癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

お正月映画噺

2017-01-02 15:33:14 | 社会・生活
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

大晦日も元旦も、ダンナが14:00~0:00(夜の12時です)
のシフトだったので、平常通り、洗濯、掃除、食事の用意、買い物
その合間に、数の子とか、今年は栗きんとんとか何品かを作り
お魚類は30日の仕事の前に、車で買い出しに連れていってもらいました。

市販品と手作りとを組み合わせて一応定番のおせちらしきものにし
あとはお刺身とかハムとかつまみになりそうなものをそろえて
今日が一日遅れのお正月。
ダンナはいいぐあいに出来あがって、現在こたつで爆睡中です。

大きな体調の変化はないものの、もうあまり無理をしたくないので
長男家族も、娘夫婦も、十月にうちで一緒にごはんを食べて
お正月の接待はパスさせてもらいました。
もともと「盆だから、正月だから実家へ」という
しきたりみたいなのが好きではないし
短い休みが実家巡りみたいになるのは「何だかなあ」という思いもあります。
お互い時間が取れて会える時に、ちょっと顔が見れたらいいかなという感じです。

この前Kindle廃人になりそうな危機感を感じて
新年が来るまで、アマゾンにお金をチャージするのを封印しました。
300円、500円のものでも、ホイホイ買っていたら
すぐに3000円になり、5000円になります。
読み終えるとつい「なんか面白いのないかなぁ」と検索を始めるのは
やっぱり依存症状態で危険です。

大晦日大体の家事を終えて
「そうだ、一年間がんばった自分へのごほうびに
オンデマンドで、観たかった映画をみよう」と
ひとり黙々とご飯を食べながら「死霊館エンフィールド事件」というのを観ました。
「貞子VS伽椰子」以来あまり面白いホラー映画に出会わなかったのですが
これはなかなかよくできたホラーだったと思います。
「ああ、面白かった。満足満足」という感じで
今年は紅白などの年末番組は完全スルーして、11時ごろには布団の中でした。
Xlapanは、30日に「SONGS」の再放送がばっちり取れたので
どうでもいいのを山ほど聞かなければいけない紅白はもうパスしました。
さらに元旦はケーブルで、豊田史郎監督の「四谷怪談」が放送されたので録画。
今年はなんとなくホラー運のいい一年になりそうです。

TVの録画が増えすぎてぐちゃぐちゃになってきたので
昨日は「映画」のホルダーを作って、せっせと移動する作業をしていました。
この2年ほどで録画した映画は約40本。
引っ越しで泣く泣く処分した永久保存版のビデオ
「地獄の黙示録完全版」「ブレードランナー」「ルードヴィヒ 神々の黄昏」
「愛の嵐」「サイコ」などが再録画できたのは、ほとんど奇跡と言っていいような気がします。
最近観た中では「ファイト・クラブ」「戦慄の絆」「イミテーション・ゲーム」
「ガタカ」日本映画だと「岸辺の旅」なんかは超絶面白かったです。
こうしてみると、実は私は、人間同士の心の葛藤みたいなものにはあんまり興味がない。
要約すると「どうしようもなく過激で、絶望的で、それでいて非現実的な美しさ」が感じられるもの
そして「自分がまだ観たことがない」風景に強く魅かれるのだろうなと思います。
人間の心にしても、好きとか嫌いとか、悲しみとか憎しみとか喜びとか
そういう感情の、その先にあるものが本当は見てみたい、知りたいのだと思います。
(しかも、宗教とかが絡まないもの 笑)

いやぁ、相変わらず「なんじゃ、そりゃあ」な感じではありますが
正直なところ、面白い本や映画に出会った時の満足感やいい音楽を聴いた感動は
ギャンブルなんかより100万倍も1000万倍も大きいと思うのですが
たとえばその感覚を、どうやってもダンナに伝えることができません。
これは、12ステップで回復に取り組める人と
どうしてもそれができない人の間にある感覚の違いにも通じるような気がします。
つまり私にとってのハイヤーパワーは、本、映画、音楽なわけです。
というわけで、今年もハイヤーパワーの導く道を邁進します。
(ギヤマノンで真面目に12ステップを学ばれている方には
絶対「違う!」って怒られると思いますけど 笑)


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