むじな@金沢よろず批評ブログ

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2・28記念日、謝長廷陣営行進と集会盛り上がりを見せる 3月16日にも百万人集会計画

2008-03-04 00:28:54 | 台湾社会運動
2・28事件記念日の2月28日、謝長廷陣営が企画した台北市内行進と集会は、緑陣営支持層の危機意識が出てきたからか、久しぶりの盛り上がりを見せた。行進と集会でのべ10万人が出たとみられる。また、緑陣営の集会としては久しく見られなかった若者の姿も多く見られた(3分の1くらい?)。
この日は10日から始まった「逆風前進行脚」の最終日でもある。この日は午後2時半すぎ板橋市にある謝長廷台北県選対本部を出発、南部の屏東を出発して500キロあまり歩いた若者たちに加えて、台北県の民衆も合流、さらに台北市に入り、より多くの民衆が加わって盛況となり、沿道の人たちの反応も良いものだった。
中山サッカースタジアムで開かれた夜の集会ではFreddyが主軸となり、実際Freddy登場の際には、観衆の歓声と拍手が大きかった。ただし、このときFreddyが歌ったのは、自分たちのバンド「閃霊」のヘビメタ曲ではなく、「濁水渓」のものだったと思う。まあ、中年以上の人も多かったから、ヘビメタは避けたのは正解。
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ところで、謝長廷陣営では3月16日にも、大規模なデモと集会を予定している。台湾各地で総計100万人を動員する。「(14日に記念日となる中国反国家分裂法など)中国の脅威と抑圧に反対し、国民党一党独占状況に対して民主主義の台湾を守る」ことをテーマとするもの。16日といえば投票直前の最後の日曜日で、投票6日前。謝長廷陣営はこれで最後の盛り上がりをはかり、必勝を期すようだ。

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