鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

オオキンカメムシを見に海の方へ

2017-01-21 08:36:29 | 日記

 連日、リストとにらめっこ。

4月に発売予定の本の制作に追われています。

野外で見つけるとうれしい(と私が勝手に感じている)、これだけは見ておきたい、見つけるともっと見つけたくなる・・・そんな虫たちをリストアップして、写真と解説でつくるページに予想どおりの苦戦。

でも、やっと終わりが見えてきたかな?

 欲求不満になるので、今月中旬には、神奈川県の南のほうへ

12月に見つけることができなかったオオキンカメムシの越冬集団をさがしに。

いろんな照葉樹が雑然と生えていて、いかにも、という場所。

 

カメムシの越冬はだいたい集団をつくるのですが、

ここのは、あちこちに2、3匹と、散乱している感じ。

真冬にこんな大きさのある、しかも派手な色合いの虫をみると、元気が出ます。

 

 しかし、ほとんどのオオキンカメムシは枝の上のほうの葉裏に。

こういうときは、背が低いのがうらめしい・・・・。

あ、でも、私向けに、足元の草の上にも1匹!

 

 この日はアロエが花盛り。

誰が花粉を媒介するのか、とみていると、アブでした。

 

 

 でも、ああ遠き春よ・・・

 

 

 


この記事をはてなブックマークに追加

cancanライトで遊ぶお正月

2017-01-03 12:21:56 | 日記

あけまして、おめでとうございます。

去年お世話になったカメムシと宮崎で買ったタイ製のツノゼミの置物を飾りました。

 

 穏やかないい気候のお正月、いいですね。

45年間実家のある鎌倉の銭洗い弁財天に初詣にいってお札を洗ってきたけれど、

あまりに混むし、ご利益も感じられない(笑)ので、

今年は九品仏の浄真寺へ。

おみくじはひかない私ですが―
娘:あら、オマケついてるよ
私:じゃあひいてみるか・・・オマケ、熊手だった
娘:わたしとおなじだ、8種類あるみたい。だるまがほしいなあ~
私:もういっこ、やってみようか?でるかもよ。...
娘:ガチャじゃないんだから 笑

 仕事で外出がままならないので、

例の「cancanライト」でつかの間、虫撮り。

光がきれいにまわる虫撮り必携ライト

 

2ミリのジュウジチビシギゾウムシ。もう2か月もリンゴを食べて元気です。

 

ちょうど出てきたハエトリグモの幼体の目に、ハート~

 

 来週は越冬オオキンカメムシを見に行く予定。

楽しみです。

 

 今年も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


 

 


この記事をはてなブックマークに追加

クリスマスも正月も

2016-12-25 07:54:53 | 日記

 昨夜、大阪の虫友だち Iさんから、小さな声で電話が。

「あのぉ・・・最近ブログが更新されていないけど、お元気なのかなあ、と心配になり」と。

ほんとに、もう1か月くらい更新していない・・・・のに、訪れてくれる人はたくさんいらっしゃる・・・

ご心配くださっている方々、ほんとうにすみません!

 ブログを更新できていませんが、私はいたって元気です。

9月~11月までつづいた『わたしたちのカメムシずかん』発売、ジュンク堂でのフェア、2つのトークセッションなどなど、忙しくも楽しい秋を過ごしましたが、その後ちょっと休息。

そして今は、来年2017年4月(予定)発売を目指して、新しい著書の制作に没頭しています(というか、遅れている原稿書きとか画像さがしを編集者から催促されている)。

 この本は今までの私のエッセイ中心の虫本とはちょっと違って

虫の楽しみの世界に足を踏み入れようか、どうしようか・・・躊躇している(笑)方々から

一般愛好家までを対象に、「虫の見つけ方」について、いつ、どこで、どんな季節に、どんな時間帯

に、どうやって見つけるか、をいくつかの目ごとに掘り下げた内容です。

 でも一般愛好家の端くれである私が作る本、ということで、虫を楽しむためのあれこれを盛り込んで、今までにない虫の本を目指して、現在、鋭意制作中、というところ。

つまり、あ、きょうはクリスマスですが、クリスマスとかお正月とか、あまり関係なくがんばらなくてはならないハメに陥っています・・・・・・。

 約300種を取り上げるこの本にはもちろんたくさんの写真が必要なので、昆虫写真家 尾園暁さんに絶大なご協力をいただいています。

 また目ごとの、「その道の達人たち」と、実際にごいっしょにフィールドを歩いて、その見つけるための振る舞いに密着取材した「達人とフィールドを歩く」というページのために、6人の達人にたいへんお世話になりました。仕事とはいえ、もうね~楽しかったよ!読んでくださる方々にも、いっしょに虫探しをしている感じで楽しんでいただけるようなページにしたいと思っています。そして、誌面に入らなかったこぼれ話は、このブログに載せていきたいと思っています。

 越冬幼虫、フユシャク、オサホリ、とか、いろいろ気になるので、あたたかく穏やかな日には

心が激しく動揺しますが、ここはがまん。

 ところで来年、オドリコソウが咲いたら春一番に探しに行きたい虫は、このミツボシツチカメムシ。

わりと身近にも見つかるカメムシですが、ベニツチカメムシと同様、保育行動をする、

と教えていただいたので、それをぜひ観察したいと今から、心がはやります。

 

 ひとりひとりの頭の中には、来年の虫カレンダーができあがっているのではないでしょうか。

 その楽しいカレンダーを思い描きながら、

どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 


この記事をはてなブックマークに追加

11月25日のトークにご参加のみなさまに「緊急かつ、うれしい」お知らせです!

2016-11-20 18:36:47 | 日記

 おかげさまで、25日のトークセッションは、満員御礼(50名)となりました。

ところで、

 トーク開始に先立ち、先日、向井裕美さんが研究のため佐賀のフィールドより採集してきたばかりの、

イキイキのベニツチカメムシ現物を持ってきてくださることになりましたので、

関東ではなかなか見る機会のないこのカメムシをぜひみなさまにも観ていただきたく、

25日18:30~19:00までの30分間、私が虫かごをもって、

ジュンク堂のスタバ側の出口に立っております(笑)。

ご覧になりたい方は、ぜひ少し早くおいでいただき、声をかけてください。

(店舗内には生き虫は持ち込めないので、苦肉の策ネ)

 ぜひこの機会に、大きくて美しくておもしろいカメムシの実物をご覧になってください!

 


この記事をはてなブックマークに追加

『秋の昆虫展』後半のトークセッション間近か

2016-11-20 09:21:34 | 日記

 

 ジュンク堂池袋本店7Fでの『秋の昆虫展』、たくさんの方のご来場、ありがとうございます。

前回のはたこうしろうさんとのトークにも多くのご参加をいただきました。

ジュンク堂の催しは1か月の長丁場ですが、いよいよ後半にはいり

2回目のトークセッション、カメムシ学者向井裕美さん、新開孝さん、と私の『カメムシがこんなことするのか?驚異の保育行動』も、残り席数が1席となりました。参加ご希望の方はお申込みをお忘れなく!

 

 11月は講演やトークでけっこう忙しく、なかなかフィールドに出る時間がなかったのですが、

先週は、立川市のお招きで講演のあと、矢川緑地で行われた観察会に参加できました。

11月にはいると、虫はぐっと少ないだろう・・・…という心配をよそに、

驚くほどたくさんの虫を観ることができ、参加者も終始笑顔。

 

まだぴくぴく動くイモムシをむさぼるチョウセンカマキリ!

 

虹色の眼をもつアミメクサカゲロウ

 

カネタタキのメス

 

オオホシカメムシ。

 

ムーアシロホシテントウ

 

クロスジホソサジヨコバイ。たいていヤツデの葉裏にいます。

 

クヌギカメムシ

 

くすぐったい

 

ガ類のたまご

 

テリアの顔みたいにも見えるケムシ

 

あのころっとした体形の成虫からは想像もつかないトホシテントウの越冬幼虫。来春までこの姿。

 

ハバチの幼虫

 

私的にはいちばんうれしかったミミズク。ヨコバイの仲間です。

 

 きょうはあたたかい一日になると予報が出ているので、これからひとりで

近場のフィールドへ行ってきます。

狙いは、ササの葉裏のヒカゲチョウ、フユシャク、土にもぐっているアオオサムシ、あとは手すりのハエトリグモ。

まだまだフィールドも楽しい~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この記事をはてなブックマークに追加

トークの次は「壁」のご紹介

2016-10-30 09:19:21 | 日記
トークの次は「壁」の話。
あさって11月1日からのジュンク堂池袋本店7Fの壁面の展示の充実ぶりがすごい。
 
 ジュンク堂の各フロアの壁面はL字形になっているのはご存知ですね。
まずエスカレーターを降りていちばんに目につく正面の壁には、『わたしたちのカメムシずかん』であのすばらしい絵を担当してくださったはたこうしろうさんの原画がずらっと展示されます。
人気絵本作家のはたさんの原画ですから、福音館書店の社員3人が膝に抱いてタクシーに分乗して搬入する、というとになるそうです。これは私もまだ見たことがないので、すごく楽しみ。
 
 
 でも正面の壁を見てそこで止めてはいけません!
L字の角を曲がりましょう。
そこには長島聖大さん、石川忠さんの、葛巻でのカメムシ調査の課程と調査報告のパネルがどーんと。これを見れば葛巻でのカメムシプロジェクトの全貌がわかります。
 
 そしてその先には新開孝さんの『みんなカメムシのたまご!』パネル。この夏、セミの撮影で上京された新開さんと銀座でチャーハン(なぜに銀座でチャーハンを?とお思いでしょうが、外国人観光客で超混雑している銀座では裏道の中華屋さんくらいしか空いていなかったんです。「チャーハンなんかですみません・・・」という私に「ぼくチャーハン大好きですよ、ほんとですよ」と言ってくださる新開さん。ほんとに優しい方です)を食べながら、「カメムシのかわいくてきれいなたまごをずらっと並べられたらいいなあ・・・」と話したら、すぐのってくださって、こんな素晴らしい展示になりました。
 
 
 さて、カメムシのたまご美を堪能したら、ずずーっと奥に進みましょう。そこには向井裕美さんのベニツチカメムシ研究の成果が迫力で迫ってくる展示が。一般向けの展示は初めてという向井さん。何に対しても真摯に全力で、しかも楽しみながら取り組む向井さんの姿勢が見る者の胸に響きます。ああ、こういう姿勢があのツチカメムシ類の「振動」という行動を世界で初めて見つけることにつながっているのだ、ということが納得できるでしょう。
 
11月はぜひ池袋のジュンク堂へ足を運んでください。
 
 
 

この記事をはてなブックマークに追加

ふたつのトークセッション

2016-10-29 15:37:43 | 日記

 11月1日~30日までの、ジュンク堂池袋本店7Fでの『秋の昆虫展』、

いよいよです。

 きょうは期間中に2回にわたり行われるトークセッションのお知らせです。

1回目:11月9日(水) 19:30~21:00(開場19:00)

     鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳

   「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」

   岩手県葛巻町で行われたカメムシ調査と取材のために、膨大な写真が撮られました。

  その一部をご紹介しながら、これらがどんなふうに絵本になったのか、

 著者、絵本作家、担当編集者の3人が熱く、楽しく語ります。

 この絵本が10倍楽しく、興味深く読める話題がぎっしりのこのトーク、

読んだ人も、まだの人も、ぜひご参加ください。

(トーク後、本の販売とサイン会も行います)

 

2回目:11月25日(金) 19:30~21:00(開場 19:00)

 新開孝、向井裕美、鈴木海花

  『こんな面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動』

  ベニツチカメムシは、体長2センチ近くもある美麗なカメムシです。この亜社会性ツチカメムシ類の一種は、メス親がエサの実を口吻につけて幼虫たちの待つ巣に運びます。

さらに、たまごが孵化するとき、「生まれるのは、今よ!」とメス親が、たまごのなかの「胚」に、呼びかけることがわかってきました。その鍵は「振動」。一斉孵化を促すこの行動の謎は?

 昆虫ではほかに見られない行動と生活史について、奇しくも時期を同じくしてこの10年あまりの間、

研究を重ねてきたカメムシ学者の向井裕美さん、と生態をたんねんに撮影してきた昆虫写真家 新開孝さんのおふたりをお迎えし、この6月に保育行動を観に宮崎まで遠征してきた鈴木海花が、未発表の生態について、根掘り葉掘り、お訊きします。

 向井さんと新開さんは、7F壁面で展示もされています。ぜひ見に来てください。 

(トーク後、本の販売とサイン会も行います)

****************************************

以上2回のトークセッションは、事前の申し込みが必要です。

参加費は1000円(一人 飲み物付き)

お申込みは、ジュンク堂池袋本店:03‐5956‐6111 まで。

 

 


この記事をはてなブックマークに追加

「カメムシ・アロマランプ」

2016-10-19 19:47:14 | 日記

 11月からはじまる『秋の昆虫展』。

販売アイテムを少しずつご紹介していきます。

 まず、新進気鋭の板金作家、真野貴光さんが世に問う(笑)のは、

「カメムシ・アロマランプ」です。

ムードたっぷりですね。

虫友への、暮れのプレゼントにいかがでしょう?

匂いが心配? 笑

いったい、どのくらい売れるのか・・・・・・見当もつきませんが 笑。

 


この記事をはてなブックマークに追加

『鈴木海花プロデュース・秋の昆虫展』のお知らせ

2016-10-14 21:58:22 | 日記

いよいよ来月です。11月のまるまる一か月間、『秋の昆虫展』やっています。

ポスターもできました!

木版画家竹上妙さんがこのポスターのために制作してくれた新作!です。デザインは中山泰。

壁面展示:はたこうしろう『わたしたちのカメムシずかん』原画展
      石川忠、長島聖大『葛巻町でのカメムシ調査報告』
      新開孝の『みんなカメムシのたまご―誰のたまごかな?』パネル展示
      向井裕美『ベニツチカメムシの驚異の生態』


フェア台:
○矢後勝也、川邊透、鈴木海花セレクト 虫関連書フェア
○阪本優介の「蛾のキレイどころ勢ぞろい!」
○世界の昆虫切手展示
○虫グッズ販売(イモムシグッズ:西塚em、カメムシ・アロマランプ:真野貴光、蛾まぐち各種:森田珠生、  虫はんこ:井上恵子、標本の作り方DVD:佐々木仁、木版画アイテム:竹上妙)

 ○会期中のフェア関連トークセッション:
11月9日(水)鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳
「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」

11月25日(金)向井裕美、新開孝、鈴木海花
      「こんなに面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動」
入場料1000円(ドリンク付き) 要予約:03‐5956‐6111 どちらも19:30~21:00

トークセッションの詳細はこちらで:http://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

 


この記事をはてなブックマークに追加

明日10月14日岩手放送IBCで

2016-10-13 21:13:13 | 日記

岩手県にお住まいの方にお知らせです。

明日10月14日 18:15から岩手放送IBC『ニュースエコー』のなかで、

この間私が葛巻へ『わたしたちのカメムシずかん』を届けに行ったときの様子が放送されるそうです。

 新幹線で2時間半座っていて、最寄駅「いわて沼宮内」で降りたときは足がへなへな。改札に向かうと・・・正面に三脚をたてたテレビカメラが!

え、なに?と思って一瞬止まっていたら、横から校長先生が「すみません、きょうは密着取材なんで」と駆けていらして、あわてて足をしゃんとして・・・・・・。

たぶん私のへたっぴいな読み聞かせの場面も映るんだろうなあ。恥ずかしい・・・。

 


この記事をはてなブックマークに追加