鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

きょうはわがH市の文化祭

2018-10-27 13:00:03 | 日記

 きょうは私の住むH市の文化祭!

地元小学校(私の自宅から5分ほどのところにある)のチョウをテーマにした課外活動の成果の展示もあるというので、楽しみにしていました。

 

 

 H市の小学校でチョウをテーマに、「子どもと昆虫夢つくり」活動をされている平澤和夫さん(写真右)の指導で、はじまったのが3年前だそう。

まだ3年というのに、地域の50種のチョウを採集し、標本にしている。

 

 

この活動に参加しているのは15名ほどの児童たち。

その感想がすばらしい。

『手足のふるえが止まらず、動けなくなってしまいました・・・・・・』

そうそう、その気持ちだよね!

3年間の活動で観察した地元の分布の展示は貴重なデータ。

 

 きょうは地元の教育長さんに展翅法を披露。

 

次の野外活動は3月で、オオムラサキの越冬幼虫を探しに行くというので

いっしょに連れていっていただくことになった!

楽しみだなあ。

これからもこの活動がつづいていくといいね。


これからは きのこも見なくちゃ

2018-10-19 19:06:01 | 日記

 

 新開孝さんから新著『きのこレストラン』(ポプラ社刊1500円+税)送っていただきました!

新開さんがきのこの本をつくるとこうなる。

きのこに集まる虫ってこんなにたくさんいるんだなあ。

タイワンオオテントウダマシの羽化の様子をとらえた写真のページ。

美しい。

でもタイワンオオテントウダマシは関東にはいない。残念。

 

 人間にとって食べごろが過ぎてからが虫たちの「きのこレストラン」開店。

きのこや土や枯葉や、いろんな香りしてくる美しい写真が満載。

さっそく山の方へ行ってきのこの傘の裏側を見たくなる、そんな写真絵本です。

 

 で、さっそくこの間、タマゴタケを見た山道へ行ってみました。

 きょうはこの間ほどキノコの姿を見ない。

もう時期が遅いのかな。

薄紫のヒダのと、

ツチグリが見つかった。

でもきのこを食べている虫は見つからなかった。

明日も見に行ってみよう。

 


黄色から薄緑色へ リンゴドクガの脱皮

2018-10-11 06:34:39 | 日記

 昨夜はソラナックス(軽い安定剤)を4分のⅠ錠飲んで寝ました。

 もうずっと前、不眠気味だったときに使っていましたが、今はもうめったに使わず。

でもちょっと興奮して気が立って眠れなそうなときは、1錠を4つに割って。

 何にそんなに興奮しちゃったのかというと、

寝る前にリンゴドクガの様子を見ると

脱皮してた!

そして、その色ったら!!!

リンゴドクガは、黄色の毛が多いけれど、他にピンクとか白色もあるらしいので

毛の色彩変異はよくあることらしい。

でも、脱皮したてに、こんな薄緑色になるとはビックリ。

で、興奮してしまったわけ。

 

 今朝になってみてみると

薄緑色は少し白っぽくなっています。

でもうれしいことが。

背中にピンと立った毛束が2本から4本になっている。

毛束の間に、刺激を受けると威嚇するために見せる黒色部分がかくれていて

つまり2本の毛束だと、黒色部分は1か所。

(9月28日に見つけたときの様子)

日ごとに黄色味が増していった。

頭部は白い。

 

 

背中の毛束が4本なら、黒色箇所は3箇所ということになり、迫力が増す。

 脱皮によって背中の毛束の数が増すとは思わなかった。

まだじっとしているけれど、もう少したったらちょっと刺激してみよう。