若棟梁日記

高知県は四万十川の近くで大工をしています。体に優しい家を建てる為に日々勉強しています。

桧の家 10

2020-12-25 18:08:25 | Weblog


南欧風な家を県産材+日本の木組みでとい木の家でした。
施主様の強いこだわりが随所にみられます。





この頃は一人若い弟子も来てくれていましたが、少し厳しすぎましたね。
今はもう少し優しくなっています。



鬼北の左官さんもこの時に事故の影響で変わった現場でしたね。
下請けもこの10年で変わった業者もあります。



欧州の家も基本は無垢材と漆喰の自然素材なので日本の木でもよい感じになっています。

杉の家 9 長期優良住宅

2020-12-24 16:33:07 | Weblog


この家で初めて長期優良住宅認定受けて施工し始めました。
今はグリーン化住宅という補助金の初期バージョンの名前、木の家促進事業という国の事業でした。
このころ高知県中小建築業協会から声がかかって入会し、最初はそこの設計士に構造計算などしてもらいました。
電話や打ち合わせが結構時間がかかり、次の物件からはソフト買って自分で設計士提出しています。



ここの施主様とは高知市内であったもくもくランドというイベントで知り合いました。
製材所の家が完成する前でイベントに出て写真や資料も少ない中、何組か仕事いただくことできたイベントでした。
個人の大工がでるような感じではなかったのであの時はがむしゃらでしたね。



大黒の木組みも格好良いですね。

市内・大規模改修 1

2020-12-21 08:14:32 | Weblog


初めて市内での仕事。泊まり込みで今考えると過酷な日程でした。
土間コンクリートをはつって手でトラックに何台も積み込みや、何トンもする鉄骨の階段を一人で解体。
造作はAM7:00前からPM8:00過ぎまでやったり若いからできたかなと。
この頃から双子の大工の一人にきてもらってます。
ついてきてくれた大工に感謝ですね。



思い出の現場です。


土壁の家 6

2020-12-19 17:35:32 | Weblog


この家から2~3年ぐらい口も利かずにいがみ合っていた親方が一緒にやってくれだしました。



今では少なくなった土壁の家。
墨付けも大工により貫の枚数から大きさ、小舞の入れ方が変わってきます。
地域性もあります。



中は土佐漆喰。



和風の家でした。


杉の家 4

2020-12-19 17:06:56 | Weblog


松野町で建てました。この当時は総額1800万ぐらいでした。
外部はそとん壁に焼き板と杉板。
瓦屋根で緑にあっていますね。



この現場で親方の元で働いてた大工はいなくなり、新しく今でも一緒にやってくれているT氏がきてくれました。
基礎の時は弟子もいましたね。(10日ぐらいでいなくなりましたが・・・)



杉をふんだんに使い内装は今は使わなくなった中霧島壁。
和風の真壁づくりで良い雰囲気です。

桧の家 3

2020-12-19 16:25:17 | Weblog


中村進出です。桧の家1を建てて初めて展示会をして仕事の依頼を個々の施主様から初めて頂きました。
西土佐の若造に仕事を任してくれた施主様に感謝です。
仕事来なかったら大工やめて他の仕事してたかもしれないので。



細長い敷地に建てました木の家。構造も大黒柱はないですが通し柱を14本配置し門型フレームで考え建てました。
この時は大工は自分と兄ともう一人の職人でした。



キッチンも総ヒノキ。
天然ヒノキのいい板でしたね。



タモの洗面台。
ここでの展示会でずっとお世話になっていますトンボ不動産さんと会いました。