敵の2人を倒しても、まだゾロとサンジは内輪ケンカを繰り返していた。
その隙をつかれて、残る1人、ビッグパンに二人して捕まり、その皮膚のぬるぬるを利用した【曲技・レーシングサーカス】で、二人はすっかり目が回って倒れてしまった。
そうしている間に、倒れていた敵2体が復活し、目が回って立つこともできないゾロとサンジは、敵の攻撃を受けたい放題に受けた。
特に巨人と魚人のハーフであるビッグパンの怪力と、ルール違反である武器を使った連続攻撃に、二人は血まみれで地面に倒れた。
だが、まだ勝負はついていない。
ゾロが口を開いた。
「・・・おいコック。10秒手ェかせ」
サンジが答える。
「・・・妥当な時間だな」
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