ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

46巻-448話 モリア  (スリラーバークとの遭遇-7)

2016年09月28日 | スリラーバーク編




一方、ナミ達を追って後から「スリラーバーク」に上陸したルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキーの5人は上陸してすぐに現れた「ケルベロス」を面白がってパンチ一発で大人しくさせたり、道すがら出会うびっくりゾンビを捕まえては、「一緒に海賊やらねぇか!?」と誘う程に楽しんでいた。




5人の前に、船で見た「ゴースト」がまた突如として現れた。
ゴーストは実体がないのか、捕まえることもできず、どんな攻撃も体を通過してしまって効果がない。
さらに「ネガティブ、ネガティブ」と言いながらゴーストが体を通過すると、通過された人が
凄いネガティブになって、戦う気を失くしてしまうのである。
実体がないうえに、触れると精神を切り崩されるとあっては、いくら強いルフィやゾロでも太刀打ちが出来ないでいた。




ロビンとサンジはこの怪しい島を分析した。
包帯とつぎはぎのある生物は体に通し番号が振られてあり、誰かに一括管理されているらしい。
時折現れるゴーストは、自分達の行動を監視しており、ゴーストを操る人物が別にいると考えられる。

そんな5人が墓地にさしかかると、さらなる脅威、大量の「ゾンビ」が襲い掛かってきた。
「ゾンビの危険度教えてやれェ!!!」と言うゾンビに、「危険度ならこっちも教えてやる!!」と合わせて6億の力でゾンビを一発撃退して大人しくさせた。








5人が墓地の先にある屋敷に入ろうとした所を、今度は「大けがをした年寄り」に呼び止められた。老人は、ゾンビを倒した恐ろしく強い5人を見込んで頼み事があるという。
「倒して欲しい男がおるんじゃ・・・あんたらならきっとやれる!!被害者ならいくらでもおるが、倒せば全員が救われる。"影"が戻れば礼ならいくらでもする。相手はモリアという男だ。」

その名を聞いたロビンが反応した。
「元々の懸賞金でさえ、ルフィを上回る男よ。ゲッコー・モリアは"七武海"の一人よ!!!」




老人は「あんたらもここへ誘われた時点で、モリアに目をつけられたと思った方がいい。
この地に残り、暗い森をゾンビを恐れながら這い回る者・・、海へ出て太陽に怯えて生きる者・・・、いずれにしろこんな体で生きている心地はせん。死ぬ前にもう一度太陽の光の下を歩いてみてェ・・・」
と言ってボロボロと涙をこぼした。


ルフィは「まーでもよ、元々影を奪う張本人を探してたんだ。そいつがおれ達も狙ってんならぶっ飛ばす事になるし、おっさんもついでに助かるんじゃねェか!?」と満面の笑みと自信で言ってみせたので、影に隠れていた大勢の被害者達も口々に「ガンバレー、モリアをぶっとばせー」と声をかけてきた。

その頃ちょうど小雨が降ってきて、今から向かう屋敷の方に「旗」のようなものが見えた。



老人が説明する。
「あれは巨大な帆で、巨大すぎて全貌がわかりにくいが、このスリラーバークは、村を一つ丸ごと載せた世界一巨大な海賊船なのじゃ!!!
屋敷の裏に見えるメインマスト、ゲッコー・モリアはそこにおります。」





間もなく、時計は深夜12時を指そうとしていた。











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