公文書で西暦使用を求める提案

民進党新潮流派の林岱樺立法委員は２月末、立法院の質問で、行政機関の公文書で年号表示を中華民国暦ではなく国際的に通用する西暦を使うべきだと主張、その立法化を提案した。
新潮流はいろいろと問題があるが、これは正論。是非早く進めてほしい。

ところが、これについて、例によって国民党や親民党が反対しているという。
国民党守旧派系の聯合報が３月１３日付けで反対特集を組んだ。国民党・親民党も反対しているとのことだが、そこがまた聯合報らしく、知恵がなく頭の悪さをさらけ出していて面白い。

国民党・親民党の反対理由はというと、「民国暦を使わないなら、紙幣もみんな使えなくなる。紙幣がなくなったら、どうやって経済を運営するのだ」などというもので、それにあわせて聯合報も紙幣の写真を持ち出して「紙幣が全部なくなれということか」などと書きたてている。
まさに無厘頭の世界だ。
これから変えていこうという話だから、昔から流通するものが無効になるわけではない。
まあ、韓国でもハンナラ党も同じようなぶっ飛んだ屁理屈をごねてウリ党を困らせているようだから、もともとファッショ独裁政党のやつらの発想は同じなのだろうが、こんなやつらがいまだに国会の過半数を占めていたり（台湾）、最大野党だったり（韓国）、まあ、困ったものですわな。


http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS5/3208912.shtml
國親反對：光是新台幣 就要全銷毀
【2006/03/13 聯合報】

http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS5/3209646.shtml
行政院：民國改西元 須全民共識
【2006/03/13 聯合晚報】

http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS5/3208907.shtml
高層：最困難是意識形態
【2006/03/13 聯合報】

http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS5/3208914.shtml
發起人林岱樺：無涉統獨
【2006/03/13 聯合報】

http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS5/3208908.shtml
直言集》終統之後 第二道政治風暴醞釀
【2006/03/13 聯合報】