~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

感動の出会い(講演会一の巻)

2011-08-31 22:33:39 | 日記
初女先生との宿泊の講演会が、無事終わりました。

もう、何から書きだしてよいのか分からないくらいです。

羽田に先生をお迎えに行ったとこから、もう感動ものでした。

夏休み最後の羽田は、物凄く混んでいて、私は先生を今か今かと

待っていました。

空港の駐車場は、もっとひどい混雑で、駐車場に入る車が列になって

いて、とても入れる状態でないと、お迎えの車を頼んでいたkさん

から電話が入り、ぐるぐる回っているからとのこと…

初女先生とゆっくり昼食をとって宿に向かうという予定は、早くも

打ち砕かれ、お弁当を買って先生を待っていました。

ところが、待てども待てども初女先生は出て来られないのです。

その間、私はイスキア事務局に電話を入れたり、空港職員に何度も

聞いたり、ドキドキしながら先生を探し回っていました。

kさんからは、もう一回廻ってしまうと、戻って来るのに1時間は

かかると、電話が入るし、とうとう青森からの到着便の荷物の

コンベアーはすべて荷物が出たのか止まってしまい、それでも

初女先生の姿が見えなくて、私は頭が真っ白になりかけた時、

まるで、女神様の様に初女先生が目に入ってきたのです。

「初女先生!」と言って飛んでいくと、先生は「一番最後に

出されたんだよ。心配してるだろうと思ってね」と…

初女先生と出会えて、ほっとする間もなく先生に車いすに乗って

頂き、空港乗務員の方に押してもらって、私は両手に荷物を

抱え外へ飛び出しました。

混みに混んでる道路の中で、クラクションを鳴らされながらkさん

の車が踏みとどまっていてくれました。

もう少し遅かったら、kさんの車は走り出し一周してくるまで、

1時間は待たなければならなかったのです。

先生と車に乗り込み、ご夫妻と会えた時は、私もkさんも

涙が出そうになりました。

そうです。感動は実はここから始まっていたのです。

4人でゆっくり食事のはずが、車の中で「たいめいけん」の

かつサンドとなりました。

先生が、このかつサンドを「美味しいね、美味しいね」と言って

食べて下さったので、私の申し訳なさが少し軽くなりました。

そうしたら、嬉しくなって3人のおしゃべりに一挙に花が咲きました。

いざー三浦へ!

さあ、一泊二日の初女先生の講演会の始まりです。

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心のおむすび結びます

2011-08-27 09:19:22 | 日記
いよいよです。

今日、羽田に初女先生をお迎えして、三浦に向かいます。

昨日、バタバタと荷物を作っていたら、するするとfaxが届き、見ると

初女先生からでした。

「今晩は、お出かけの準備のお忙しいところ、ごめんなさい

明日がたのしみですね。」とありました。

このバタバタが先生には見えているような気がして、ドキっと

しましたが、嬉しかったです。

昨日は土砂降りのお通夜でした。

うちの子の時は、雷までなりました。

若い人が逝く時は、こんななのかなーと思ったり…

でも、9か月の闘病生活で、彼は精一杯生ききったようで

会場は、悲しみの中に爽やかさがありました。

いろんなことがあっての、今日です。

この今日に、この今に感謝です。

初女先生と過す時間の中で、みんなでしっかりと

「心のおむすび」を結びたいなー

いってきまーす!
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つッ君

2011-08-25 22:36:24 | 日記
昨日、久し振りに夢に息子がでてきました。

1年近く息子の夢を見てなかった気がします。

夢の息子は、2~3歳の一番かわいい盛りでした。

私は「つッ君、つッ君」と言って抱き上げていました。

それだけの夢でしたが、息子に光が当たっていたのをなぜか、覚えて

いるのです…

下の子が生まれるまで、つッ君と呼んでいました。

次男が生まれてからは、「つくる!」「お兄ちゃん」と呼んで

いましが…

それがなぜか、あの子の最後の最後に私は息子を「つッ君」と

呼び続けていたのです。

当時9歳だった次男が「お母さん、お兄ちゃんのことつッ君って

呼んでたよ」と、不思議そうな顔をして言ってました。

昨日は、つッ君の時の息子でした。

光の射す空に、私はあの子を抱き上げて、すごく幸せって感じてる

そんな夢でした。

なぜつッ君ができたのかしら…

昨夜、私は昔の同僚から電話をもらい、学童保育の指導員だった

時に、みていた子が亡くなったという知らせを受けたのです。

同僚に、お母さんの気持ちは私が一番分かるだろうと、言われ

ましたが、それは分からないものです。やっぱり…

癌と言われていたから覚悟はされていた筈と…

でも実際、いなくなった時に、その覚悟がどれ程の支えに

なるのか、私には分かりません。

いろんなことを思って眠ったら、つッ君が出て来たのです。

明日は、彼のお通夜に行って、明後日は羽田に初女先生をお迎えに

行きます。

つッ君の突然の出現はなんだったのでしょうか…

でも、確かに光の中で、私はあの子を抱き上げていました。

それだけで、十分幸せ…と思って



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共に生かし合う私たちの生活

2011-08-23 21:23:45 | 日記
講演会場となる民宿が、バス停から結構歩くので、お迎えの車を

出しますと、全員にお葉書をだしたところ、今日二人の方から

お返事を頂きました。

息子がそれを見て、返事までくるんだ、熱い会だなーと言って

いました。

知り合いからは、スタッフもみんな参加費出して、一生懸命準備

してるんだから、今時ないよねーと言われました。

初女先生の集いは、不思議といつの間にかみんなでつくりあげて

いるって、感じになっていくのです。

今回は、演題の「共に生かしあう私たちの生活」を体験する集いと

なりそうです。

17日にイスキアに行って来た方からは、先生が一番元気だったよ、

という嬉しいお知らせを頂きました。

私は、遠足に行く前の子供の様に、荷物を出したり入れたりして

います。

0歳児から、卒寿の初女先生まで、共に生かし合う私たちの生活

この演題を実践する、講演会になることでしょう。

初女先生から、「おめもじをたのしみに 初女」というfaxが

届きました。

ドキドキしますが、楽しみ!

今、ここがイスキアですね…



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みんな元気になあれ!

2011-08-22 22:10:17 | 日記
ブログに頂いた、風子さんからのコメントを読み、去年の講演会のこと

そして、最初の逗子の講演会のことを思い出していました。

先生の講演会には、いつも大切な人を亡くした方々が参加されています。

逗子の時も、ご主人を亡くされ小学生と中学に上がるお子さんを

抱えていたお母さんが、初女先生に会いたいと、埼玉から飛んできて

くれました。

講演会がきっかけで、メールのやり取りをしたり、会いに行ったり

して、私とその方のご縁が結ばれていきました。そして

今、このお母さんは私達のスタッフとして、すごい力を発揮して

くれてます。

あの時、小学校2年生だった下の子は、6年生になり今回彼もまた

私達スタッフとして、活躍してくれそうです。

初女先生と出会った人達が、私を含め元気になって行くのが

嬉しいです。

きっとそれが初女先生の喜びでもあるのですね。

深い悲しみは、そんなにすぐなくなるものではありません。

悲しみがあっていいのです。

悲しみがあっても人は、十分幸せになれるのです。

初女先生は、行動してください。とよく言われます。

行動することが、前を向いて歩くことに繋がって行くのだと

思います。

先生の言われるように、本当に「出会いは未来をひらく」の

だと、私は確信してます。

三浦の講演会はどんな出会いがあるでしょうか…

準備はほぼ終わりました。

後は、わくわくドキドキを楽しみまーす。

あーした天気になあれ!

みーんな元気になーあれ!

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こもれびちゃん

2011-08-21 23:17:20 | 日記
今日も宿へ行って来ました。

勿論、自分の運転ではなく…

これだけ通うと、なんだか風景が自分に馴染んでくるというか、

海岸線の道も、畑の中の道もずーっと以前から知っていたような

そんな気持ちになるのが、不思議です。

考えてみれば、来週の今日は初女先生の講演会なのです。

何だか、ドキドキわくわくします。

どんな出会いがあるでしょうか…

昨日、「もう一杯ですよね」と、電話してきた方が「次のこもれびの

予定はいつですか」と聞かれ、私は思わず「いつもこれが最後と

思ってやってるんです」と答えてしまいました。

これが最後と思って、3年続けてやってきましたが、それでも

やっぱり、全力で取り組むには、そう思わなきゃできないのです。

宿泊の講演会の主催は、生れて初めて

準備をしても、してもまだ何か抜け落ちているような気がして…

でも、ここまで来たら、心をゆったりして、こもれびを感じて

もらえるような雰囲気になればいいなーと思っています。

後は初女先生と神様にお任せです。

昭和の時代が感じられる宿と、かわいい灯台そして海を吹く風が

皆さんをお待ちしてまーす。

勿論、私たちこもれびちゃんも…

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母 がんばる

2011-08-20 23:33:28 | 日記
何だか不思議だなーって思う事がありました。

夏休みが終わり職場に行くと、秋の作業所の所員さん(障害者の)と

行く旅行が、ほぼ決まったということで、行き先を聞いてびっくり!

何と、息子と家族で出かけた最後の場所、ディズニーシー

それも、息子の命日の前日です。

それだけで、涙がでてしまいました。

息子と行った場所やお店は、親子3人で再び訪れ乗り越えて

来ましたが、主人も私もディズニーシーだけは、一生行けないねと、

言ってました。

次男もディズニーランドは行っても、ディズニーシーは行きません

でした。

それがこの夏、仲の良い小中学校の同級生達と行って来たので、

私は思わず「わー勇気あるなー」と言ってしまいました。

そう言いながらも、やっぱりどんなに辛くても、行かなきゃ

いけない処かもと、実は思い始めていたのです。

そうしたら、職場の旅行が…

息子が、「お母さん、ここからのまた新しい一歩だよ」と

さし示してくれているようです。

今まで、避けて通りたいことと向き合って、一つひとつ乗り越えて

きました。

でも、これだけは勘弁と思っていたディズニーシーも、やっぱり

辛くても乗り越えなくちゃいけな事だったんですね。

息子の遺影は、この時の記念写真です。

きっと、何処を歩いても泣いてしまうだろう母を気遣って

息子は、職場の旅行でディズニーシーに行くという道を

つくってくれたのかもしれません。

しかし、命日の前日はどう考えても出来過ぎだよ…

あなたが、母にこれも乗り越えてと言っているのですね。

何があろうと、お母さんは貴方のお母さんだから

母、頑張る!


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最後の夏休み

2011-08-18 21:49:14 | 日記
昨日は夏休み最後の日、また三浦の宿に行ってきました。

今回、初めて行ったスタッフは「昭和って感じ、いいねー」と言って

くれました。

外は暑いかったけれど、民宿は風が通り海風が涼を運んできてくれ

ました。

私達は、宿の方が出して下さった三浦スイカを食べながら講演会に

思いを馳せていました。

海が見えて、小さな灯台が見えてちょっとした旅気分を味わい

ました。

来て下さる皆さんも、そんな気持ちになってもらえたらいいなー

先日、ブログに冷蔵庫もないと、気にしていたら「イスキアだって

冷蔵庫はありませんよ」とメールを頂き、嬉しくなりました。

そうだよね、イスキアみたいと思えば、何だかこんな不便さも

いいじゃん!と思えてきました。

8日間の夏休みを、全部準備に使ったけれど、それでもまだまだ

です。

たくさんの人に支えられて、大変だけど楽しい!

しかし、今日コンビニに買い物に行って、店をだいぶ出たところで

「お客さーん」と呼ぶ声に、振り返るとコンビニの店員さん…

忘れ物でもしたかしらと思っていたら、「お客さん、カゴを…」

その言葉に、我が左手を見たら、しっかりコンビニのかごを

提げて、右手に買ったビニール袋を提げていました。

「あー。すいません」とカゴを返しながら、 大丈夫かしら私と

プチ自己嫌悪…

こんな私の主催なので、何が起こるかわかりません。

スリルとサスペンスと大ボケがあっても、許して下さいね。

頑張りま~す!

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お盆に…

2011-08-15 23:07:51 | 日記
昨日は、お墓参りに行けない主人と私にかわり息子が行ってくれました。

何と息子は、一時間半も墓掃除をしたというのです。

そして、最後にお墓の前でコブクロの桜を大声で歌ったというのです。

さぞや、おじいちゃんおばあちゃんは驚き、喜んだことでしょう…

夜遅くに帰ってきた息子は、「広島に日帰りはマジきついよー

3時間しかいなかったんだぜ」と、言ってましたが、どこか晴れ晴れと

した顔をしてました。

そして、「お母さんは、お父さんの辛さ分かってないだろう」と

両親を亡くし一人になった父親の心の内を、彼なりに感じて帰って

きたようですた。

私は、親ばかに「何か、いい子に育っているじゃん!」とちょっと

嬉しくなりました。

 お盆を迎える為に、被災地の行方不明者のご家族は区切りを

つけようと、お葬式を出したそうです。

遺骨のかわりに手紙を入れたとか…

何だか戦争で亡くなった人のようです。

死は、100%遺された側の問題です。

被災地の人達が、心静かに大切な人の死を受け容れらる日が

いつの日か訪れることを祈らずにはいられませんでした。
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心を込める

2011-08-14 06:49:07 | 日記
昨日は、講演会に向けてのスタッフ会議でした。

宿泊でない講演会の時なら、こんなに集まらなくても出来てしまうの

ですが、やは宿泊の講演会は全く違う面があります。

会場となる宿が、昔ながらの民宿で、宿の人達はすごくいい人なの

ですが、お部屋に冷蔵庫があるわけではないし、民宿を知らない

若い人はびっくりかもしれません。

お宿が古く(私は個人的には好きなのですが)ご不便をかける分、

スタッフのみんなが心を込めてお迎えしようと、皆まるで夏休みの

宿題の様に、自宅でいろいろ準備してくれています。

「こういうことをやってる時間が楽しくて!」と…

何回も講演会を主催してこられた方が、講演会は過程が大事なのと

言っていたことが、今よく分かりました。

そして、ブログにも書きましたが、登山家の栗城さんが頂上に

着いた時の、辿りつかせてもらったと言う言葉が、私の心の中で

深く響いています。

本当に、この宿泊の講演会をさせて頂けることに、感謝一杯です。

有難うございます!

宿泊の講演会の準備は大変ですが、その分スタッフの絆が強くなって

来ていることが、実感でき嬉しくて仕方ありません。

雪のイスキアのスタッフのあの結束力は、どこから来るのかと思って

ましたが、宿泊の講演会を4~5回もやられているからなんですね。

講演会を前に、あたふたしている私を見て、息子が今日日帰りで

福山までお墓参りに一人で行ってくれるといいます。

大きくなったものだと目を細めながら、感謝してます。

心響く集いとなることを、信じて頑張りまーす!



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