そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ザクロの実

2006年10月19日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
ザクロが熟してきました。
ルビーのような実は食べられますが、甘いのとすっぱいのがあります。

もし、何も知らずに初めて食べたのがすっぱい方だったら・・・
もう二度と食べたくな~いとなること間違いなしです。


先日は「お部屋に飾ってね」と、こんなのを頂きました。
とても綺麗です。

恐る恐る口に運んでみると、甘い! ラッキー!! 私、大好きなのです。

せっかくなので、一日飾っておきました。
その間につよっさんのブログを見ていると、ざくろが登場。

赤い実の数を数えようとしたけれど、挫折されたとか
だいぶん大きいサイズの物だったようなので、無理ないなあと思いました。

私のは8センチくらいの小ぶりのだったので、数えてみようと思い立ちました。

しかし実際にやってみると・・・・小さいとはいえ、数を数えながら食べるというのは、どうもねぇ~~美味しくなかったです。
せっかく大好きなザクロだったのに

さて皆さん、何粒あったと思われますか?



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カラスウリのランタン

2006年10月18日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
ハロウィンの日が近づきました。今このブログのタイトル部分に載せているのは、カボチャならぬカラスウリの実でこしらえたランタンです。

去年の今頃、カラスウリでこしらえたランタンを載せたところ、大人気(?)でした。
ミカンでこしらえたり、ついにはピーマンで造った人もいて、とても楽しかったです。


これはその時に造ったカラスウリランタンを、枯れ枝に飾ったところです。

中にローソクを入れていますが、顔の形には切り抜いていません。

これの一つ一つは、こんな感じです。



そしてミカンでこしらえたのは、こんなでした。



懐かしい想い出です。

去年も見てくださった方には、同じものをお見せして申し訳ありませんでした。

今年初めてご覧になる方、よかったらぜひ造ってみてくださいね。
もう少しすると、大きなミカンが出回ります。ミカンなら簡単に出来て、楽しいですよ!

ローソクを立てる部分は、外から画鋲を刺しています。
(この方法は、時々コメントを下さる、まめこさんに教えていただきました。)
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ゴキヅルの実とタネ

2006年10月16日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
全身が緑のドングリかと思うようなモノですが、ゴキヅルという植物の実です。
漢字で書くと「合器蔓」。
合器とは蓋のある器のことだそうです。

何故そんな名前が付いたのでしょう?
それはね、こういうことなんですよ。

実が熟すと、真ん中の線の所からパカッと割れて、中からタネがでてくるという仕組みです。
そんな実の姿から付いた名前のようです。

こんな面白い植物、他にもあるのでしょうか?

何年か前にこのことを知ってから、興味津々で、一度でいいから実物を見たいと思っていました。
そしたら、遠くに住む親友が見つけて送ってくれたのです!

ですから、生えているところの写真は無いのですが、もう少し全体像を見てください。

こんなのがいっぱい実って揺れている姿を想像すると、楽しくなりません?

ご覧のようにつる性で、ウリ科なので、カラスウリやスズメウリの仲間です。
花は白くて小さいのが咲きます。

水辺のジメジメしたところに生え、以前は邪魔になるくらい見られたようですが、だんだん姿を消して、すっかり珍しくなってしまいました。
大阪の淀川のほとりには、まだ生えていると聞きましたが・・・



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珍しい「ヘビウリ」

2006年09月09日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
近所の友達がもってきてくれた、カラスウリの仲間の「ヘビウリ」の実です。名前がちょっと気持ち悪くて、申し訳ないのですが珍しいと思うので・・・

明治の頃にインドからやってきて、観賞用に定着したようです。
カラスウリの仲間とのことなので、検索してみると花は確かにそっくりでした。

こちらで、きれいな写真が見られます。
京の散歩道
この写真の実も、曲がっている部分を伸ばして含めると80センチはあります。
1メートル以上にもなるようですが、ヘビがとぐろを巻いたような形になるものもあって、こんな名前がついているとのことです。

食用にもなるらしいのですが、食卓に上ってから「これナニ?」と聞かれると、ちょっと返事に困りますね?
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森の中の大きさ比べ

2006年09月05日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
森のエビフライって、ご存知ですよね?
地に落ちたマツボックリを、ネズミやリスや鳥たちが食べた跡の姿です。
ほんもののエビフライにそっくりで、美味しそうでしょう?

これは、下の写真のグンバイナズナと一緒に「私の回り道」のかぜくささんが送ってくださったものです。

写真で見ると車海老と芝海老くらいの差がありますね!?
小さいのはカラマツのマツボックリで、4センチくらいしかありません。


これがグンバイナズナマメグンバイナズナの実です。

共にペンペングサの仲間です。
大きい方の実は1.5×2センチで小さい方は3×3センチ(これは間違い!かぜくささんがご指摘くださったように0.3×0.3センチです。10分の一ですネ!)くらいです。


大小といえば、これが極端です。
私が持っているマツボックリの中で最大のものと最小のものです。
あいにく名前は判らないのですが、大きい方が私の手のひらから完全にはみ出すサイズなので、小さい方をご想像くださいね。




大きさ比べということで、水滴も大小仲良く並んでいるのを見てください。

カラスノエンドウが生えていた頃に、蔓についていたのをみつけました。
右の方にもう一つ小さいのがついているようですね?
中身がぎっしり詰まっているみたいで、重そうです。


最後はドングリです。
このブログのイメージ写真にも載せているので、お馴染みと思います。

大きいのがオキナワウラジロガシで、小さいのは多分コナラ、そして左手前のはメタセコイヤで通称メタボックリです。
メタセコイヤの大きさがが2×2,5センチくらいです。

オキナワウラジロガシは、殻斗も風格があり磨くと焼き物のようになります。
こんな大きなのが落ちてきて頭に当たると、さぞビックリするでしょうね
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夏のドングリ

2006年07月25日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
晩春に花が咲いたコナラにも、今はもうこんな小さなドングリが出来ています。
しっかりと木にしがみついているような姿が、いじらしく感じられます。

この木は、薪や炭になったり、シイタケの栽培をするのに使われて、以前は馴染み深いものでした。

ドングリは、花が咲いて受粉してから、いわゆるドングリになるまでに2年もかかる木と、1年でOKの木があります。
コナラは1年型です。

2年かかるものは、今年の春に受粉しても、今頃はまだ小さくてドングリの形にはなっていません。
来年の春になってもまだかっちりと殻斗に包まれたままで、夏になってやっと膨らみ始めるのです。

クヌギやアベマキといった、丸っこい大きなドングリは2年型です。あれだけ大きくなるのには、やっぱり時間がかかるのでしょうか?


どんな形かな?と思われた方は↓をどうぞ
木の実の図鑑・どんぐり写真館
ドングリの知識が満載の楽しいサイトです♪



この木の足元では、ヘクソカズラがたくさん咲いていました。
気の毒な名前の代表として同情されているので、よくご存知でしょう。(花の大きさは1~1,3センチくらいです)

こんな有名な花(?)でも、よく見ていないと気づかないことというのはあるものです。

恥ずかしながら、今年初めて気がついたことなのですが・・・

上の写真と見比べてみてください。
どこか違うでしょう?

そうなんです、花の中心の赤いところの形が、こんなに違います。
ほとんど丸いのと、五角形があったのです。
大発見というほどではありませんが、ちょっと「へ~!」と思いました。


秋にはこんな実がなります。
リースなどに使われて、お役立ちです(実の大きさは5ミリ前後です)。




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アメリカフウロのタネの仕組み

2006年06月08日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
先日もご紹介したアメリカフウロですが、タネの仕組みがどうにも気になってならないので、観察してみました。

一枚目の写真は、花と若い実と、その出来始めです。
花が咲き始めたのは約一ヶ月ほど前。実が出来始めたのは、それから2週間ほどたってからでした。


これは先日の写真です。


このときは、巻き上がった莢の先に付いているのはタネだと思っていました。
ですので記事にも、せっかく元気良くまくれ上がったのに、タネはなぜ飛んでいかないのか不思議だと書きましたね。

しかし、そんなはずはないと思い、気になってしかとながめて見ました。

するとどうでしょう

タネはどこかへ行ってしまって空っぽの莢が残っているのでした。

やっぱり、裸のタネが並んでいたわけではなかったのです。

そういえば、前の写真をよく見ると、タネらしき物体に毛が生えています。
毛の生えたタネなんてありませんから、莢に入っていたのですよね~(笑)

タネと莢をつないでいた糸のようなものの名残がくっついているのも見えます。

ではこの莢の中に入っていたタネは、どんなものでしょうか。
ちょっとネバネバしていて硬い莢の根元から、ちぎってみました。
それを上下ひっくり返して、見えやすいようにアジサイの茎に挟んで写したのがこれです。


つまり2枚目の写真のタネのような部分をちぎって裏側から見たのがこれなんです。

タネを飛ばして何日かすると、まくれ上がっていた莢の残骸は落ちてしまいます。
2枚目の写真の左側のすとんと立っているのが、その最後の姿です。

マクロ撮影をしていなかったら、もしかすると気づかぬままの世界だったかもしれません。



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これ何だの答え

2006年05月30日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
この写真を見られたら「な~んだ」と思う方がいらっしゃるのでは?
そうです、答えは「ヤエムグラ」

あんなにクローズアップすると、何か判らなくなりますネ。

これを写したときも、Gパンにいっぱいくっつきました。
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タネの季節

2006年05月28日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
またタネの話です。これはアメリカフウロ、やっと大阪でもこんな形になり始めました。

実が熟してくると、くるりと巻き上がってタネを飛ばすタイプです。
色がきれいなので、茂みの中でも目に付き易いです。
ゲンノショウコの実もよく似ています。


これは、私が長年憧れていたグンバイナズナ。友人が見つけて送ってくれました。
普通のナズナ(ペンペングサ)の実に比べて、5倍くらいの大きさでしょうか。
縦1,2センチ横1センチという大きなものです。

相撲で使う軍配に形が似ているので、この名があるようです。
草丈は20~60センチと図鑑に書いてありますから、立派なものでしょうね。

他にマメグンバイナズナというのがありますが、こちらは実が3ミリくらいだそうです。


さてこれな~んだ?


オオイヌノフグリが話題になりましたが、これもちょっと似ていますね?
でも、トゲトゲがあって、ヒッツキムシの一種なんですが・・・
今の季節、草むらに入るといっぱいくっついて取るのが大変です。



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花が終わって

2006年05月26日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
梅雨めいた空の下で、春の花たちはタネ作りに余念がありません。

これはシロツメクサです。受粉を終えた花は、外側から順に首を垂れていきます。
「ああ疲れた、やれやれ」というところでしょうか?
きれいなスカートをはいているみたいですネ。

その側のオオイヌノフグリも、実が茶色くなり、割れてタネが姿を見せています。
今頃はもう、こぼれているかもしれません。


カラスノエンドウも茎は枯れ、マメの莢は黒くなりました。
よじれてタネを飛ばすタイプなので、こんな姿がたくさん見られます。
あれ、飛んでいけなかったタネがひとつ、残っていますね。


マウスオンで下の画像もご覧下さい。
もうお馴染みのマメたちです。
いちばん大きいのがカラスノエンドウ、マメが2個入っているのがスズメノエンドウ、いちばん小さな黒いマメはカスマグサです。


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ブドリさんが、TBされています。
東京の代々木公園の噴水がつくる二重の虹の写真です!
とてもきれいです!!
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