
百姓は草退治が仕事の大半(笑)
耕作地の中に限らず畦道や法(のり:道路や畑の境などにある急斜面)なども病害虫の予防のためにはせっせと刈らねばならない。
庭から脱走した園芸種やネジリバナやアザミなど花が楽しめる野草は刈り残す人もいるのだが、一切気にせず刈り払う人もいるのは致し方ない。
草刈中にふと青い小さな花が一つ視界に入った。
青い小さな花といえばオオイヌノフグリぐらいしか思い浮かばないのだが、花弁が明らかに違う。
機械で刈りながら瞬時に判断が利くあたりまだまだ大丈夫。
しかし、本職の会社の仕事では瞬時に判断がつかないのはなぜだろう・・・
周囲だけを刈り取って観察してみたら青いニワゼキショウ?
初めて見るものなので草刈が終わった後、カメラを持ち出し撮ってきた。
「青いニワゼキショウ」で検索すると画像が幾つも出てくる。
「オオニワゼキショウ」「青花姫ニワゼキショウ」「ルリニワゼキショウ(別名:アイイロニワゼキショウ)」etc
花弁やシベの特徴から「ルリイロニワゼキショウ」と同定。
外来種らしいが、今までに見たこと無い・・・
残念なことに一輪しか咲いていなかったので状態のよい花を選ぶことは出来なかったのだが、また次回の出会いに期待しよう。
こちらは田んぼの畦に生えていた普通のニワゼキショウ

相変わらず群生は難しい。
こちらでは白花はあまり見かけません。
ゲンノショウコは逆に白花ばかりです。
青いニワゼキショウは初めてみました。