7月10日の参議院選挙で、日本共産党は比例代表で601万6千票を得て改選3議席を5議席に伸ばすとともに、
東京選挙区では31歳の弁護士・山添拓が66万5835票を得て激戦を勝ち抜き初当選しました。
比例代表で得られた得票数は前回の515万票から601万票に大きく伸ばしました。
東京で比例得票は88万2,539票。目標とした110万票には及びませんでしたが、寄せられた1票1票に「安倍政権の暴走を止めてほしい」、「憲法9条を守り、戦争できる国づくりをやめてほしい」、「ブラック企業をなくし、誰もが安心して暮らせる社会を作ってほしい」など、切実な願いが込められていることを胸に刻んで、掲げた公約実現へ新たな一歩を踏み出していきたいと思います。
また、首都東京でのこの得票は、この間の国政選挙では連続して公明党を上回る得票であり、今後の都政転換にも大きな足場となる結果だったと思います。
足立区でも、日本共産党は4万2,358票(得票率15.00%)を得ました。
前回(2013年)から4,711票前進させ、2014年衆院比例票(4万2,341)、2015年区議選票(4万1,333)も上回り、
参院比例票では1998年の5万4,697票に次ぐ過去2番目の得票数でした。
議席数は2013年に獲得した8議席に及ばず残念でしたが、各支部の党員や後援会員、赤旗読者や支持者のみなさんの奮闘の結果、
大きな支持を寄せていただくことができました。
心から感謝を申し上げたいと思います。
「改憲勢力3分の2」など大々的に報じられていますが、自民党も公明党も選挙で改憲は争点ではないと、ひたすら『憲法隠し』をしておきながら、選挙後になって改憲への動きをすすめることは許されません。
日本共産党は市民のみなさんともさらに強く結びつき、野党共闘を発展させ、
憲法の改憲も戦争法の発動も許さず、くらしを応援する政治の実現へ全力で頑張ります。
さらに参院選挙が終わっても、すぐさま7月14日告示、31日投票で東京都知事選挙も行われます。
野党共闘をさらに発展させ、市民のみなさんとの共同を広げながら勝利をめざして頑張りたいと思います。