秋の終わり~冬の始まり

2008-11-30 06:52:41 | 
トンボはすでにその季節を終えた。
稀に見られても活発に飛び回ることもなく、陽だまりの石の上などで暖を取っている。
蝶は意外と寒さに強く、新参者ながらツマグロヒョウモンも未だに飛んでいる。
中には成体のまま越冬する種もいるので(トンボも)十二月になっても暖かな日には目にすることもある。

越冬するといえばカメムシとテントウムシ。
霜が降りるころになると越冬場所を求めてサッシの隙間にいっぱい貼り付いていてギャーッ!!
隙間からたまには室内へ。

触ってもどうということもないテントウムシなのだが、ツルツル滑ってどうにも上手くいかない。
尻を叩いて指にでも這い登らせてご退去願う。

カメムシ!!
こいつはどうにも始末が悪い。
洗濯物につかまってそのままたたまれでもしたら部屋中にあのニオイが・・・
下手に触るとさらに悪化させるので広告などのカミですくって外へ向かって吹き飛ばす。

蛾の仲間でもフクラスズメなどは家の中に入り込んでいることがある。
アブラゼミほどのサイズなので私以外の家人は手出しできない。
ゴキブリ同様、私は平気。
のフリをする。

ゴキブリなら叩き潰してでも強制排除する。
実際生きているのを捕まえようとしてもすばしっこくってほとんど無理。
死んでいるのすら平べったくてツルツルのつかみどころのない虫だ。
娘達には殺虫剤で退治することすらできないのだから優しいと言うか軟弱と言うか・・・・

先日の彩雲を採った際に広角ズームに付け替えたのでそのままマクロ的に一枚。
ガガンボだろうけど種類が多いので正確な名称は分からない。
冬の昆虫というのもいるにはいるが撮影は春までお休みであろう。

彩雲?

2008-11-23 12:53:58 | Weblog
九時をちょっと回ったころ、雲の具合はどうかと空を見上げると虹がかかっていた。
でも・・・ちょっと変。
まるで画像を回転させたように天地が逆。
おそらくは朝日が薄雲に当たって虹を見せているのだろう。

彩雲ならばほぼ水平に色が広がると聞いている。
この状態でも彩雲と呼ぶのだろうか?


初霜

2008-11-20 18:46:20 | Weblog
玄関から一歩出るとこの冬一番の冷え込み。
あたり一面まっ白に霜が降りていた。

予定日より一週間早く姉さんがお祖母ちゃんになったのはそんな日の午後である。
父にとっては初のひ孫なので早く見せてあげたいと思うが、しばらくは実家で養生してくるとか。
近いうちに写メでもしてくるであろうからそれまで暫しの我慢。

写メといえば出産の報告は姉さんから女房へメールであったのだが・・・
数分おきに三回同じ文面が届いた(?)
よくよく見ると二回目は次姉へのTO。
三回目は次姉と妹へのTO。
おそらく次姉へは二回同じ文面が届いているはずだ(笑)
姉さんも初孫誕生に相当舞い上がっているみたい

義兄さんはどうしてるかな?
自分の子供が生まれた時も泣いたと言う話だから・・・
新米じいちゃん

椎茸

2008-11-16 16:21:29 | キノコ
またしても週末に近い平日に裏山へと繰出した。
特にキノコが好きでたまらないということではない。
持ち山のキノコを他所の人に採られるのが悔しいと言うそれだけの理由である(爆)

そろそろ裏山に放置プレイ中のホダ木にシイタケが顔を出す頃なのではないかと立ち寄ってみた。
六年ぐらい前にタネゴマを植えたものでホダ木は限界に近いほどにグズグズになってきている。
「もう今年は無理かなぁ・・・」
という気はしたのだが幾つか親指の頭ほどのシイタケが出来ていた。

山ではいつものアカモミタケが数本採れた。
乾燥気味の気候で昨年よりも少ないような気がする。
もっとも、あたらし目の足跡はかなりあるので随分と採られているのかもしれないのだが。
キノコ自体は湿気ているときより粘りが少ないので汚れは落としやすいし、粘液で手も汚れにくい。

昨年、クリタケが生えていた辺りで特大のクリタケを見つけた。
カメラを持っていなかったのでまた後日。

日曜日には雨の予報が出たので土曜日の夜勤明けの朝に裏山へ。

シイタケは傘が開く前の実にいい感じだった。
雨に濡らせてしまうと日持ちが悪くなるので一気に採ってしまった。


シイタケ

傘の直径が五cmほどのクラスが四本採れた。
まだ発芽したばかりの小さなものも幾つか見られたので今年はまだいけそうだ。
でも、この冬はホダ木を新調しておかないと来年は無理かもしれない。
はたして昨冬に一働きしただけのチェーンソーは上手く動くかな?

特大クリタケは傘を開いていた。
先日の密生していた株はスーパーで売っているエノキタケ級。
今回は傘の径が四㎝はあろうかという特大サイズ。
写真だけ撮るのではもったいないような気がしたので味見をしてみようかと採ってきた。


特大クリタケ

しかし、まだ食べてない。
はたして女房が調理するかどうか・・・

前略 おふくろ様

2008-11-13 08:49:00 | 花・植物
早いものでアレから一年がたちました。
春には貴女のお姉さんがそちらに。
久々の再会はすんだのでしょうか?
つい先日はあなたの幼馴染のTさんもそちらに向かいました。
まだ川まで辿り着いていないでしょうが道案内をしてさしあげてください。

父は相変わらず元気です。
しかし、さすがに足腰の衰えは隠せません。
今年はもう耕運機も草刈機も使えません。
正直言って私たちは少しホッとしています。
しかし、日曜日のゲートボールは相変わらず楽しみにしています。
先日、町のグランドゴルフ大会では「ホールインワンを出した!!」
と嬉しそうでした。
「最高齢参加者かと思ったら九十歳を超えた人がいた・・・」
と残念そうに話していた所を見ると最高齢参加者になるのを狙ってる節があるのですが(笑)

今月中に貴女の孫に子供が出来ます。
年が明けたらもう一人。
父も楽しみにしているのですがどちらも男の子のようです。

どうですか?
ひ孫に便乗してこの世に帰ってくるって言うのは

採られた・・・

2008-11-11 18:15:25 | キノコ
もうちょっと傘が開くといいかと思っていたのだが・・・
しばらく雨が振ってないので開くまで行かなかったかもしれない。
実際、取り残したのは萎びていたし、すぐ近くにあった小さな株も育っていなかった。

どうせそんなに美味いものじゃなし・・・
(喰ったことないけど)
とブドウを採り損ねたイソップのキツネのごとく(笑)

トッタド~!!

2008-11-06 19:39:19 | キノコ
例のクリタケがそろそろいい感じに傘が開いたかなと。
「この前山に行った時に珍しいキノコの小さいのがあったから今からトッテくる」
と言って出かけようとしたら女房がさも嫌げに「え~!?」と返事した。
何か変なキノコを食わされると思ったらしいのだ。
しかし片手には望遠ズームマクロをつけたイチデジ。
もう一方の手には三脚なのだからそんな心配はないのだが・・・
もしかしたら出勤前の忙しい時間帯にカメラを持ち出したことに「え~!?」だったのかもしれない(笑)

前回は広角ズームを付けていた。
ある程度の大きさに撮るには近付かねばならない。
すると三脚が必須なのでやや上のほうから写すことに。
望遠ズームマクロだとやや離れた斜面の下から仰ぎ見るぐらいの角度で同じ画角に写る。
但しブレやすい。
でもまぁこんなものかな?

えっ?
採らなかったのかって?
ていねいに採ってたら遅刻するから・・・

クリタケ

2008-11-02 15:57:23 | キノコ
土曜や日曜だと他所の人が入ってる可能性があり、金曜日に裏山のキノコ狩りに行ってきた。
なぜ金曜日に行けたかと言うと夜勤が終わって帰ってきたのが八時頃。
山を一回りして一汗かいてからシャワーを浴びて寝るとちょうど良い。

成果は例によってアカモミタケが十本ほど。
他にはさして珍しいものもなし。
アカモミタケはすべて女房の友人の所へ。

今日は女房も子供も朝から皆お出かけ。
私も出かけたかったのだが父のおさんどんがいないと困るので涙。
もっとも来週は法事を控えているからその準備も少しずつしておかなければ・・・
やむを得ない。

座敷を少し片付けてお墓の掃除をして帰ってくると十一時。
昼は簡単にレトルトの牛丼という事になっているのでちょいの間で裏山へ。
先日見たばかりなのだがそれでもまた十本ほど見つかった。
羊歯の葉や枯れ枝に隠れている見落としが意外とあるものなのです。

ふと見ると小さなキノコが群生している。
クリタケの幼菌のようだ。
昼からカメラを持ってこようと近くの枝などでカモフラージュしたのだが逆に目立ったかもしれない。

昼食後に広角ズームに換えたイチデジと三脚を持って裏山へ。
お目当てのクリタケを撮影して斜面の上を見ると朽ちかけた切り株に茶色いものが・・・
なんとなんと最初に見つけたクリタケより立派な群生。
あまり大きくならないうちの方が美味しいそうだ。
さて、採るべきか採らざるべきか・・・

ミヤマラッキョウ

2008-11-01 18:31:31 | 花・植物
漢字で書くと「深山辣韮」
鱗茎が食用のラッキョウに似ていることからそう呼ばれるようだ。
ラッキョウの語源は辛いニラ(韮)といったニュアンスなのだろうか?

花もラッキョウのそれとほとんど同じ。
ノビルなどにも通じるものがある。
どれもユリ科ネギ属なのでもしかしたら食べられるのかもしれない。
名前に深山とつくだけあって本州では標高の高いところに自生しているのだそうだが、北海道ぐらいになると平地でも見られるとか。

今日撮影したのだが、山に登ったわけではない。
ましてや北海道まで行ってきたわけでも。
地元公民館の文化祭会場に盆栽に仕立てて展示してあった・・・

盆栽のタイトルは「ミヤマラッキョウ」
でも葉っぱの感じでは「キイイトラッキョウ(紀伊糸辣韮)」かも?