ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

530話 地獄へ地獄へ   (インペルダウン編-8)

2016年12月20日 | 頂上戦争編






『大監獄インペルダウン』の騒動は、海軍本部センゴク元帥へと報告された。
センゴクの部屋には、すでに『インペルダウン』から戻っていたガープ中将がおり、孫ルフィの犯した事態に大笑いしていた。
センゴク元帥がいかに怒ろうとも、ガープにはまったく響かない。

「この世界の海を揺るがす一大事に・・・輪をかけた面倒を起してくれおって!!!
エニエス・ロビー及び天竜人の事件に引き続き!!全てが前代未聞だぞ!!!
20年前の・・空飛ぶ海賊"金獅子"の脱獄を失態としても・・それを最後に20年間、何十万人もの囚人達をたった1人の脱獄囚もなく、ましてや侵入者など歴史上一人も出さず、"鉄壁"を守りぬいた『大監獄インペルダウン』!!!

その名にドロを塗り、今史上初の"侵入者"となった男が、なぜまた貴様の孫なんだ!!!!
貴様が"海軍の英雄"などと呼ばれていなければ、一族全ての責任を取らせる所だがな!!!ガープ!!!」



「わっはっはっは!やりおるわい!!さすが我が孫!!おいぼれの命一つで責任が取れる程、もう事態は小さくないわい」とガープは笑い飛ばした。



こうして、海軍本部のセンゴク元帥より『インペルダウン』の現場に、”麦わら”の目的が兄弟であるエースの救出であることが伝わり、看守達はどよめいた。



道理で地獄へ地獄へと降りていくわけだ・・・。

そこでようやく"麦わら"の行動の意味を理解し、同時に"白ひげ"襲撃に気をとられていた看守達は、万に一つでもこの救出劇が成就されれば、事態がひっくり返るだけの重大な事態に直面している事を察知して、大急ぎでマゼラン署長へと報告された。


同時に、"白ひげ"襲撃に備えて外の警備に当たっていた海軍兵達も、"麦わら"の捕獲へと警戒態勢を変更させた。
万が一の事があれば、『インペルダウン』はおろか、「世界政府」全体が世界中の笑いものになる!!!
なんとしてでも捕獲必須の、世界を揺るがす事態であるとの認識が一気に海軍に広まった。


だが、『インペルダウン』の獄卒長「サディちゃん」は、海兵達が『インペルダウン』へ入ることを拒んだ。
内部は迷宮的構造の為、地理に疎い海兵は邪魔になるとして、唯一の出入り口である跳ね橋をあげて、『インペルダウン』を完全閉鎖し、海軍には引き続き外部の警備に当たらせた。









その頃、ハンコックはレベル4でマゼラン署長と合流し、エースの元へと案内されていた。



王下七武海のメンバーにあって、その姿を見せることのほとんどなかった「女帝ハンコック」の突然の面会に、エースはもとより、ジンベエ、クロコダイルも驚いた。



ハンコックは、一瞬にしてその場にいた男共を惑わせると、マゼラン署長は囚人達の不謹慎ぶりに体から毒を出して怒り出した。



ハンコックはその隙に、エースに"ここに来た本当の理由"を告げると、「彼は、そなたに怒られると憂いておったぞ」とフフと笑った。







だが、エースの顔はさらに険しく曇った。











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