばピンコレ暦12年?!)行った都市にHRCがあれば必ず行くのだ!!
[壁に突き刺さってたのはキャデラックじゃなくてTukTuk!]
Bangkokのロゴが入った可愛い黄色いポロとピンをどっさり買ってレストランは覗き見だけ。白人さんいっぱいやった。でも食事は豪華ディナーって気分でも無かったのでチープにPizza Hutに決定!LINがHutのレストラン行ったこと無い言うから一度連れて行こうと思ってたのだ。大阪でもなかなか無いからね。

駅前にあるHutの席に着くと迎えてくれたのはTrainee(見習い)の札を付けた17歳くらいに見える男の子。日本語で「こんにちは」と挨拶して来た。どうやら日本語を勉強してる子だからうちらのテーブル担当になったらしい。紙ナプキンに接客用語をメモ書きしてるようで、それを見ながら「今日のお勧めは~」とか「ご注文は?」とか日本語でチャレンジしてくる。後ろではトレイナーがずっと彼の行動を見守っている。後でデザートに行くのは決めてたから軽めで行こうとMサイズピザを分けることにした。生地はもちろんレギュラーパンピザ、Hutはコレが一番美味い。ソーセージクラストとかは濃すぎてあかんねん。ここのパンピザはフライパンごとサービスしてくれるねん。あのふちのカリッとした食感はこのパンだからこそなんよね。日本にも宅配じゃなくてレストラン作って欲しいわ~。LINも初めてのパンピザを気に入ったみたい。見習い君を見てて、タイで外国語がしゃべれたらきっと少しは良い仕事につけるんやろなーと感じた。日本語に関する質問をしてきたりと一所懸命だから応援してあげたくなって、ランチョンマットの敷き紙裏に日本語接客用語をだーっと書き出して帰り際、彼に渡して来た。満面の笑みで「ありがとう」と言っていた。またタイに来たら会えるかな

デザートはタイ通姉さんお勧めの「Mango Tango」。メニューは香港デザート風やけど店内の雰囲気や盛り付けは日本の流行のcafeっぽい。閉店ギリギリやったけどマンゴプリンとタピオカデザートを堪能。ちょうど良い腹具合でホテルに戻った。そういやマンゴは街で見かけないと思ったら雨季にならないと出てこないんだって。来たのが早かった。
この夜シャワー浴びよ思うたらお湯出んかった。南国だからってひどいよー でも普通に浴びたけどさ。さむっっ!!

バンコク寺巡り 午後の行き倒れ

2006-03-07 15:35:52 | 心の旅
タイカレーの洗礼を受け、体の内も外もhotになって次に向かったのは向こう岸に見えたWat Arun(アルン)。それと知らなくても目を引く美しい大仏塔のシルエット。三島由紀夫の「暁の寺」だ。と言っても読んだわけでは無い。道端に "Wat Arun⇒"という札がかかっていたので矢印通りに進んでいくとゴチャゴチャした路地裏の市場みたいなところに出た。本当にこっちで良いのか?と騙された気分になるも、市場の奥に船着場が見えてきた。Wat Arunも対岸に見えている。この渡し舟で渡って行くのだ。屋台で生絞りみかんジュース(オレンジと言うよりみかんって感じの小さい実)を購入。南国はフルーツふんだんで100%ジュース好きとしてはありがたい。お口直しにも最適。チャオプラヤー川にはたくさんの渡し舟があるみたいで川は船で賑わっている。おいらが乗った船はボートに柱立てて屋根乗せたみたいな小さい船で、よく揺れる。対岸まではほんの数分、Arunがだんだん間近に迫ってくる眺めはなかなかのものだ。対岸から夕暮れ時に見るのがこれまたオツなんだと。


他の観光客達は上陸後そのまま仏塔を目指して歩いていったけど、まずはお堂の方から。そこは誰もいなくてとても静かで落ち着けた。お昼時、陽は高く暑さはピーク。庭師がヒンヤリする日陰の通路で気持ちよさそうに昼寝している。さすがタイ、シャムっぽい猫も遊んでる。

猫と言えばタイはやたら犬猫に優しい国だ。と言うのが町中いたるところに野良犬猫がいて、誰に追い払われるでもなくのんびり悠々と暮らしている。時には店の中や駅にも侵入してるけど誰も気に留める様子が無い。彼らも人間に対して攻撃的になることは無い。そう、ここは犬猫パラダイス☆ 歩いてるうちに便意を催してきたのでトイレを探すと初めての有料トイレに遭遇。しかも紙無し水鉄砲有り(笑) インドネシア経験者はこんなもんじゃ驚かないぜい チップ取るだけあって人が使うたびにお姉さんが個室をキレイに流す。

そしてメインの塔に登る。近くで見ても圧巻のセラミックを使った緻密な模様。淡色使いで目に優しい。

こんなにキレイな建造物をきっちり計算して作った昔の人は偉い!!と感動してたらなんだか頭痛に襲われへたり込む。顔も真っ赤っかで日焼けかと思いきやこれは熱射病か??そのまま地元民ばりに川べりのガゼボ(柱と屋根だけの休憩所)で横になったら、気持ちいい川風が吹いてて本気で眠りこけてしもた。しばらく休憩。 

バンコク寺巡り お昼時

2006-03-07 13:23:50 | 心の旅
タイの王宮周辺の道はすごいパノラマで中央分離帯には王様(タイでは大人気!)の巨大な肖像画が等間隔に飾られている。王国だなぁとしみじみ。日本で言うたら天皇陛下の写真が御堂筋に等間隔に飾られてるって状態。で、かの有名なWat Pho(ポー)入り口に降り立った。バンコク最古の寺らしく、黄金の巨大涅槃仏で知られる。普通なら一目散に寺に入るんだろうがまず目に付いたのは歩道の上で売られていた青いヤシの実ジュース。ふらふらと歩み寄って20Bで購入。ナタで実の上部に穴を開けてストローを刺して渡してくれる。寺に飲食物は持って入れまいとその場で一生懸命吸ってたが結構大きな実で飲むのに時間かかりそうだ。するとその辺りのタイ人が皆寺の方へ入れ入れと手招きするではないか。なんだ持って入っても全然大丈夫みたい。

Wat Phoの拝観料は50B、借りてきた去年のガイドブックから30B値上がりしてますけど!!トゥクトゥクも思ったより高めの値段言われるし、ひょっとしたらタイは物価上昇中?さすがこの寺は全世界の旅人がやってくるので混雑している。タイのお寺でもお堂に上がる時靴を脱ぐのが常識。欧米人はうっかりそのまま上がりそうだ。服装もノースリーブやミニスカはタブーだ。どこでも対応できるようにTシャツ、すそを伸ばせるカーゴパンツに薄手の上着持参で来た。涅槃仏の薄ら笑いと螺鈿細工の足の裏、ハスの花を生ける地元のおばちゃん達、細かくカラフルな細工が施された屋根や仏塔群などぐるっと見て回った。本当にあの色使いと細やかさには感心する。ここはタイ式マッサージ発祥の地としても知られていて今もマッサージ関連施設がいっぱいあるそうだが余り気に留めておらず素通り。後でタイ通の方に「マッサージ行かんかったん?!めっちゃ気持ちいいのに~」と言われた。なんせ駆け足観光だからね~

広~い敷地内を一周してからポー裏手に出ると、路上屋台で美味しそうなおかずを鍋に並べて売るお婆ちゃん発見。お昼時でもあったのでここでご飯を食べることにした。ここで役に立つのが「旅の指差し会話帳タイ」。本を広げつつ「これ下さい」と数ある中からグリーンカレーを指すとお婆ちゃんは「チキン」と答える。ちょっとお婆ちゃん、これ何?じゃなくて「下さい」と言ってるつもりなんだけど。もう一回言ってみても皿に盛ってくれる気配は無くまた「チキン!」。そこへちょっと英語がわかる別のおっちゃんが来てやっとご飯にグリーンカレーをかけてもらうことに成功。たったこれだけの事にこんなに時間がかかるのでは前途多難だ… 路上の折りたたみテーブルセットでカレーを一口食べて「アローイ!=うまーい」。しかしどんどん辛さが暴力的になってきて唇ヒリヒリ、息はハヒハヒ!半分ほどで「ジュース!ジュース!」と連呼。マジ辛いけど味は良いんやで、たった30B やし。

次は食後の散歩だ!