「日本文学の革命」の日々

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電子同人雑誌の可能性 73 「中間報告」

2016-10-04 03:21:16 | 日本文学の革命
さて これでようやく「同人内」のところを書き上げることができた!♪
戦前の同人雑誌を電子的に復活させようとして、戦前の同人雑誌のネットワーク―「同人内―同人間―文壇」のネットワークをコンピュータ・コミュニケーションの中に再構築しようと悪戦苦闘を続けてきたが、ようやく「同人内」のところを完成させることができた(歓喜!)
ここまで来ればゴールは見えたようなもので、あとの「同人間―文壇」のところは総仕上げ的に書けばいいだけであり、最後にこの電子同人雑誌のネットワークが持つ意義―これが新しいコミュニケーション・メディアになり得るかどうか、出版社や本業界との関係はどのようなものになるのか、そしてこのネットワークがこれからの日本に持つ意義とは何なのか、というようなことを書いてゆけばそれですべてが完成である。

実に疲れた…。この二か月というもの仕事以外の時間はすべてをこれに捧げてきたと言っていい。平日は寝る間も惜しんで書いてゆき、休日はぶっ通しで書き続けて、疲れては寝、起きてはまた書きと、いつが昼間でいつが夜か分からなくなるほどだった。さすがに疲れ切って、ヘロヘロの状態である。
書きに書いて、本にしたら150ページ近くも今の段階で達している。これから書いてゆくものを足したら200ページ近くになるであろう。これに今回は割愛した「賞取りシステム」の部分を足したら(これも十分書いてしまえる。さすがに今は嫌だが)、270ページぐらいになるだろう。さらに書き足りないところ、十分に書いていない所を書き加えたら、300ページを超える立派な本になってしまう。この二か月の間に一冊の本を書き上げてしまった訳である。

当初はこんなに書くつもりはなかったのである。週末の3日で終わらせるつもりだったのである。ところが書いてゆく内に次々と内容が広がってゆき、次々とヴィジョンが開かれてゆき、今書いている『「こころ」と太平洋戦争』も棚上げしてここに没頭するはめになり、気づいたら二か月になっていたのである。
自分が書くというよりも書かせられた感じだが、この本を書かせてくれたもう一つの存在がネット読者の人たちである。この『電子同人雑誌の可能性』という連載が思いのほか好評で、投稿するたびにアクセス数がどんどん跳ね上がってゆくので、嬉しくなって書きに書いてしまったのである。確かに手ごたえをつかんだ感じである。
ある人に読んでもらいたいという思いでも書いてきた。だからこそ、ここまで頑張れたのだろう。

あともう少しでこの仕事を完成できる。これをもってすれば賞取りシステムを超える新しい文学制度を作ることも夢ではない。日本文学を制度的にも復活できるのである。
あともう少しなんだから、ひたすらがんばって進んでゆこう。
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