鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

11月25日のトークにご参加のみなさまに「緊急かつ、うれしい」お知らせです!

2016-11-20 18:36:47 | 日記

 おかげさまで、25日のトークセッションは、満員御礼(50名)となりました。

ところで、

 トーク開始に先立ち、先日、向井裕美さんが研究のため佐賀のフィールドより採集してきたばかりの、

イキイキのベニツチカメムシ現物を持ってきてくださることになりましたので、

関東ではなかなか見る機会のないこのカメムシをぜひみなさまにも観ていただきたく、

25日18:30~19:00までの30分間、私が虫かごをもって、

ジュンク堂のスタバ側の出口に立っております(笑)。

ご覧になりたい方は、ぜひ少し早くおいでいただき、声をかけてください。

(店舗内には生き虫は持ち込めないので、苦肉の策ネ)

 ぜひこの機会に、大きくて美しくておもしろいカメムシの実物をご覧になってください!

 


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『秋の昆虫展』後半のトークセッション間近か

2016-11-20 09:21:34 | 日記

 

 ジュンク堂池袋本店7Fでの『秋の昆虫展』、たくさんの方のご来場、ありがとうございます。

前回のはたこうしろうさんとのトークにも多くのご参加をいただきました。

ジュンク堂の催しは1か月の長丁場ですが、いよいよ後半にはいり

2回目のトークセッション、カメムシ学者向井裕美さん、新開孝さん、と私の『カメムシがこんなことするのか?驚異の保育行動』も、残り席数が1席となりました。参加ご希望の方はお申込みをお忘れなく!

 

 11月は講演やトークでけっこう忙しく、なかなかフィールドに出る時間がなかったのですが、

先週は、立川市のお招きで講演のあと、矢川緑地で行われた観察会に参加できました。

11月にはいると、虫はぐっと少ないだろう・・・…という心配をよそに、

驚くほどたくさんの虫を観ることができ、参加者も終始笑顔。

 

まだぴくぴく動くイモムシをむさぼるチョウセンカマキリ!

 

虹色の眼をもつアミメクサカゲロウ

 

カネタタキのメス

 

オオホシカメムシ。

 

ムーアシロホシテントウ

 

クロスジホソサジヨコバイ。たいていヤツデの葉裏にいます。

 

クヌギカメムシ

 

くすぐったい

 

ガ類のたまご

 

テリアの顔みたいにも見えるケムシ

 

あのころっとした体形の成虫からは想像もつかないトホシテントウの越冬幼虫。来春までこの姿。

 

ハバチの幼虫

 

私的にはいちばんうれしかったミミズク。ヨコバイの仲間です。

 

 きょうはあたたかい一日になると予報が出ているので、これからひとりで

近場のフィールドへ行ってきます。

狙いは、ササの葉裏のヒカゲチョウ、フユシャク、土にもぐっているアオオサムシ、あとは手すりのハエトリグモ。

まだまだフィールドも楽しい~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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トークの次は「壁」のご紹介

2016-10-30 09:19:21 | 日記
トークの次は「壁」の話。
あさって11月1日からのジュンク堂池袋本店7Fの壁面の展示の充実ぶりがすごい。
 
 ジュンク堂の各フロアの壁面はL字形になっているのはご存知ですね。
まずエスカレーターを降りていちばんに目につく正面の壁には、『わたしたちのカメムシずかん』であのすばらしい絵を担当してくださったはたこうしろうさんの原画がずらっと展示されます。
人気絵本作家のはたさんの原画ですから、福音館書店の社員3人が膝に抱いてタクシーに分乗して搬入する、というとになるそうです。これは私もまだ見たことがないので、すごく楽しみ。
 
 
 でも正面の壁を見てそこで止めてはいけません!
L字の角を曲がりましょう。
そこには長島聖大さん、石川忠さんの、葛巻でのカメムシ調査の課程と調査報告のパネルがどーんと。これを見れば葛巻でのカメムシプロジェクトの全貌がわかります。
 
 そしてその先には新開孝さんの『みんなカメムシのたまご!』パネル。この夏、セミの撮影で上京された新開さんと銀座でチャーハン(なぜに銀座でチャーハンを?とお思いでしょうが、外国人観光客で超混雑している銀座では裏道の中華屋さんくらいしか空いていなかったんです。「チャーハンなんかですみません・・・」という私に「ぼくチャーハン大好きですよ、ほんとですよ」と言ってくださる新開さん。ほんとに優しい方です)を食べながら、「カメムシのかわいくてきれいなたまごをずらっと並べられたらいいなあ・・・」と話したら、すぐのってくださって、こんな素晴らしい展示になりました。
 
 
 さて、カメムシのたまご美を堪能したら、ずずーっと奥に進みましょう。そこには向井裕美さんのベニツチカメムシ研究の成果が迫力で迫ってくる展示が。一般向けの展示は初めてという向井さん。何に対しても真摯に全力で、しかも楽しみながら取り組む向井さんの姿勢が見る者の胸に響きます。ああ、こういう姿勢があのツチカメムシ類の「振動」という行動を世界で初めて見つけることにつながっているのだ、ということが納得できるでしょう。
 
11月はぜひ池袋のジュンク堂へ足を運んでください。
 
 
 

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ふたつのトークセッション

2016-10-29 15:37:43 | 日記

 11月1日~30日までの、ジュンク堂池袋本店7Fでの『秋の昆虫展』、

いよいよです。

 きょうは期間中に2回にわたり行われるトークセッションのお知らせです。

1回目:11月9日(水) 19:30~21:00(開場19:00)

     鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳

   「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」

   岩手県葛巻町で行われたカメムシ調査と取材のために、膨大な写真が撮られました。

  その一部をご紹介しながら、これらがどんなふうに絵本になったのか、

 著者、絵本作家、担当編集者の3人が熱く、楽しく語ります。

 この絵本が10倍楽しく、興味深く読める話題がぎっしりのこのトーク、

読んだ人も、まだの人も、ぜひご参加ください。

(トーク後、本の販売とサイン会も行います)

 

2回目:11月25日(金) 19:30~21:00(開場 19:00)

 新開孝、向井裕美、鈴木海花

  『こんな面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動』

  ベニツチカメムシは、体長2センチ近くもある美麗なカメムシです。この亜社会性ツチカメムシ類の一種は、メス親がエサの実を口吻につけて幼虫たちの待つ巣に運びます。

さらに、たまごが孵化するとき、「生まれるのは、今よ!」とメス親が、たまごのなかの「胚」に、呼びかけることがわかってきました。その鍵は「振動」。一斉孵化を促すこの行動の謎は?

 昆虫ではほかに見られない行動と生活史について、奇しくも時期を同じくしてこの10年あまりの間、

研究を重ねてきたカメムシ学者の向井裕美さん、と生態をたんねんに撮影してきた昆虫写真家 新開孝さんのおふたりをお迎えし、この6月に保育行動を観に宮崎まで遠征してきた鈴木海花が、未発表の生態について、根掘り葉掘り、お訊きします。

 向井さんと新開さんは、7F壁面で展示もされています。ぜひ見に来てください。 

(トーク後、本の販売とサイン会も行います)

****************************************

以上2回のトークセッションは、事前の申し込みが必要です。

参加費は1000円(一人 飲み物付き)

お申込みは、ジュンク堂池袋本店:03‐5956‐6111 まで。

 

 


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「カメムシ・アロマランプ」

2016-10-19 19:47:14 | 日記

 11月からはじまる『秋の昆虫展』。

販売アイテムを少しずつご紹介していきます。

 まず、新進気鋭の板金作家、真野貴光さんが世に問う(笑)のは、

「カメムシ・アロマランプ」です。

ムードたっぷりですね。

虫友への、暮れのプレゼントにいかがでしょう?

匂いが心配? 笑

いったい、どのくらい売れるのか・・・・・・見当もつきませんが 笑。

 


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『鈴木海花プロデュース・秋の昆虫展』のお知らせ

2016-10-14 21:58:22 | 日記

いよいよ来月です。11月のまるまる一か月間、『秋の昆虫展』やっています。

ポスターもできました!

木版画家竹上妙さんがこのポスターのために制作してくれた新作!です。デザインは中山泰。

壁面展示:はたこうしろう『わたしたちのカメムシずかん』原画展
      石川忠、長島聖大『葛巻町でのカメムシ調査報告』
      新開孝の『みんなカメムシのたまご―誰のたまごかな?』パネル展示
      向井裕美『ベニツチカメムシの驚異の生態』


フェア台:
○矢後勝也、川邊透、鈴木海花セレクト 虫関連書フェア
○阪本優介の「蛾のキレイどころ勢ぞろい!」
○世界の昆虫切手展示
○虫グッズ販売(イモムシグッズ:西塚em、カメムシ・アロマランプ:真野貴光、蛾まぐち各種:森田珠生、  虫はんこ:井上恵子、標本の作り方DVD:佐々木仁、木版画アイテム:竹上妙)

 ○会期中のフェア関連トークセッション:
11月9日(水)鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳
「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」

11月25日(金)向井裕美、新開孝、鈴木海花
      「こんなに面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動」
入場料1000円(ドリンク付き) 要予約:03‐5956‐6111 どちらも19:30~21:00

トークセッションの詳細はこちらで:http://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

 


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明日10月14日岩手放送IBCで

2016-10-13 21:13:13 | 日記

岩手県にお住まいの方にお知らせです。

明日10月14日 18:15から岩手放送IBC『ニュースエコー』のなかで、

この間私が葛巻へ『わたしたちのカメムシずかん』を届けに行ったときの様子が放送されるそうです。

 新幹線で2時間半座っていて、最寄駅「いわて沼宮内」で降りたときは足がへなへな。改札に向かうと・・・正面に三脚をたてたテレビカメラが!

え、なに?と思って一瞬止まっていたら、横から校長先生が「すみません、きょうは密着取材なんで」と駆けていらして、あわてて足をしゃんとして・・・・・・。

たぶん私のへたっぴいな読み聞かせの場面も映るんだろうなあ。恥ずかしい・・・。

 


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葛巻町へ、本を届けに

2016-09-30 08:08:44 | 日記

 「たくさんのふしぎ 『わたしたちのカメムシずかん』」。

9月26日、発売(10月3日)までにまだ間があるので、

印刷所から先に届いた分を持って、いちばん最初に読んでほしい人たちがいる

岩手県葛巻町の江刈小学校へ。

これで葛巻訪問も8回目となりました。

 

 この本は江刈小学校のみんなと葛巻町の人たちとカメムシが主人公。

 

 本にも登場する江刈小学校元校長、小野公代先生も駆けつけてくださいました。

左から江刈小学校金沢校長先生、小野元校長先生、葛巻町教育委員長の中田さん、

わたし、日本原色カメムシ図鑑出版社営業の大久保さん。

プロジェクトのサポートをしてくださったみなさんです。

 

 昼食をいただいた後は、いよいよ江刈小学校へ、GO!

 

 江刈小学校は現在新校舎を建築中。

なんと旧校舎の1.5倍の大きさになるそう。

しかも林業の町ならではの総木造。あたりには樹の香りがすがすがしく流れている。

 

 

 来年春に新校舎ができるまでの間、少し離れたところにある江刈中学校の3Fに

間借り中。

 金沢校長先生に、「引っ越しが多くてたいへんですね」というと、

「いやぁ、ここもなかなかいいんですよ~」と。

教室を見せていただいて、すごーく納得。

こんな眺めの教室で勉強できるなんて!

なんだか、ずっと居たくなる教室でした。

 

さて、図書室にみんなが集まって、校長先生が拙著を紹介してくださいました。

今年は総児童数24名の江刈小学校。

 

3年前、本が出版できるよう、みんなの力を貸してほしい、とお願いした私は

こうして願いがかなったことを報告し、感謝の言葉を・・・もっといろいろ言うことを考えていたのですが、泣きそうになったので、短くしました 笑。

本をひらいた子供たちからはさっそく

「あ、これ〇ちゃんだ!」

「これ、あたしじゃない?」

「このカメムシはおいらが見つけたやつだ」

とあちこちから声が。

 

 

そう、この本の主人公は、きみたちとカメムシ。

 

 

 

みんなの前で新著を朗読、緊張するけど超幸せなひととき。

 

感想がある人は立ってください、という先生の言葉に、こんなにたくさんの子どもたちが!

「古い校舎が描かれていて、すごくなつかしくなった」

 

「友達もぼくも出ていて、うれしかった」

 

「カメムシのことがよくわかって、おもしろかった」と、

最初のうちは、「どんなカメムシが好き?」と訊いても、すうっと顔をそむけていた恥ずかしがり屋で虫好きのS君。訪問3回目あたりから、いっしょにカメムシ探しをしてくれました。

そして写真左の緑色のTシャツを着ているのがT君。このふたりは同学年でいいコンビ。

カメムシはかせ1号、2号としてずっと惜しみない協力をしてくれました。

あ、右端の緑のTシャツの、T君の弟のST君もね。「カメムシ、だいっきらい!」といいながら

探し始めると夢中になっちゃう、やんちゃくん。

みんなみんな、ありがとう。

 

 

記念撮影。

 

この日、江刈中学校の生徒たちは、職場体験で不在なのが、残念でした。

江刈小学校を卒業すると、ほとんどの子どもたちは江刈中学校へ進学するので

3年前に本作りがスタートしたときにいっしょにカメムシを探した子たちは今ここに在学中。

 この制作をとおして感じたのは、学校というのはどんどん新陳代謝していく、ということ。

校舎も新築中、校長先生も3人目、もちろん生徒たちも卒業、進学、入学・・・・と。

それでもこのカメムシプロジェクトを途切れることなく続けてこられたのはひとえに

葛巻町役場の教育委員会はじめ町の方々、プロジェクトを引き継いでくださった校長先生や教職員のみなさまのおかげです。また、カメムシ調査を指導して立派な標本をつくってくれたカメムシ研究者 石川忠さん、長島聖大さん、この話にすばらしい絵を描いてくださった絵本作家はたこうしろうさんにも、この場を借りて、心からお礼申し上げます。

 

この日は岩手放送、岩手日報、葛巻テレビも取材に来てくれました。

上の写真中央の女性は葛巻テレビ取材担当の波紫尚子さん。なんと江刈小学校の卒業生なんだって! 

なんか、ローカルの媒体って、いいなあ。

地域に密着した日々のくらしの話題を伝えていくって、すごくすてきな仕事だと思う。

 

 さて、この日は自宅から江刈小学校まで片道4時間半の移動、さらに(ホテル2軒とも満室で)日帰りというスケジュールでしたが、やっぱりここに来たら虫が見たい!

ほんの15分ほどでしたが、校舎の裏で、ツノアオカメムシ(乾燥 笑)と、

 

ずっと見たかったハッカハムシが見つかりましたー!

 

葛巻町は、わたしにとって

訪ねるたびに

いくつもの願いを叶えてくれる町。

ほんとうに、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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できました!『わたしたちのカメムシずかん』

2016-09-18 05:33:25 | 日記

 2014年春から、岩手県葛巻町で取材をして制作した『たくさんのふしぎ 『わたしたちのカメムシずかん』」

見本誌ができてきました。

本やさんに並ぶのは、10月1日から5日くらいになります。

制作にご協力くださった、たくさんの方々に感謝でいっぱいです。

来週、葛巻に届けに行きます~

 

 

 


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願いがひとつ、かなった

2016-09-17 16:53:22 | 日記

 

 クズがはなざかり。

もう3年前から探しているクズの花で育つウラギンシジミの幼虫。

クズはいろんなところに旺盛にはびこっている。

あっちのクズ、こっちのクズ、と探し回っているのに・・・・・・

マルカメムシやオオメカメムシはたくさんいるのに・・・・・・

あの花の色に擬態しているウラギンシジミの幼虫には出会えません。

私のそんな嘆きをきいて、虫友のひとりがいる場所をおしえてくれました。

そして、ついに願いが叶った!

 

ウラギンシジミ幼虫がおしりから、一瞬打ち上げる花火。

(ウラギンシジミ終齢幼虫 1センチ)

「花火」はほんの一瞬だけ。すぐにひっこんでしまうので、

ねばって、ねばってやっと撮れたのはこの1枚だけでした。

 

 


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