(画像を追加しました)
水伝ふ 磯の浦廻(うらみ)の 岩つつじ
茂(も)く咲く道を またも見むかも
=巻2-185 作者不詳=
水が沿って流れている岩のみぎわの曲がり角にある岩つつじが盛んに咲くこの道を、再び見ることができるであろうか。という意味。
日並皇子(ひなしみのみこ)の死を悲しんで舎人(とねり)たちが作った歌の一つ。
『万葉集』に詠まれた「つつじ」は九首ある。
「つつじ」と単独で詠まれないで、「岩つつじ」や「白つつじ」と詠まれている。
「岩つつじ」は、大岩を裂くように生えるつつじを意味し、現在の「さつき」の原種とされており、山野に生えるミツバツツジが近いといわれている。
この万葉歌碑は名古屋の東山動植物園内の万葉の散歩道に置かれている(2010/12/24写す)。
こちらの万葉歌碑は、奈良県橿原市にある万葉の森に置かれているもの(2011/11/14写す)。
水伝ふ 磯の浦廻(うらみ)の 岩つつじ
茂(も)く咲く道を またも見むかも
=巻2-185 作者不詳=
水が沿って流れている岩のみぎわの曲がり角にある岩つつじが盛んに咲くこの道を、再び見ることができるであろうか。という意味。
日並皇子(ひなしみのみこ)の死を悲しんで舎人(とねり)たちが作った歌の一つ。
『万葉集』に詠まれた「つつじ」は九首ある。
「つつじ」と単独で詠まれないで、「岩つつじ」や「白つつじ」と詠まれている。
「岩つつじ」は、大岩を裂くように生えるつつじを意味し、現在の「さつき」の原種とされており、山野に生えるミツバツツジが近いといわれている。
この万葉歌碑は名古屋の東山動植物園内の万葉の散歩道に置かれている(2010/12/24写す)。
こちらの万葉歌碑は、奈良県橿原市にある万葉の森に置かれているもの(2011/11/14写す)。