和室が、古布の洋服仕立て屋さんみたいです。
(数か月先に予定している古布展用です)
古布を接いで刺し子を施し、一晩お湯に浸して干し、
乾いたらとりあえず肩だけ縫い合わせてハンガーに吊るします。
白い壁一面が、作りかけの洋服で埋まってきました。
藍染の布は、水をくぐらすたびシャキッとして輝きを増す不思議な布です。
今日はそのうちの一着目が完成。
これまではパンツやスカートが主でしたが、今回は上着が中心です。
壁からハンガーを外し、朝から裏地をまつって縫いつけました。
裏地は、(古布ではなく)新しい布を使って作ります。
寒い季節になったら、きっと誰かを温めてくれることでしょう・・・
習った洋裁を総動員して縫いあげていきます。
手縫いは時間がかかりますが、ちっとも苦にならない。
縫う時間も出来上がってからも
古布は、ほんわかと幸せな気持にしてくれる相手です。