先日第20回高知県木の文化賞・県産木材の利用促進の部、受賞しました。
前回からできた部門で、高知県で最初に頂けたことは嬉しい事です。
宿毛工業高校建築課を卒業し、現場監督として2年間建築に携わり20歳から親方に弟子入り、28歳から独立しもう15年間。大工としては23年間高知県産材を使用し続けてきました。それが当たり前の環境だったので。高知県で木の家だと一番の家を建てている自負でやってきたので、こうやって形として認められ自信にもつながります。
今回受賞した場所はもくもくエコランドのオープニングイベントだったのですが、僕が独立した時にこのイベントにブースで出店していたのであの時の苦労や思い出が浮かんできました。
推薦頂いた木材産業課とは独立し平成20年度からずっと補助金を活用させていただいています。m3単位で補助金が活用できだした頃から担当の方に、補助金額満額達するのは村上さんのところぐらいだから審査も一番厳しくすると言われあの頃は結構大変でした。
現在も木の住まいづくりの平均額が290000円ぐらいのようですが、自分達は低価格の家でも750000円ぐらいいきますし、満額の800000円もよくあります。
件数でいったら他の大きな工務店の方が活用してると思いますが、1件当たりの量からいったら一番です。
職人にも感謝ですが、やはり製材屋さんの功績が大きいです。
親方の頃からの付き合いですが、独立してから唯一変わっていない業者は上村製材所だけです。無理を言って良い材木用意してもらい、補助金活用のために書類づくりやJAS認定もとっていただきました。良い製材屋と組んでいけないと木の家は建てれないので感謝です。
これからも四万十市産材並び高知県産材を使用し、地産地消の木の家を建て続けていきます。