イスラミック・ブルー

スペイン、エジプト、イラン、トルコ、チュニジアへ、イスラミックな旅へ。
スペイン/地中海レストランガイド

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本当はきっちりしているんですよ!エジプト人

2015-10-07 22:25:17 | エジプト編
本当はきっちりしているんですよ。
ピラミッドの石には、紙1枚入る隙もないし。
市場で並べられた野菜や果物も、きれいに積み上げられているし。
家の中は整然としているんですよ…



ナツメヤシの樹の皮で作る箒の美しさといったらない。
そこいらで売っている安物の箒は、イライラするくらいきれいに掃き清めるということができない。
ぐうにもつかないその安っぽい中国製の箒が8£で買える。
この芸術的箒は10£!なんという破格!



メンフィスのナツメヤシで生計を立てる人達の村では、実を干して売る一家、その隣では、幹を健在として売る家、
こうして小さな小屋の中で箒を作るおじさん、
果物や野菜を入れる籠や家具を作る若い職人のいる工房などが、ひと固まりになっている。
ナツメヤシの樹が一本あれば生きていかれるというのが、この村に来るとよくわかる。
きゅっと巻かれた古い書物の束のような箒は飾っておくのもいい。
問題は、エジプト人は箒の柄が短いのが好きで、長いものが中々見つからないこと。
工房に立てかけてあったこの柄の長い箒は、どこで売っているのだろうか?

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憧れのキューカンバ・サンドウィッチ

2015-08-15 00:42:57 | エジプト編

イギリスの本を読んでいると出てくる、キュウリのサンドイッチ。
自分で作って食べても、ぜんぜん文学の世界に入り込めない、「胡瓜サンド」
母は、物語に出てくる食べ物をなんでも再現して作って食べさせてくれた。
私はいつでも物語の世界に、胃袋も満たされつつ飛んでいくことができたが、時にそうならない食べ物がいくつかあった。
その代表が「キューカンバ・サンドウィッチ!」 
日本の我が家で食べるのは「キュウリのサンドイッチ」か 「胡瓜サンド」で、まるで「具がキュウリしかなかった」サンド。

まさか、憧れのキューカンバ・サンドウィッチの本物に、カイロで出会うとは夢にも思っていなかった。
とある、夏の午後。
たまにはマダムを気取って、フォーシーズンズホテルでハイティを と、友だちに誘われて出かけた。

 向かいの動物園の、
カバに餌を上げたり、クーラーを楽しむクマを見たり、
美大生にフェイスペインティングをしてもらう子どもをほほえましく思ったり…
そんなことはすっかり忘れてしまう、別世界。

温かなスコーンに、たっぷりと塗るクロテッドクリームとジャム。

 
どれにしようか迷うお茶。

海老とサーモン!

素敵な建物と部屋と時間。

 

19世紀のイギリスの貴族たちにとって、贅沢品だったきゅうり。
当時イギリスの植民地だったエジプトの高級ホテルに、おいしいキューカンバ・サンドウィッチのレシピはあって当然。
キュウリのサンドイッチ しか知らなかった子どもが、キューカンバ・サンドウィッチを知って、大人になった気分。
あれだけをたくさん食べたいと言う衝動を抑え、またいずれ、優雅なマダムを気取ってハイティに… 

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待つ…

2015-08-13 23:29:41 | エジプト編

静かな朝。

静かな午後。

静かな夕暮れ。

静かな夜。

避寒地の王宮の夏。

130年の歴史はゆるやかに時を重ねていく。

外をゆく馬車の音も、130年前と変わらないかのように。

ソファのクッションがちょっと沈みすぎるのも、時の流れを感じさせる。

時の流れにだんだんと沈んでゆく躰と心。

私は何を待っているのか。

チェックインなのか、それとも新たな出会いなのか、それとも封印した思い出を開ける鍵なのか。

待つ。

心穏やかに、待つ時間のなんと贅沢なことか。

いつか、この階段の上から、誰かが降りてきて私に手を差し伸べてくれるまで、

待つ…

 

それとも、ナイルから…?

庭園から…?

lロビーのソファに体をあずけて、待つ。

 

 

 Winter Palace Luxor hotelにて、夏休みの最初の朝。

 

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そしていつもマグノリアは見ている

2015-05-17 00:00:00 | イタリア編

生まれ育った家の、私の部屋からいつも見えていた、
大輪の大きな花は、
日本の寒い気候の中で、葉を丸めて固く縮こまっていた。

大きな花は、私の頭よりも大きくて、
いい匂いがした。

我が家の代名詞にもなっていた泰山木

ヴェネツィアでもまた
私を出迎えてくれた

見ているよ、見ているよ…
マグノリアの木の向うに、懐かしい人達の気配を感じる

葉は柔らかく
花はさらにかぐわしく、
そして、日本では見ることがなかった実り。

我が家の泰山木はもうなくて、
私も家にいない

でも、行く先々で出会う
マグノリアと私

マグノリアの木にきっと私と家族を結ぶ糸があるに違いない



 

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人のおうちは楽しいな 秘密の匂いがする

2015-05-10 23:25:47 | イタリア編

友達の家はじろじろ見て歩けないけど、
「我が家へお帰り!」の宿屋では、少々探検も可能。
壁にくっついていない暖炉!

 

後ろが本だな!
面白い!面白すぎる!
暖炉の後ろの本は傷まないのかしら??
あったかくなった本を枕にして寝ちゃったらどうしよう!
それもいいよね。
うたた寝には、読みかけの本がとても良く似合う。

お面にして遊んじゃいそうなランプシェード!

木の床、木の椅子、あったかい

イタリア。スペインの宿屋の朝ごはんといえば、カフェラテとクッキー
初めて見た時はびっくりしたけども、今や懐かしい朝ごはんの定番。

 

ここは食べるもの沢山。イタリアに来たらアプリコットジャムを食べねば!


 

チーズやバターも色々あって面白い。

昔はスーパーで買ってきてチンして食べたこともあったけど…
いまや、バールを梯子で、すっかり縁が無くなったチン
日本でも使わないから、実は使い方が判らないというのは内緒!

さて、お約束の外門、玄関、部屋の鍵をもってお出かけ。
これさえあれば、門限の心配は何もない。
鍵っ子旅、次はいつできるかな… 

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ヴェネティアで日本に抱かれる

2015-05-10 22:54:46 | イタリア編

「あなたの為のお部屋を用意して待っていたわ」

イタリアのマンマの見本みたいなおかみさんにそう言われて通された部屋は、
わたしの大好きな色合い。
小さな物置みたいな空間が大好きな私にぴったりの、小さな小さな部屋。

そして、盆栽…
ヨーロッパのスモーキングルームは日本趣味が多いけれど、
どんなイメージでこの部屋を作ったのかしら?
 

薔薇の扉、薔薇の壁、

入れ物、入れ物、鳥さんの不思議


 

貝殻の洗面台は水遊びを誘う

モザイク劇場

今日の舞台も始まり始まり〜 

そして、夜にはフワフワの泡に包まれて、幕引き…
狭い小さなバス付の部屋は、たいてい、無理やり据え付けた狭いシャワーロッカー(あれはルームとは言えない)で、
疲れが取れたのかどうか判らない水浴びしかできないけれど、
共有バスルームはたいてい広々していて快適。
このバスルームはもう住んじゃいたい!
お掃除が楽しそう。

劇場型バスルームで遊んだあとは、小さなベットで、小さくなって、寒い夜を、遠くの故郷をおしゃれに夢見て眠る。
オイルヒーターのぬくもりに包まれて、夢見る日本は、どこそこ美化されている。 

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家族経営の宿

2015-04-01 00:12:47 | 旅の仕方

日本人はありがたいことに、野宿から最高級のホテルまで、泊まれる環境があり、泊まりたいと思えば、どんなところにも泊まることができる。
だんだん年を取ってくると、その選択肢は狭まってくるけれど、ある意味本人の気持ち次第である。

一人旅の私が選ぶのは、家族経営の小さな宿が多い。
飛び出したら最後何時に帰るかは全く分からないので、門限のあるホテル様はどうしても敬遠してしまう。
鍵をもらってニンマリするのがいいのだ。
自分たちも使うので、総じてきれいにしている。
バスタブがないと疲れが取れない、のんびりお風呂派の私は、大きなお風呂場があるのも重要ポイント。

私は日本語以外はほとんど話せない。
大きなホテルではトラブルがあっても、対応は海のものとも山のものとも…親身に相談に乗ってくれるかは判らない。
その点、家族経営の宿では、事件があれば一緒に警察へ行ってもらうことも容易だし、
泊り客が少ないので、こちらの様子も把握していることが多い。
病気の時も看病や、お医者さんを手配してくれたりしてくれる可能性は非常に高い。
心細い時に、心で通じる可能性が沢山秘めているという安心感がある。
幸いなことに、今の所、厄介事でお世話になったことはない。

今回イタリアに早朝着いた宿は、乳飲み子がいる大きな大きなマンマの宿。
マンマの腕くらいの赤ん坊を抱いて、ドアを開けてくれた。
泊り客が朝ごはんを食べ、マンマの大きな子供がソファでTVを見ているリビングには、
大きな洗濯籠が置いてあった。
「ゴメンなさいね。今すぐお部屋を用意するわね」
チェックインの時間もたいてい融通がきく。
前日からほとんど寝ないで到着した私には、どんなにありがたかったか。
これが星のつくホテルなら「バックはお預かりします」で、終わり。

部屋に誰かが入ってくる心配もほとんどない。
鍵をもらってから、返すまで、何も希望しなければ部屋はそのまま。
これもありがたい。
高級ホテルで、仕舞い忘れた口紅が無くなったとか…珍しい話ではありませんからね。

もちろん、家族経営の宿、全部が全部、良いことづくめではないけれど、
私はいつも運がいい!
今回のこの宿は、薔薇の壁紙!日本趣味のお部屋!と、楽しみ一杯の宿でした。

 

 

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そんなにのんきでいいのかい?

2015-02-17 11:41:39 | エジプト編

エジプトの大通りの道の真ん中で爆睡する野良犬を見ると思う。

おいおいおいおい!
この国は今とても大変だと思われているんだけど、大丈夫!

人が近寄ろうが、話しかけようが、とにかく車さえ来なければ、欲も得も無く眠っていて実にうらやましい。

 

最近は毛並みもいい。
お肉をもらっているのだろうか?
狂犬病の注射をしていないので、街の人たちは犬には触らない。
パンや野菜くずばかり食べている犬も多い。

 

 

 

犬が道端でぐうぐう寝られる世の中が続きますように。
国が荒んで、八つ当たりを受ける筆頭は、小さな動物たち。
すべての生きとし生けるものが、小さな幸せのともしびを、心に持てますように。
 

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幸せな時間

2014-12-14 19:00:27 | エジプト編

「まったく飽きずによく見ているねえ…」

エジプトのカイロの市場、ハンハリーリの路地の奥にある、
精巧なイミテーションのファラオニック小物を売る店のおじさん二人はため息をつきながら、私を見ている。
日本大使館はじめ、ツアーガイドにも有名であり、世界のオリエンタルビーズコレクターがやってくる小さな店。
価格は定価で、ほとんど値引きも吹っかけもしない。
その店の大小のざるに入ったビーズを、私は来店するたび、ひっくり返して一粒一粒見ていく。
私が探しているのはイミテーションに混ざった、本物のアンティークビーズ。
私みたいなバイヤーがイタリア、フランス、ドバイ、中国…かつては日本人も訪れた。
革命以降私の独占市場に近かったが、最近また戻ってきている。
買い手が誰もいなかった時期に、たくさん買った私には、特別価格が与えられている。

「いったい何度ひっくり返せば気が済むんだい?」

何度でも、何度でも繰り返しひっくり返すに違いない。
なぜならば、どんなに分類しても、次行くともう混ざっているから。
そして、新たな物をまた足しているから。
いつまでもいたちごっこ。

この店の在庫は、おじさんの家のストックに至るまで、見られるものはほとんど触ったに違いない。
最近はさすがに、ざるの底まで総ざらいはもうしないけど(新しいものは上に撒いているはず)

近頃の私はこの古代のビーズののれんを眺めている。
色とりどりの古代と同じ泳法で今も作られている素朴なビーズ。
これを使って、あれも作りたい、これも作りたい。
アトリエにも、同じようにかけておきたい。
見ているだけで幸せになる。
そんな私を見ている店主兄弟もまた幸せな笑顔を見せる。

この国に起きている問題が嘘のような、暖かな空気と時間が流れている。

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本当に好きなもの

2014-11-10 11:58:12 | ないしょ ないしょ

私は本当に本が好きなのか?

私は本当に芝居が好きなのか?

私は本当に書くことが好きなのか?

本当は何がしたかったのか?

本当って何だろう?


  もしも好きだと思っていたすべてがただの現実逃避かもしれない。


で、ぜ〜んぶやめてしまって、ただ寝てみたり、ぼんやりしたり、ぶらぶらしたり
ただ、ひたすらに朝が来て、日が暮れるのを肌で感じながら、まどろんでいた。

人というものは、残念ながらずっとぼんやりはしていられない。

ぼんやり生活もいつしか、長くいるとそこの流れに乗っかり、波を受けるようになる。

転覆することなく、
しかし、遡ってもとへ還ることもせず、
流れに身を任せて進んでいる。

とてもありがたいことに、私は本を読むことも、お芝居やコンサートも、書くことも全部本当に好きだとわかった。
そして、私にとって今を生きる上では必要なインターネットの世界が、あんまり好きでないことも。
便利で、いろんな世界につながっているけれど、
新聞や辞書、人と人とのふれあいで得る、
自分が知らなかったものやこと、興味があるとは思わなかったこと、
新たな発見の幅が狭く、驚きが少ない。
知りたいことを追求するのにはとても便利。
でも、知らないを自分を発見できない、電気がないと使えないこの機械の中の世界は、あんまり居心地がよくないみたい。

「やめるのはいつでもできます。つづける気持ちを持ちなさい」
母はいつも、私にやめることを許さなかった。
母曰く、そうは言ってもふつうは続かないんだけど、あなたはほとんどのことをやめなかったと、あきれていた。

あんまり居心地はよくないけれど、書くことは好き。写真撮るのも好き。
だから、いつ更新するかは気分次第でも、やめてしまわないでおきます。

ここで出会った、素敵な人たちとの思い出もたくさん詰まっているから。


さて、来月は日本に帰りますよ。

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お盆です。

2014-08-15 23:42:50 | エジプト編

お盆です。
何してるんですかって?
お盆ですからねぇ
やっぱり、茄子ときゅうりじゃないでしょうか?
ただし、私、割り箸をたくさん持っていないので、牛と馬には足をあげられませんでしたけども。

8月14日は私たち家族にとってはとても大切な日です。
祖父を早くに亡くした私たち孫全員を、大おじが毎夏8月14~16日まで、「おじいちゃんの代わり」と、夏の家に招待してくれました。
質素倹約に努めて、私たちの為にお金をためてこの3日間大きな大きな花火を、毎年打ち上げるかのような大イベント。おじさんの望みは、「私が死んでもこの日にみんな集まってね」というものでした。
その願いがどれほどのものだったか…
おじさんがこの日に亡くなって、ひしひしと感じました。

そして、2013年。
エジプトでは800人以上の人が、バキュームカーで吸い取られるように「排除」されました。
日本と違って、あの道路を埋め尽くしていた場所には、当時も今も、冷たい風が吹くような、おどろおどろしさは全くありません。
私がこの目で見ていた、座り込む人達。武器を振り回す人。遊んでいる子供たち。睨み合う軍隊…
すべては、あっという間に「なくなってしまいました」。
日本だったら絶対、魂がうようよしていそうなのに…

お盆は関係のない国ですが、
心静かにすごしたい、カイロの「お盆」です。

さて、この茄子ときゅうり、どうやって食べたかと言うと…
実はまだ、ぬかみそに漬かっています。
お盆休み、日本に帰国中のマダムからお預かりした糠床、毎日楽しくかき回しています。


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三匹のこぶたのおうち

2014-07-26 21:17:48 | エジプト編

「ちょっと!ちょっと!大丈夫なの?この家??」

私が建てたんじゃなかろうか?と、錯覚する家が軒並み建っているエジプト。
ちゃんと大工さんが建てているんですけども…
どうしたらこんなめちゃくちゃな家が建てられるのかと、あんぐり口をあけてみてしまう家がたくさん。
特に革命以降、違法建築の横行がすさまじく、建てた者勝ちということもあり、
突貫工事であっという間に建つビルが少なくない。
これは特にひどい。
レンガはぐずぐず。窓枠ががたがた。
さすがに誰も買う人がいないとのこと。
オーナーは、大金持ちでドケチの変人。大きなピカピカの外車で見に来るけど、足元を見るといつもビーサンなんですって!
何なの!

これでも…

これでも…

いずれにしても、耐震建築には程遠く、どれもこれもこぶたのおうちに見えてしまうのは気のせい?
なんか変だと思いませんか?
窓が少ないでしょう。
暑い国ならでは。日当たり良好南向きが好物件なのは、寒い日本のお話。
地震、最近カイロであるんですよ。
私はまだ感じたことがないですがね。
いいのかな?いつまでもこぶたのおうちで…

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近くて遠い青い国

2014-07-16 10:17:57 | ギリシャ編

ギリシャに行ったのはいつのことだか思い出せないくらい時がたってしまった。
当時小学生だったてっちゃんが、今年大学生になった。
「あおいちゃん」と呼んでくれるその無邪気な調子が当時と変わらないことがとても嬉しい。

てっちゃんの部屋を占拠して私はアテネ中を朝から晩まで歩きまわった。
つるつるの石畳で年中転び、
膝はすりむく、頭は打つ、青あざは作ると、痛い思い出もたくさんある。

小学生の頃は、夜学校の校庭に侵入し、寝転がって星を飽くことなく見ていた。
星座版を片手に、昼間読んだギリシャ神話を思い出しながら。

その神々の国。

島にも行った。
てっちゃんのばあばたちは、私をいろんなところに連れて行ってくれた。
サントリーニの強い日差し。
真っ白な建物。
そして、海、海、海の青さ。
私の大好きな青い国。

でも、「私の青い国」ではない。
何か、どこそこ、居場所がない。
ギリシャの壺が好きじゃないのがいけないのか?

しかし最近思い出す。
ギリシャの島々の舗装していない路を。

ギリシャの神殿も、彫像も、壺も、相変わらず何も恋しくないけれど、
島々に残る、かつての家屋に描かれた、植物を思い出す。

ギリシャの島に行って、
オリーブの木陰で、木に寄りかかって瞑想する。
想いはきっと迷走…

気温は23度で湿度もなかった明け方、布団をかけて寝たカイロの夏。
暑い日本のお友だちに、涼しいギリシャの写真を暑中お見舞い代わりにお届けする。

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はるかスペインを想う時

2014-07-09 11:47:06 | チュニジア編

スペインを想う時、

私の心によぎるテストゥールの町

この景色!

ああ、アンダルシアでなくてどこの景色であろう。

ここをも通り過ぎ、エジプトまでたどり着いた人々もすくなけれども。
私であれば、ここで歩みを止めたかもしれない。

 

日本でチュニジア産オリーブオイルが220円?
エジプトのイチゴジャムは105円。
一体全体どうなっているの?
エジプトで観光して、チュニジアで青い世界を堪能して、スペインで呑んだくれて帰る旅。
いいなあ。
いずれも日本からの直行便がない。
かつて追われた人々の足跡を遡り、故郷へ、故郷へ!(ゲーテ風に)

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花の生け方

2014-07-05 23:21:49 | エジプト編

日本にいた時は、近所の早稲田大学の一般公開されている講演会や勉強会によく通った。
どのくらい通ったかといえば、大学から学部生を上回る単位取得をしたとして、立派な修了証書と記念品をいただいたぐらい通った。
そこでお世話になった先生が現在カイロに赴任されている。
私がカイロに来たご挨拶に行くと「講話やセミナーをやっているから来なさい」と強制…じゃなくて、ありがたいお言葉を頂戴した。
まさかカイロで日本語のレクチャーを受けられるとは思わなかった。
そして、「来る時、花を買ってきて」とお願いされるようになった。
お花は大好き!それは喜んで引き受けた。
自分で買うのとはまた違ったセンスを要求されるが、日本と違って、花の種類が極端に少ない。
カーラーやふんわりした薔薇、蘭は予算オーバーでいつも買えない。
いつも手ごろなお値段で買えるのは菊。
菊ですよ…菊。
変なところで日本人が顔を出して、白い菊がたくさんの花束はなんとなく、テンションが上がりません。
今回もまた、少ない予算で大きな花束にするには、菊が威張っています。
そしてグラジョウラスの使い方にびっくり。
そもそもまがったグラジョウラスを日本で見たことがない気がしますが、
花を内側に、菊を抱えるような配置。
エジプトならでは…

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